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食材・料理のQ&A

キャノーラ油は体に悪い?デメリットや危険と言われる理由とは

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料理・食材
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キャノーラ油 体に悪い

【執筆者:ヨセミテ編集部】

キャノーラ油は必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸であり食事で摂取するべき脂質ですが、摂りすぎると体に悪いと言われています。

植物油の加工や、精製過程において生成されるトランス脂肪酸の危険についても注意が必要です。

この記事では、健康に留意しながら脂質を摂るために知っておきたい次の項目について解説します。

この記事を読むとわかる!
キャノーラ油 のこと

 

  • 体に悪い油と言われる理由
  • 摂りすぎのデメリットとは
  • トランス脂肪酸の危険性
  • 良い油と悪い油の見分け方

キャノーラ油を摂りすぎるとどんなデメリットがあるのか知りたい人、体に良い油・悪い油の見分けがつくようになりたい人は最後まで読んでくださいね。

   

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キャノーラ油の過剰摂取は体に悪い影響がある

キャノーラ油 危険

キャノーラ油のようなオメガ6脂肪酸を毎日摂っていると、リノール酸の過剰摂取により体に悪い影響を及ぼしかねません。

キャノーラ油の過剰摂取が
体に悪いと言われる原因
リノール酸 動脈硬化・免疫低下
アラキドン酸 アレルギー症状
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
キャノーラオイルとは菜の花の種から取った菜種油のことで、主要生産国はカナダやオーストラリアです。希少ではありますが、国産品種の菜種油も販売していますよ。

▼国産品種の菜種油

キャノーラ油に含まれるオメガ6脂肪酸は、人の体内でつくることができないので食事から摂るべき脂肪酸です。

必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸は摂りすぎの傾向も

キャノーラ油に含まれるオメガ6脂肪酸は、過剰摂取すると動脈硬化やアレルギーの原因になり体に悪いと言われています。

オメガ6脂肪酸は必ず摂らなくてはならない必須脂肪酸ですが、現代人は摂りすぎの傾向にあります。(※1)

オメガ6系脂肪酸を含む油脂
  • コーン油
  • 大豆油
  • 綿実油
  • グレープシードオイル

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
キャノーラ油で揚げると油っぽくないので、つい食べ過ぎてしまいますね。オメガ6が多く含まれるので嗜好品程度にし、毎日食べないようにしましょう

その他の必須脂肪酸には、体に良く積極的に摂りたいオメガ3脂肪酸があります。

3・6の数字は成分の違い?

脂肪酸は炭素と水素が結びついて連なっており、元素単位で見た際の二重結合が始まっている番号でオメガ3・オメガ6といった呼び方をしています。

植物油の加工や精製過程で生成されるトランス脂肪酸についても、理解しておきましょう。

トランス脂肪酸の危険性|日本人摂取量はごく微量

トランス脂肪酸を過剰摂取すると、心疾患の発症リスクが高まるなど体に悪い影響がある可能性があります。(※2)

トランス脂肪酸は、以下のような食品に含まれていると言われています。

トランス脂肪酸が生成される原因と食品例
原因 食品例
天然に含まれる 牛肉・羊肉・牛乳・乳製品
水素添加の加工 マーガリン・ショートニング
植物油の精製 サラダ油など精製した油
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
日本人が摂取しているトランス脂肪酸の平均は、総エネルギー摂取量の0.3%とごく微量です。通常の食生活ならば、健康への影響は小さいと考えられています。(※3)

▼日清キャノーラ油

日清ではトランス脂肪酸の含有量を2%までとし、世界的に厳しいデンマーク基準を目標としています。

極端に脂肪の多い偏った食生活をしなければ、トランス脂肪酸の過剰摂取になる可能性は低いでしょう

市販ドレッシングは?

市販のドレッシングには、オメガ6が多く含まれています。野菜を食べる際には、摂り過ぎに注意しましょう。亜麻仁油で手作りするのもおすすめですよ♪

オメガ6脂肪酸を摂りすぎなければ、体に良い機能も期待できます。

 

キャノーラ油の効果|積極的に摂るべき油も紹介

キャノーラ油 デメリット

キャノーラ油のオメガ6脂肪酸は、私たちの健康に欠かせない細胞膜の材料になる成分が含まれています。

キャノーラ油に含まれるオメガ6の効果
リノール酸 血中コレステロールの低下
アラキドン酸 認知機能の改善
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
毎日大さじ1杯が適量ですが、通常の食事をしていればオメガ6脂肪酸は目安量に満たしているようです。

オメガ3・オメガ9脂肪酸といった積極的に摂りたい良い油もあります。

不飽和脂肪酸の種類と体に良い油を選ぶコツ

植物や魚の脂から抽出される不飽和脂肪酸は適量摂ることにより、生活習慣病の予防や体重減少に期待できると言われています。

一口に脂質と言っても種類は以下の通りで、体に良い油を選ぶことが最も大切ですね。

脂肪酸の種類(※4)
飽和脂肪酸(動物性の脂) 避けたい油
・パーム油
・植物油脂
不飽和脂肪酸
(植物や魚の脂)
一価不飽和脂肪酸 体に良い油
オメガ9脂肪酸
・オリーブオイル
多価不飽和脂肪酸 体に良い油
オメガ3脂肪酸
・亜麻仁油
・えごま油
摂りすぎに注意
オメガ6脂肪酸
・大豆油
・キャノーラ油
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
積極的に摂りたいオメガ3脂肪酸は、魚・青魚に多く含まれます。EPAやDHAはコレステロール値を下げるなど健康増進に役立つと考えられています♪

オメガ9脂肪酸のオリーブオイルはオレイン酸が多く含まれ、熱に強い特徴があり揚げ物・炒め物などに使いやすいのが特徴です。

キャノーラ油の代わりにオリーブオイル使うと、オメガ6脂肪酸の摂りすぎにならないのでおすすめですよ。

近年注目を浴びている亜麻仁油はαリノレン酸やリノール酸を多く含み、体に良い油として人気があります。

体に良い成分はオメガ3脂肪酸|亜麻仁油の効果も

オメガ3脂肪酸の亜麻仁油(あまにゆ)には血液をサラサラにする効果や免疫力向上などが期待されています。

亜麻仁油やえごま油は、α-リノレン酸やリノール酸を豊富に含んだ食事から摂取したい必須脂肪酸です。

▼安全性にこだわった亜麻仁油

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
亜麻仁油は、熱に弱く酸化しやすいので加熱しないで使いましょう。体に良いと言っても、あくまで食品です。医薬品のように確かな効果が得られるわけではありません。

亜麻仁油を使ったドレッシングでサラダを食べると、目が覚めるほど美味しいですよ♪

体に良い油を選んで、バランスの良い食生活を目指しましょう。

 

結論|キャノーラ油の過剰摂取は体に悪いので注意

キャノーラ油 のまとめ
  • 菜種油は摂りすぎると動脈硬化のリスクがあり体に悪い
  • 洋菓子・揚げ物に多く含まれ過剰摂取に注意が必要
  • トランス脂肪酸含有量はごく微量で過剰摂取の可能性は低い
  • リノール酸には血中コレステロールを下げる健康効果がある
  • オメガ3・9脂肪酸など体に良い油を積極的に摂ろう

キャノーラ油は過剰摂取すると体に悪い影響を及ぼしかねないので、毎日揚げ物を食べるような食生活は控えましょう。

オメガ6脂肪酸は体内で生成できないので食事から摂るべき必須脂肪酸ですが、現代の食事では摂りすぎの傾向にあり注意が必要です。

オメガ3脂肪酸の亜麻仁油・えごま油などは健康効果が高く良い油なので、積極的に摂っていきたいですね♪

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