不動産屋さんなどで表示されている「徒歩◯分」とは、徒歩の平均時速から計算されていますが、年齢や性別によって徒歩の平均時速が違うため、実際にかかる時間も異なります。
自分が歩く速さは徒歩の平均時速と比べてどのくらい違うのかを把握しておけば、ある程度正確な到着時間を掴めますよね。
ここでは徒歩の平均時速に関する以下の項目を詳しく紹介しています!
- 人の徒歩の平均時速はどのくらい?
- 不動産屋などの「徒歩〇〇分」ってどんな計算?
- 徒歩と自転車の平均時速はどのくらい違うの?
- 徒歩の時速を上げるためにできること&気をつけること
私は運動が苦手です。周囲の人がびっくりするほど走り方も変です!
唯一まともにできるのは徒歩!歩くのは大好きです。走ると笑われるので、どうにかして早く歩けないものかと日々考えながら歩いています。
今回は、徒歩について詳しく調べてみました。自分の徒歩を管理することも目的です!
最近は子供の小学校の行事のときに、学校までの道のりをひたすら歩きます。
自転車で走ったらどれくらい楽だろう?と思うのですが、残念ながら自転車も苦手なので、乗ることを避けています。小学1年生の息子と一緒に自転車を練習してみようかな…。
まずは徒歩の平均速度からお知らせしていきます!
目次
意外?妥当?人の徒歩の平均時速はどのくらいなの?
時速とは、一時間でどのくらい移動できるかを示したもので、
「km/h(キロメートル毎時)」と表示します。
例えば2km/hと表示されている場合は、1時間で2キロメートル移動できることを示します。
徒歩の平均時速は、体格・運動能力・自然環境などによって変わります。
- 子供の徒歩の平均時速:1~2km/h
- 成人の徒歩の平均時速:4~6km/h
- 高齢者の徒歩の平均時速:1~1.5km/h
子供の平均時速については小学生の低学年なのか、高学年なのかによっても異なりますので、あくまでも目安として考えてください。
他にも色々なことが影響して徒歩の時速が変わります。
- 深い雪の上を歩く時は普段の2倍くらいの時間がかかります。
- 追い風が吹いていると、いつもより早く歩けます。
- 私の息子(小学1年生)は、学校から帰って来るときの荷物が多いといつもより30分ほど遅く帰ってきます。
このように、いつも一定の時速で歩くわけではありませんよね。
徒歩で移動するときの状況によっては自転車を使うかどうか迷う事もあります。
徒歩で移動するには少し遠くて大変そうな場合や徒歩では時間に間に合わない場合は、自転車を使った方が良い場合もありますよね。
そこで、徒歩の平均時速と自転車はどのくらい違うのか比べてみました!
自転車の速度は?徒歩と自転車の時速を比較してみた!
ママの足・自転車!維持費もかからないし、徒歩よりも疲れずに早く移動できる素晴らしいアイテムです!
徒歩の平均時速と比べてみると、自転車の平均時速はこんなにも違いがあり、自転車の種類によって異なります。
- ママチャリの平均時速:約15㎞/h(徒歩の約3倍)
- 電動アシスト付自転車の平均時速:約10㎞(徒歩の約2倍)
- ロードバイクの平均時速:約30㎞/h(徒歩の約6倍)
ロードバイクの場合は住宅地を走行する自動車と同じくらいのスピードで走行できるようですね!
電動アシスト付自転車よりもママチャリの方が速いのには驚きました!
電動自転車を持っている友人の話では、
「子供を2人乗せても軽々坂道を上がれて楽だよ~!」
ということだったので、ママチャリよりも軽々走れる電動アシスト付自転車の方が速いイメージだったのですが…。
電動アシストはペダルを漕ぐ力をサポートすることが目的で、早く走ることは想定していないそうです。
徒歩では間に合いそうもない場合は、自転車の時速を参考にして自転車を活用すると良いですね!
でも、徒歩の場合は個人差があり、自転車も種類や漕ぎ方などで差が生じるため、確実な目的地までの時間を判断するのは難しいものです。
不動産屋さんなどでよく表示されている「徒歩◯分」とは、何を基準に計算されたものなのかを理解しておけば、自分の場合はどのくらいの時間で着くのかを判断できるようになります!
「徒歩◯分」の表示は何を根拠に計算されたものなのかを詳しく解説します。
不動産屋の「徒歩〇分」って時速いくらで計算されているの?
私はこれまでの人生で30回ほど引っ越しをしていますが、
「徒歩〇分って、全然合ってないじゃん!」
ということが何度かありました。
実は不動産屋が「徒歩〇〇分」と表示するための明確な決まりがあります。簡単にご紹介します!
- 徒歩80mを徒歩1分に換算する。
- 直線距離ではなく道路に沿って測定した距離を元に計算する。
- 信号待ちの時間は考えない。
- 踏切などで遠回りが必要なときは、その距離も含めて計算する。
- 坂道などの歩くのに時間がかかる道路があっても、道路の距離で計算する。
ということは…不動産屋が表示している徒歩の時速は80m×60分=時速4.8㎞です。結構早いな…。
ちなみに、Googleマップを使うときにも「徒歩〇分」という表示が出てきます。
こちらは信号待ちなども計算に入れた表示となっているそうです。
しかし!Googleマップは徒歩の時速を5㎞で計算しているそうです。1時間に徒歩で5㎞進むのは相当早いイメージです!
設定が速いとはいえ、信号待ちなどの時間も計算に入っているので、正確に近い結果が表示されることが多いです。
徒歩の時速を計算する目的や人によって、時速を何㎞に設定するかに違いがあることがわかりました。
「徒歩〇分」と表示されていても、なるべく早く目的地に着きたいと思うことがありますよね。
徒歩の時速を上げる方法をご紹介したいと思います!
必見!徒歩の時速を上げたいなら気をつけたいこと
徒歩の時速を上げたくていきなり無理をして歩くと、体に影響が出ることもあります。徒歩の時速を上げる方法と合わせて、気をつけたいこともご紹介します!
・歩行速度の計算ができるアプリを利用する
私がダウンロードしたのは『Runtastic』で、iPhoneとAndroidどちらでも利用できます。面白いです。
歩き始めると同時にアプリを起動すると、GPS情報を元に現在地が表示され、歩行速度や消費カロリーを計算してくれます。
普段はどのくらいの速度で歩いているのか把握できるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
・注意点!事前に体をほぐしておく
突然早く歩くとストレッチや股関節などを痛めることもあります。普段から体をほぐすためのストレッチをするようにし、できれば股関節周辺の筋力トレーニングも行うと、ぐんぐん歩けるようになります!
歩行速度は健康の指標となります。心も体も元気であればぐんぐん歩けるし、体の調子が悪ければ足取りは重くなりますよね。
軽やかに歩き続けられるように、普段からムリなく歩いていきたいですね。
まとめ
徒歩の平均時速や自転車との違いなどについてまとめてみます!
- 成人の徒歩の平均時速は4~6㎞
- 徒歩の平均時速は体格・環境・運動能力などで差が出る
- 不動産屋が表示している「徒歩〇分」は、4.8km/hを想定して設定している
- 自転車の平均時速は徒歩の2~3倍
- 徒歩の速度を上げたいときはストレッチなどをして、ムリなく歩幅を大きくするなどの方法を試してみる
徒歩や自転車の平均時速がわかったことで、目的地までどれくらいの時間がかかるかを計算することができますね。
状況に合わせて徒歩や自転車などの移動手段を考える参考になれば幸いです。