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ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由|発がん性あり?

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ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由

【執筆:ヨセミテ編集部】

ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由は、容器の成分が水に溶けだしたり、発がん性物質を容器に使用したり、体に悪い影響を与える危険性が考えられるからです。

しかし、国は基準を設定しており、クリアしたものだけが販売できるので、過度に心配しなくても大丈夫といえるでしょう。

そこで本記事では、ペットボトルの水を飲むのをやめた方がいいと噂される理由を、以下項目に沿って解説します。

この記事を読むとわかる!
ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由

 

  • 体に悪いと噂されるから
  • 有害物質の検出でペットボトルの水を回収する騒ぎがあった
  • 容器の成分が溶け出す可能性
  • 発がん性物質の心配

実は、ミネラルウォーターには種類があり、農林水産省が定めるガイドラインで細かく決まっているので、記事後半で紹介しますね。

   

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ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由は体に悪いと噂されるから|過度に気にしなくてOK

ペットボトルの水 危険

ペットボトルの水を飲むのをやめた方がいいとされる理由は、健康面への影響が心配されるからです。

ペットボトルの水を飲むのをやめた方がいいとされる理由
  • 過去に基準値を上回る発がん性物質が水から検出された事例があるから
  • 容器に使用している成分が水に溶け出す可能性があるから
  • 発がん性物質が容器に使用されている可能性があるから

過去に、基準値を上回る臭素酸がペットボトルの水より検出され、食品衛生法違反として回収騒ぎがあったので、安全性を疑う声があるのだと思われます。

臭素酸とは

人に対して発がん性を有する可能性があり、水に対する臭素酸濃度について国が基準値を定めています。水を消毒するときに使う次亜塩素酸ナトリウム中の不純物、または原水の処理につかう臭化物イオンの酸化生成物により発生の可能性があるのです。

現在は臭素酸の検査方法が見直され、より厳しいチェック方法に変わったようです。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
過度に気にしすぎず、便利なペットボトルの水を上手に取り入れていきたいですね。

ペットボトルの水は、国がさまざまな基準を定めていますが、実際どんな基準があるのかを見てみましょう。

ペットボトルの水は安全な基準で管理|水道水の基準も紹介

ペットボトルの水について食品衛生法では、水のみを原料とする清涼飲料水と区分され、成分規格が厳しく定められています。

清涼飲料水の成分規格
(一般規格)(※1)
項目 規格
混濁 混濁していない
沈殿物 沈殿物や固形の異物がない
スズの含有量 150.0ppmを超えない
(金属製容器包装入りについて)
大腸菌群 陰性

ほかにも、さまざまな物質の規格が細かく決められています。

アンモニウム 0.005mg/L以下であること、カドミウム 0.003mg/L以下であること、水銀 0.0005mg/L以下であること、セレン 0.01mg/L以下であること、銅 1mg/L以下であること、鉛 0.05mg/L以下であること、バリウム 1mg/L以下であること、ヒ素 0.01mg/L以下であること、マンガン 0.4mg/L以下であること、六価クロム 0.05mg/L以下であること、シアン(シアンイオン及び塩化シアン) 0.01mg/L以下であること、亜硝酸性窒素 0.04mg/L以下であること、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L以下であること、フッ素 2mg/L以下であること、ホウ素 5mg/L以下であること
(ミネラルウォーター類のうち殺菌又は除菌を行わないもの)

引用元:食品別の規格基準について(清涼飲料水)

また、表示についてもミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインに則り、以下のように表示が定められています。

一括表示で定められている内容
  • 品名
  • 原材料名
  • 内容量
  • 賞味期限(品質保持期限)
  • 保存方法
  • 採水地
  • 使用上の注意
  • 使用方法
  • 製造者等

購入者の安心安全のために、成分の規格から表示の内容まで細かく決められているとわかりますね。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
いくら厳しい基準があるといえど、開封後は不純物や細菌が混入して腐る可能性があるので、はやめに飲み切りましょう。

ちなみに同じ水でも、水道水の基準はペットボトルの水とは異なります。

水質基準に関する省令により厳しい基準が定められており、最新の知見をもとに常に見直しされているのです。

以下が水道水の基準となります。

水道水質基準(※2)
項目数
水質基準項目と
基準値
51項目 ・一般細菌
100個/ml以下
・大腸菌
検出されないこと
など
水質管理目標設定項目と
目標値
27項目 ・アンチモンの量に関して
0.02mg/l以下
・二酸化塩素
0.6mg/l以下
など
要検討項目と
目標値
46項目 ・バリウム及びその化合物
0.7mg/l
・塩化ビニル
0.002mg/l
など

水道水とペットボトルの水で、基準は違いますがどちらも安全のために厳しくチェックされるのに変わりはありません。

昔は水道水が消毒剤によりカルキ臭いといわれたりもしましたが、現在は使用してない場合が多いです。

水の安全性について確認したので、容器についても詳しく見ていきましょう。

容器に潜む発がん性物質の危険性|過度な心配しなくてOK

容器のペットボトルについて、海外では発がん性の疑われるアンチモンが使われ、飲料中に溶け出る可能性が心配される例もあります。

しかし、日本はアンチモンの代わりに別のものを使用する場合が多いので、気にし過ぎないようにしましょう。

また、アンチモン以外に容器中の物質が、飲料に溶け出す可能性を心配する人もいますが、水と同様に包装容器の規格に適合したものが使用されます。

包装容器の規格について

食品の容器や包装に使用されるプラスチック製品の安全性について、業界団体と国が定める規格に適合する必要があります。さらに、衛生試験確認証明書があって初めて容器を使用できるのです。

人々の健康のために基準が設けられてはいますが、ペットボトルの成分が溶け出る心配が消えず飲むのをやめたい人もいると思います。

その場合は、ペットボトルの水だけを飲むのをやめたり、毎日飲みすぎて量をとらないようにするといいかもしれませんね。

持ち運びが容易だったり、出先で購入できたり、便利なペットボトルの水を上手に活用していきたいですね。

 

ミネラルウォーターは種類がある|天然水や飲用水など違いを解説

安全な ペットボトル 水

ペットボトルの水は、ミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインに則り、4区分に分類されています。

ミネラルウォーター類の名称・分類
名称 原水 処理方法
ナチュラル
ウォーター
特定の水源より
採水された地下水
沈殿やろ過、加熱殺菌以外の
化学的・物理的処理を
行わないもの
ナチュラル
ミネラル
ウォーター
特定の水源より
採水された地下水のうち、
地表から浸透して、
地下を移動中・地下に
滞留中に地層の
無機塩類が溶けた地下水
ミネラル
ウォーター
ナチュラルミネラル
ウォーターが原水
品質安定目的のための
処理が行われるもの
・ナチュラルミネラル
ウォーターを複数種類混合
・ミネラルの調整
・ばっ気処理など
ボトルド
ウォーター
(飲用水)
純水・蒸留水・河川の
表流水・水道水など
処理方法に限定無し

表を見ると、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターは、必要最低限の処理だけされているようですね。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
商品の安定化目的で処理をするものもあれば、水道水を詰め替えている商品もあり、ペットボトルの水といってもさまざまな種類があるとわかりましたね。

ちなみに、コンビニでよく見かけるいろはすやサントリーの天然水は「ナチュラルミネラルウォーター」です。

コカ・コーラ い・ろ・は・す 天然水 555mlPET×24本
I LOHAS(い・ろ・は・す)


売られている商品の分類を確認するには、パッケージの品名を見ればわかります。

どの種類も厳しい規格に合格した商品が、販売されるのに変わりはないので、好みの味や目的に合わせてペットボトルの水を選べるといいですね。

 

結論|ペットボトルの水を飲むのをやめた方がいい理由は健康面の心配によるもの|気にしすぎず活用

ペットボトルの水を飲むのをやめたほうがいい理由のまとめ

 

  • 国が定める基準があるので心配しすぎなくてOK
  • 包装容器も厳しい基準をクリアして使用できる
  • 水道水とは異なる基準で管理
  • 随時基準は見直される
  • ペットボトルの水には種類があり4区分にわけられる

ペットボトルの水は、容器の成分が溶け出す可能性があったり、発がん性物質が含まれる心配があったりして、危険だと噂されますが、国が定める基準の元販売されるので、過度に気にしなくても大丈夫といえるでしょう。

また、国の基準も随時見直されているのも安心の理由のひとつです。

出かけ先でのどが渇いた時や、常備品としても便利なペットボトルの水を上手に活用していきたいですね。

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