テプラシールあるある「とっても剥がしにくい!」
激しく共感して下さる方も多いと私は信じます!テープの糊が、まぁ~!頑固!!!
私は面倒くさがりなので、諦めることもあります。
「そのうちホコリがついてベタベタが気にならなくなるまで、気長に待とう…。」
という心境です。同じ心境になる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
いやいや、きちんと調べるとテプラシールをきれいに剥がす方法もあるんですよ!
- テプラシールのきれいな剥がし方を5種類ご紹介します!
- テプラシールを貼った面によっては注意が必要です!
- 紙に貼ったテプラシールの剥がし方
- テプラシールが剥がれにくい理由
こんな内容をお届けしますので、テプラシールの剥がし方をご一緒に攻略しましょう!
実は私は、これまでの人生で約30回引っ越しをしています!子供のころは家庭の事情でしたが、大人になってからは、引っ越しはもはや趣味と化しております。そのたびにドキドキするのがこれ!
「お部屋のクリーニング代をいくら請求されるか?」
入居した後につけたキズや壁に残るシール跡などは家主さんが嫌がるポイントです。多ければ多いほど、容赦なくクリーニング代を請求されます!
でもテプラシールっていいところもあるんですよ、作って貼る時には気持ちが良いし、箱の中身などを、統一した字体で表示できるし。
私、本当は好きなんです、テプラのこと。キレイに剥がす方法さえわかれば、もっと好きになれそうです!
目次
目から鱗!テプラのシール跡の超きれいな剥がし方
テプラシールの表面を剥がした跡のベタベタした接着部分には、身近にあるものでこんな裏技が!ぜひ、試してみて下さい!
- 除光液
粘着剤を溶かすことができます。ペロリときれいに剥がれます。 - ハンドクリームを塗りこんでからこする
粘着剤と壁などの間にハンドクリームが入って、少しずつぬるぬると剥がれます。 - 中性洗剤や酢を吹きかける
テプラシールを貼っている面の素材によっては、単純に水分で剥がれることもあります。洗剤や酢は、接着剤を溶かしてくれる働きがあります。
ラップなどで覆って少し時間を置いてからの方が、無理な力を入れずに剥がすことができます。びっくりするほどきれいに、気持ちよく剥がすことができます。
除光液などがお手もとにない時は、昔ながらのスタンダードな方法に頼ってみて下さいね。
昔ながらの方法
- ドライヤーやアイロンで熱する
テプラシールの粘着剤が溶けることできれいに剥がすことができます。 - 消しゴムでこする
摩擦することで生まれる熱によってきれいに剥がすことができます。
※こちらの方法はとにかく時間がかかるので、気長に実施してみて下さい。
ご紹介した方法でも気持ちよく剥がすことができるのですが、テプラシールを貼りつけている面の素材によっては注意が必要なこともあります!
要注意!テプラシールを剥がす際のNG行為は?
テプラシールを貼りつけている面の素材別に注意点を見ていきましょう。
- プラスチック
先ほどご紹介したように、除光液を使ったり、より強い効果を求めてエタノールを使ったりすると、プラスチックが変質・変形してしまう可能性があります。 - 木材
ハンドクリームの油分や中性洗剤などの薬品は、木材につけるとシミができやすいです。 - 壁紙
様々な素材があります。溶ける・シミになる・変形するなどの可能性があります。
他に注意していただきたいのが、接着剤を剥がすために道具を使う場合です。力加減などにご注意下さい。
- 定規やヘラなど
テプラシールを貼っている面を傷つけないようにご注意下さい。 - 爪
薬品を使ってテプラシールを剥がす場合は、爪でひっかくと肌荒れの原因になることもあります。
もし間違って賃貸物件にキズやシミを付けてしまった場合は・・・、
「小さい範囲だから大丈夫。」と安心してはいけません!
ちょっとのつもりが、大きな金額になった私の体験談
テプラシールではないのですが、前に住んでいたマンションで天井についている電気カバーを割ってしまったことがあります。
電気自体の取り換えが必要ということで電気代を請求されるかと思いきや…。天井の壁紙を交換する費用も請求されました!
「古い電気を取り外したら天井に電気の型がついていた。新しい電気を取り付けたら大きさが合わず、天井の壁紙にムラができてしまい格好悪い。だから天井の壁紙交換費用も払って下さい。」
ということでした。
私の経験上、「住んでくれてありがとね~。」なんていう気の良い大家さんはめったにいません。ひとつでもミスがあれば、そこをとことん追求して費用を請求しようとするのが一般的なのです。
引っ越しの際には部屋中をチェックして、テプラシールの跡は残さず剥がすことをおすすめします!
紙に残ったテプラシールの跡を取るには?
書類や薄い壁紙などに貼ってしまったテプラシールの跡って、とても厄介ですよね・・・。
そんな時は・・・時間と手間はかかりますが、使えるのは昔ながらの方法。アイロンかドライヤーです。
※紙は濡れると破れる可能性が高いので、液体類は絶対にやめて下さい。
紙が変色・変形しないように注意しながら実施してみて下さいね。接着剤をひっかいて剥がしたくなりますが、紙が破れないように注意が必要です。
どうしても接着剤が残ってしまう場合は、消しゴムで地道にこすり続けるとやがてきれいに剥がれます。
それにしても、テプラシールはどうしてこんなにも剥がれにくいのでしょうか?最近はきれいに剥がせるシールもあるのに…と思いますよね!
粘着力を弱くできないの?テプラのテープが剥がしにくいのにはこんな理由が!
テプラの説明書にはこう書いてあります。
「シールをはる材質、その後の環境条件などによって剥がれにくくなります。」
私の想像ですが、テプラシールは剥がさないことを前提とした商品なのではないでしょうか?
というのも、私が今まで一番テプラを貼ったのは書類ですが、書類どうしを重ねて保管する時に、出し入れする力に負けてテプラが簡単に剥がれたら困ります。
親戚の場合、家の衣装ケースやキッチンのストッカーなどにテプラを貼っています。湿度や油の影響で、ペラペラと剥がれてくるようでは、使い勝手が悪くてしょうがありません。
逆によく売っている『きれいにはがれるシール』は剥がすことを想定した商品なのだと思います。
実はテプラにも『キレイにはがせるラベル』というシールが存在します。こちらは剥がすことを想定して作られたものなので、通常のテプラシールよりも粘着力が弱く、環境や材質によっては簡単に剥がれます。
剥がすことを想定してテプラシールを貼る場合もありますよね。用途にあった材質のテプラシールを選ぶことも重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最後にポイントをおさらいしましょう!
- テプラシールは、貼りつけている素材によって剥がし方を工夫する。
除光液・洗剤・ハンドクリーム・ドライヤーなど - テプラシールを貼りつけている素材がダメージを受けないように注意しながら剥がす。
- テプラシールはもともと剥がしにくい商品。剥がすことを想定している場合は、『キレイにはがせるラベル』を使用する。
引っ越し経験約30回の私がおすすめするポイントは、
「テプラシールを貼る前に、本当に貼る必要があるのかを考える。どうしても貼らなければいけないときは、剥がしやすい場所がないか探してみる」
ということです。
賃貸住宅の場合には、普段から気を使って生活することと思いますが、お子様がいるご家庭などでは、気づかないうちに汚されたり、シールを貼られたり・・・。
イライラしてしまう気持ちはよくわかります!そんな時でも落ち着いて対処法を考えると、意外と簡単に解決できたりするものです。今回の記事を参考にしていただければ幸いです!