【執筆者:編集部 松洋子】
ねるねるねるねは色が変わり膨らむユニークな見た目から、体に悪い影響があるのではないか心配する声も少なくありません。
しかし合成着色料・保存料不使用で、食品添加物の重曹を使い自然に起こる化学反応を楽しむお菓子として定着しました。
この記事では、ねるねるねるねを美味しく楽しむために知っておきたい次の項目について解説します。
ねるねるねるね のこと
- 体に悪い・まずいと言われる理由
- 天然の着色料で化学変化を起こす
- 栄養成分や食品添加物について
- 知育菓子(R)の楽しい遊び方
ねるねるねるねって「まずいのでは?」「甘いし太るかも」など成分が気になる人、知育菓子(R)は他にどんな種類があるのか知りたい人はぜひ最後まで読んでくださいね♪
目次
ねるねるねるねは体に悪い?|化学変化の成分とは
ねるねるねるねは個性的な見た目から体に悪いのではないかと思われがちですが、合成着色料・保存料は一切使用していません。
色が変わる | 天然色素を使った化学反応 ・紫キャベツの葉 ・クチナシの果実 ・スピルリナの藻 |
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もこもこ膨らむ | 重曹とクエン酸の化学反応 |
▼ねるねるねるね ソーダ味・ブドウ味
ねるねるねるねは合成着色料不使用なのになぜ色が変わるのか、その理由について解説します。
合成着色料・保存料不使用|紫キャベツで着色も
ねるねるねるねは体に悪いとされる合成着色料・保存料不使用で紫キャベツやブルーベリーに含まれるアントシアニンの特徴を活かし着色しています。
青色に変わる | ①の粉に水を入れる アントシアニン(中性)と 重曹(アルカリ性)の反応 |
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赤色に変わる | ②の粉を加える アントシアニン(中性)と クエン酸(酸性)の反応 |
スピルリナの藻はどんな成分?
スピルリナ青は健康・栄養成分が豊富な高塩分の湖に繁殖している藻で、食品用の天然着色料です。ソーダー味のアイスにも使用され、食べても舌が青くなりません。
ねるねるねるねを混ぜると膨らむのはなぜか、食品添加物の重曹が関係しているようです。
食品添加物の重曹とクエン酸が混ざると膨らむ
ねるねるねるねは重曹とクエン酸の反応で天然ガスが発生し、もこもこ膨らむ自然な化学変化を楽しめます。
ふくらし粉として使われている重曹は食品添加物であり、厚生労働大臣が指定したもののみ使用可能となっています(※1)
学生さんに教えてもらって、26歳にして初めてのねるねるねるね😂しかも大人ver. のワイン味🍷この歳にして駄菓子にハマってしまうかも…💭 pic.twitter.com/zSBPCfynUa
— ゆり香@LisAir (@yrk_prive) October 5, 2022
ねるねるねるねのパッケージには、子供たちに向けて色が変わる仕組みが書いてあり実験のようで興味がわきそうですね。
気になるカロリーや、カルシウムの含有量なども合わせて確認してみましょう。
太る心配より虫歯に注意|カルシウムは微量配合
ねるねるねるねは低カロリーですが、歯にくっつきやすいキャンディチップやラムネを使用しており食べ過ぎると虫歯になる可能性があります。
砂糖を含んだ食品をだらだら食べてしまうと、お口を清潔に保てないので気をつけましょう。(※2)
ねるねるねるねソーダ味のカロリーとカルシウム含有量は以下の通りです。
- エネルギー:98kcal
- カルシウム:31mg
ねるねるねるねのパッケージには「カルシウム配合」の文字がありますが含有量は31mgにとどまっています。
成人 | 成長期の子供 |
---|---|
600〜800mg | 700〜1000mg |
成長期の子供においてはカルシウムの多いおやつを食べさせたいので、ねるねるねるねはお楽しみとして時々食べるのが良さそうです。
ねるねるねるねは、子供の好奇心を育てる知育菓子(R)としてうれしいメリットが期待できるようです。
ねるねるねるねなど知育菓子(R)の種類や効果
ねるねるねるねは体に悪い成分は少なく、子供の好奇心をかき立てる知育菓子(R)として人気があります。
知育菓子(R)の メリット |
個性を伸ばす |
---|---|
失敗を楽しむ | |
違いを尊重する |
その他の知育菓子(R)シリーズも合成着色料・保存料不使用で、健康に留意した成分で作られています。
知育菓子(R)の種類とさまざまな楽しみ方
ねるねるねるねの他に知育菓子(R)の種類は豊富にあり、子供たちを飽きさせない工夫がたくさんあります。
▼たのしいおすしやさん
8歳児だから知育菓子作ったなの😄
おいぴー✌️ pic.twitter.com/oGihjbrCrq— 無欲乃犬吠埼☀️🦴 (@inubouzaki_syou) October 10, 2022
▼つくろう!おべんとう
知育菓子(R)は種類によって卵や小麦を使っている商品がありますので、アレルギーが心配な場合はパッケージをよく確認してください。
その他、子供と手作りしたいおやつとして以下の記事も参考にしてくださいね。
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結論|ねるねるねるねは体に悪い・まずいは誤解
- 合成着色料・保存料不使用で体に悪いと言われるのは誤解
- 紫キャベツの成分で化学変化を起こし色が変わる
- 食品添加物である重曹の性質を使ってふくらましている
- カルシウム含有量は少なく低カロリーで太る可能性は低い
- 知育菓子(R)は子供の好奇心や創造力を育てる効果あり
ねるねるねるねはユニークな見た目で体に悪いと思われがちですが、合成着色料・保存料不使用で健康に気遣った成分で出来ています。
変色したり膨らんだりする化学変化は、天然の着色料や食品添加物を使っています。
低カロリーで太る可能性は低いですが、食べ過ぎは虫歯になるので気をつけましょう。
ねるねるねるねは30年以上前からあるロングセラー商品で、お父さんお母さんも遊んだ記憶があるかもしれませんね。
知育菓子(R)は親子で取り組める体験型お菓子なので、子供の個性を伸ばしたり失敗を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。