【執筆者:編集部 田口菜月】
電話をかけて「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」のアナウンスが流れたら、auの着信拒否と考えてください。
ただし、auの着信拒否は意図的に拒否している場合と、応答できず切られた場合に同じアナウンスが流れます。
そこで本記事では、コール音無しは着信拒否なのか?の疑問解決とともに、docomoやソフトバンクの拒否アナウンスについても詳しくまとめます。
おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません
- auの着信拒否を解説|コール数についても紹介
- docomoやソフトバンクの着信拒否アナウンスのまとめ
- 電話をかけて着信拒否のアナウンスが流れた場合の対応
- 通話料について
相手が指定番号を着信拒否しているときの直し方はありませんが、そうでない場合にアナウンスが流れたときの対処法も紹介しますね。
目次
おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりませんはauのアナウンス
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」はauの着信拒否アナウンスです。
docomoやソフトバンクのアナウンスとは異なるので、以下の表にまとめますね。
au | おかけになった電話をお呼びしましたが お出になりません |
---|---|
docomo | おかけになった電話番号への通話は、 おつなぎできません |
ソフトバンク | この電話はお客さまのご都合により おつなぎできません (ほか8種類あり) |
固定電話 | 使用回線による |
指定番号を事前に拒否設定したら、着信拒否のアナウンスが流れるイメージがありますが、実際にはやむを得ず電話に出られなかった場合も流れます。
また、相手がiphoneでおやすみモードにしている場合も、着信に気づかずに出られない可能性があるのです。
集中モードの「おやすみモード」を使って、デバイスがロックされている間の着信音、警告音、通知音を消音にすることができます。
引用元:Apple
おやすみモードって
着信拒否みたいになるんや😱知らんかった😱😱😱
— 安西千絵 (@anzaichie) December 26, 2022
auでは、どういうときに着信拒否アナウンスが流れるのか、みてみましょう。
auの着信拒否が流れるパターン|コール無しは着信拒否
auの着信拒否は、以下3つのパターンがあります。
0コールやワンコールなどコール数や秒数に関係なく、アナウンスが流れた時点で着信拒否であると考えてください。
電話を受けるauスマートフォンをご利用のお客さまが以下のような場合に、「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」というアナウンスが流れます。(ご利用の機種や設定により、異なる場合があります。)
・一定時間電話にお出にならなかった場合
※電話を受けるお客さまが5G/4G LTEスマートフォン・4G LTEケータイをご利用中で、お留守番サービスEXに未加入、またはお留守番サービスEXにご加入頂いているが設定されていない場合にこのアナウンスが流れます
・着信時に拒否ボタン等を押して着信拒否をした場合
・着信拒否(指定番号拒否、番号非通知拒否等)を設定している場合引用元:auサポート
相手が電話に出られない状況だったり、時間がたち過ぎたりしても、指定番号を事前に拒否するのと同じアナウンスが流れるとわかります。
事前に拒否設定をした番号に、コール音が鳴るかどうかはauのサイトに記載がありません。
アナウンスが流れた時点で、着信拒否ではありますが、コール音だけでどのパターンなのかは判断できないです。
docomoではauと異なった着信拒否アナウンスが設定されているので、確認してみましょう。
docomoの着信拒否アナウンス
先の表で紹介したとおり、docomoの着信拒否アナウンスは「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」です。
docomoは迷惑電話ストップサービスがあり、あらかじめ登録した番号から着信があった場合、ガイダンスが流れ、すぐに自動で通話を終了させ、着信履歴も残りません。
auとはアナウンスやサービス内容が異なると、覚えておくと良いですね。
ソフトバンクの着信拒否は、ほか2社とどのように違うのかもみておきましょう。
ソフトバンクの着信拒否アナウンスは複数|通話音のみの場合も
ソフトバンクの着信拒否は、アナウンスありの場合と、アナウンス無しの場合のどちらも設定できます。
アナウンスありは、「この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません」のほかに8つの種類があり、ユーザー側で設定できます。
ソフトバンクの着信拒否アナウンス(全9種類)(※1)
①こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。
②こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。
③この電話はお受けできません。
④この電話はおつなぎすることができません。
⑤この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません。
⑥せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません。
⑦電話番号をお間違えではないですか?この電話はおつなぎできません。
⑧おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。
⑨This is SoftBank. By the customer’s request, this call can not be completed.
アナウンス無しの場合は、プープープーといった通話音が鳴りつづけ、相手に繋がらない状態になります。
ソフトバンクは、さまざまなアナウンス方法があるので、発信時に流れたアナウンスの理由を知りたい場合は、ホームページを見ると良いでしょう。
着信拒否のアナウンスが流れたら時間をおいてかけ直す
相手が事前に指定番号を着信拒否していたら、解除するのはできません。
しかし、スマホの充電が無い場合や電車に乗っているなど、やむを得ず電話に出られなかったり、着信に気づかずにアナウンスが流れたりする場合もあります。
後者の場合は、時間をおいてかけ直せば、相手につながる可能性があるので、試してみてください。
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着信拒否の場合も通話料がかかる可能性が高い
着信拒否アナウンスが流れた際に、通話料が発生するかどうかは、各社明記されておらず、断言できませんが、サイトの情報から推測はできます。
キャリア | 通話料の有無 | サイトの情報 |
---|---|---|
au | かかる 可能性あり |
お断りガイダンスが 流れたら相手に通話料が かかると記載あり (AQUOSシリーズ)(※2) |
docomo | 画面上に通話中と表示 されたら通話料が発生 |
|
ソフトバンク | ー(明記なし) |
明確な記載がありませんが、着信拒否アナウンスが流れた場合、通話料がかかると考えていた方が良いかもしれません。
また、表では明記なしのソフトバンクも、携帯の留守電再生時にガイダンスが流れたとき、通話料が発生すると記載があります。(※3)
そのため、ソフトバンクもガイダンスが流れたら通話料がかかると思っていた方が良いでしょう。
結論|おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりませんはauのアナウンス|コール無しは着信拒否と考える
- au・docomo・ソフトバンクで着信拒否のアナウンスは異なる
- コール数に関係なくアナウンスが流れた時点で着信拒否と考える
- 着信拒否にも種類がある
- 着信拒否のアナウンスが流れたら時間をおいてかけ直してみる
- アナウンスが流れたら通話料がかかると思った方が良い
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」は、auの着信拒否のアナウンスです。
docomoやソフトバンクは、それぞれ別のアナウンスが設定されています。
コール音に関係なく、アナウンスが流れたら着信拒否だと考えられますが、事前に拒否設定しているのか、やむを得ず電話に出られなかったのかはわかりません。
着信拒否のアナウンスが流れた場合は、時間を置いて再度電話をかけてみて、様子を見るようにしてください。