【執筆者:編集部 鳥越菜生】
ブラウン系の冷蔵庫はおしゃれに見えると人気上昇中ですが、中には失敗したと後悔する人もいるようです。
冷蔵庫には定番の白やシルバーが多い中、人気のゴールド系と並んで茶系を選ぶ人が増えています。
しかし濃い茶色が多く、シンク台や家具の組み合わせのほか間取りや配置によっては、色の相性が悪かったり圧迫感の原因になったりするようです。
そこでこの記事では、冷蔵庫の色で失敗・後悔しないように、以下の項目について解説していきます。
冷蔵庫の色選びのこと
- 茶色を選んで失敗する原因
- ブラウンカラー冷蔵庫のメリット
- 後悔しない色選びのポイント
- 冷蔵庫を選ぶときの条件と注意点
冷蔵庫の選び方で重要な色以外のポイントも解説するので、ブラウンにするか悩んでいる人や購入予定の人はぜひ参考にしてください。
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目次
冷蔵庫をブラウンにして失敗するのは色の暗さと相性が原因
冷蔵庫をブラウン系にして失敗したと後悔する原因は、周囲と色が合わないため違和感があったり、暗い印象になりすぎたりすることです。
大型サイズの場合は想像以上に目立ちすぎ、設置の仕方によっては圧迫感を感じる場合もあります。
- シンク台・調理台の扉や棚の色と合わない
- 食器棚や食卓などの家具類の色と合わない
- 床・壁・天井の色と合わない
- ツヤ感が周囲と合わない
- キッチンが暗く見える
- 冷蔵庫だけが目立ちすぎる
- 白っぽい汚れが目立つ
冷蔵庫の色がキッチンに合うかどうかは、周囲の色味との相性やバランスに左右されます。
色味が暗すぎて調理台の扉や壁・床の色と合わない場合がある
ブラウンの冷蔵庫がキッチンに合わないと感じるのは、色が濃すぎて周囲の色との相性や分量バランスが良くないことが原因の場合が多いです。
造り付けのシンク台や調理台には定番の白や木目のほか、業務用に多いステンレス製の場合もありますが、茶系の冷蔵庫とも相性は良いです。
部屋の中で大きな面積を占める床・壁・天井などの内装の色味との相性も重要ですが、木材や白・クリームなどの定番色には茶色も良く合います。
家具を黒やグレーでそろえている場合もダークカラー同士で合いますが、床の色味も濃いと、部屋の大きさによっては暗い雰囲気になりすぎるかもしれません。
濃い色なので汚れが目立たないと思いきや、意外なデメリットもあるようです。
ブラウンの冷蔵庫かわいいけど唯一失敗したのは指紋が目立つ!!一日でちびたちの指紋模様がついたw
— 柚木ゆうら🍎フリーライター (@yzk0829) March 13, 2015
冷蔵庫には鏡面タイプを含めてツヤ感の強いタイプもあるので、鏡のように手で触った跡が付きやすいようです。
また内装から調理台や家具も白系で統一されていると、冷蔵庫の濃い茶色は色調の違いが強調されて目立ちすぎる場合もあります。
本日冷蔵庫が届きました(私は仕事)
別々で買って先に届いてた食器棚と並べた写真見て後悔したw
色が正反対w
食器棚買う頃には冷蔵庫の色忘れてたわwww
ブラウンやけど黒いしw
配置も考えねば… pic.twitter.com/9ZqnmzxBxc— おしず (@shi_nyanko) August 14, 2019
しかし冷蔵庫が奥側や端に配置されていると、引き締め効果ですっきりした印象にもなります。
冷蔵庫がキッチン内で浮いた存在に感じたり圧迫感が出たりするのは、設置場所やサイズ感の問題かもしれません。
間取りやレイアウトも影響 | サイズ感にも注意
冷蔵庫の茶色が合わない気がするのは、ダイニングやリビングに近い場所にあったり、設置スペースからはみ出たりして目立ちすぎるからかもしれません。
設置場所がダイニング側だったりオープンキッチンでリビングにも近かったりすると、冷蔵庫の濃い色やツヤ感が目立ち、大型だと圧迫感が出る場合もあります。
また設置スペース内に入りきらず前に出ていると周りとの調和が取れていないように感じられ、存在感が強くなりすぎる場合もありますよ。
しかしブラウン系の冷蔵庫は見た目もおしゃれで、濃い色ならではのメリットもあります。
ブラウン冷蔵庫はインテリア性の高さが魅力
ブラウン系の冷蔵庫は外側の汚れが目立ちにくいうえシックで落ち着いた印象で、インテリア性の高さから人気色として上位にランキングされています。
木目調の模様付きや上方が明るい色になったグラデーションタイプは、色味の暗すぎが気になる人にもおすすめですよ。
ツヤを抑えたマットタイプは周囲となじみやすく、触った指の跡も付きにくいです。
方位学や風水などの考え方でも、ブラウン冷蔵庫はキッチンが北東の方角にある場合は特におすすめです。
ブラウンは土を連想させるアースカラーのひとつで、自然を感じられる癒しカラーでもあるため、食を担うキッチンにもぴったりです。
高価な買い物になる大型家電なので、冷蔵庫選びで失敗しないための必須条件や、色で後悔しないための選び方のポイントを確認しましょう。
色で後悔しない冷蔵庫の選び方 | 7つのポイントと注意点
冷蔵庫の色で後悔しないためには、必要な容量や機能を備えた中から、設置スペース内に収まりメインカラーや雰囲気に合うものを選びましょう。
①必要な容量と機能が備わっているか
②キッチンの間取りや設置場所のレイアウトを確認
③作業動線から考えて使いやすい開け方か
④設置スペース内にはみ出さず収まるか
⑤冷蔵庫を目立たせたいか
⑥キッチンのメインカラーや雰囲気との相性
⑦中古の場合は製造年と保証期間をチェック
冷蔵庫を選ぶ際にはカラーに関わらず、まず必須条件として①~③を満たすかどうかで絞り込んでみましょう。
=(70×人数)+100+70
(例)3人家族の場合、210+100+70=380L
詳しくはこの記事をチェック!
設置スペースは横幅だけでなく奥行きや高さも計測し、左右のシンク台や棚などの高さと奥行きも把握しておきましょう。
機種ごとに異なるためどこが放熱面かを必ず確認し、空けるべき間隔も含めて設置可能かと、どれくらいの位置に収まるかのサイズ感もチェックしましょう。
色で後悔しないため、候補の機種の中でさらに吟味していきましょう。
人気のブラウン冷蔵庫を選ぶときの注意点と対処法
ブラウン冷蔵庫を選ぶ際は、キッチン内のレイアウトやシンク台・内装・家具などの色味との相性を考え、違和感や圧迫感が無いか判断しましょう。
目立たせたい場合は、周囲がシンプルな白や木目でも、冷蔵庫には濃い色やあえて際立つ色を差し色に選んでアクセントにするのもおすすめです。
逆に周りになじませたい場合は、ブラウン系の中でもマットな明るめの色味を選び、設置スペースからはみ出さないようサイズ感にも注意しましょう。
また家具をあとからそろえる場合は調理台と冷蔵庫の中間くらいの色味を選ぶと、全体でグラデーションになりまとまりやすいです。
昨日届いた冷蔵庫が想像以上にダークブラウンで…隣に置いてる棚ダークブラウンにしたら良かったとめっちゃ後悔…だって取り寄せしてる時間なかったんだもん(>_<)
— 水乃 (@yuduki_m) June 28, 2014
実物を見るとパンフレットやネットの画像とは印象が違う場合もあるので、できれば展示がある店舗にも足を運んでみてくださいね。
中古品の人気も高まっているので、選ぶときに注意したいポイントをご紹介します。
中古品を選ぶ場合は保証期間や製造年をチェックしよう
冷蔵庫を中古で購入する際は汚れや匂いのほか、製造年や保証期間を必ずチェックし、故障した場合の対策も考えておきましょう。
- 内側に汚れ・匂いが染みついていないか
- 保証期間が確保できるか
- 製造年は何年前か
中古販売業者では点検や洗浄にも力を入れ、独自の保証期間を設けてある場合もあります。
今日わかったこと
ヤマダ電機のアウトレットショップで売られている中古冷蔵庫は意外にお安いし、ある程度保証がついているのはプラス条件ただ…テレビはハードオフ的なところの方が安いかもな
— たがちゃん。(たがや)⊿❁☖☺︎ (@bassistTagaya46) October 10, 2020
ヤマダ電機は中古専門の自社工場を立ち上げて注目されていますが、24ヶ月の保証付きなので安心感の高さでも評判です。
購入時の保証書やレシートはしっかり保管しておきましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
しかし個人間でやり取りする場合は、製造年のほかリコール情報などにも要注意です。(※1)
「冷蔵庫の使用期間は10年が目安」と言われますが、耐久年数だけでなく部品があって故障に対応できる期間の目安でもあります。
納得できる状態のものがあれば、ぜひブラウン冷蔵庫を選んでキッチンをおしゃれにコーディネートしてください♪
結論 | ブラウン冷蔵庫はインテリアとして取り入れよう
- 失敗の原因は周囲の色との違和感や暗すぎる色味
- 配置や設置の仕方により圧迫感の原因にもなる
- 落ち着いた印象になりインテリアとしてもおしゃれ
- 家具や雑貨の色使いにより全体で調和させることも可能
- 色選びには色調や明るさのほかツヤの有無も大切
ブラウンの冷蔵庫はダークカラーの中でも落ち着いたおしゃれな印象になるので、インテリア性も高く人気です。
しかしキッチンの色使いや配置・設置状況によっては暗くなりすぎたり圧迫感が出たりして、色の選び方に失敗したと感じる人もいます。
後悔しないために、事前にレイアウトや設置スペースはもちろん、キッチン全体の色使いや雰囲気を把握してコーディネートしましょう。
7つのポイントや対処法をぜひ参考にして、わが家にぴったりのブラウン冷蔵庫を選んでください。