PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

きのこの日持ちはどのくらい?美味しく長持ちさせる方法を教えて!

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

毎日の生活のなかで、さまざまな料理に使用するきのこ類。

そのままバター炒めにしても、カレーやシチューに入れても、スープに入れてもおいしくいただけます。混ぜご飯やパスタにもぴったりなので、ひと袋買っておけばいろいろ使えて便利ですよね♪

私もきのこが大好きなので、週に二、三度は何かしらの料理に使っています。きのこを使い切れないということは滅多にないのですが、3人家族ということもあり、急に外食することになった時や主人が飲み会続きで消費が追いつかない時などはとっても困ります!

なぜって、きのこには賞味期限の表示がありませんよね!? 

どのくらい日持ちするの?見た目もにおいも問題なければ食べて大丈夫?

あなたも、気になったことがありませんか?

そこで今回は、こちらの5つのポイントについてしっかり調べてみますよ!

  • きのこはどのくらい日持ちする?賞味期限の記載がない理由は”生鮮食品”!?
  • これが鉄則!きのこを上手に冷蔵保存する3つのコツ
  • 長持ちさせたいなら冷凍保存、うま味がギュッ!調理がラク!
  • もうひと手間をプラス!きのこのオススメ”保存食”4種
  • 残念…この兆候が出たら諦め時!腐ったきのこの見分け方

ぜひチェックしてみてくださいね!

スポンサーリンク

きのこはどのくらい日持ちする?賞味期限の記載がない理由は”生鮮食品”!?

まだ一人暮らしをしていた時、自炊をすると食材が余ってしまうのが悩みでした。スーパーで売られているたいていの生鮮食品は、1パックの量が多いので、一人では消費できなくて・・・。

きのこもそのひとつ。半分しか使っていないきのこのパックからツンッとするにおいがしてしまい、泣く泣く捨てることもしばしば・・・。

私と同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか?

実は、きのこのパックに賞味期限が記載されていないのは、野菜や果物と同じ生鮮食品だからなんです。

きのこって野菜?菌??・・・それはともあれ、れっきとした生ものですから賞味期限といったものはなく、開封・未開封に限らず、買ってきたらできるだけ早く食べるのが鉄則

保存の扱いについても野菜と同様、買ってきたら冷蔵庫や野菜室に入れ、2、3日を目安に食べきります。

しかしこの時、酸っぱいにおいがする、ぬめりがあるなどの変化が見られたら2、3日しか経っていなくても食べるのはやめておきましょう

これが鉄則!きのこを上手に冷蔵保存する3つのコツ

そうは言っても、食材をその日に使い切れないこともありますよね。きのこをなるべく長持ちさせるには、どうしたらいいのでしょう?

その日のうちに使い切れない場合は、風味が損なわれないよう、次のポイントを押さえて冷蔵保存しましょう。

冷蔵保存時のポイント

  1. きのこの風味を保つため、基本的には洗わずにそのまま保存しましょう。

    ※汚れやほこりが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーなどで軽く拭き取ります。ぬめりのあるもの(なめこなど)は、サッと水洗いしてもOKです。

  2. きのこは湿気に弱いため、余分な水分を吸収できるようにキッチンペーパーで包んで保存する

私はきのこは洗わず使用していましたが、それでOKだったんですね。汚れなどが気になるからといって水につけると、水分を吸ってしまい、見た目も明らかに変わってしまいますしね。

キッチンペーパーで包むと長持ちする!これは知りませんでした。さっそく明日から試してみようと思います♪

種類別冷蔵保存のポイント

きのこの種類ごとに、適した保存方法があるのでご紹介します!

生シイタケ

生のしいたけを保存する場合、石づき(軸の先端部分)を取らずに軸側を上にして、2、3個ずつまとめてキッチンペーパーで包みましょう。そのまま(軸側を上)ジップロックなどの保存袋に入れて野菜室(7~10℃)で保存すると、約10日間も日持ちします


エノキ、マイタケ、エリンギ

パックや外装をはずし、(石づきもついたまま)まるごとキッチンペーパーで包みジップロックなどの保存袋に入れます。野菜室(7~10℃)で保存すると、約1週間日持ちします


マッシュルーム

使いやすい量(3、4個くらい)ごとにまとめてキッチンペーパーで包んでジップロックなどの保存袋に入れます。マッシュルームを保存する際の適温は2~5℃なので、野菜室(7~10℃)ではなく冷蔵室(3~6℃)で保存しましょう。約1週間日持ちします


なめこ

脱気パックに入ったまま未開封の場合は、そのままの状態でチルド室(0~1℃)で保存すれば約1週間日持ちします。開封して残ってしまったものの場合は、一度茹ででから冷水にさらし、しっかり水気を切ってからタッパーなど蓋付き容器に入れます。チルド室(0~1℃)で保存し、2〜3日で使い切りましょう

きのこの種類によって、こんなに保存方法が違うなんて知っていましたか?共通するポイントは石づきを取らないこと! ほんの一手間で1週間もおいしく食べられるなら、やらなきゃ損ですよね♪

しめじは「香りマツタケ味しめじ」なんて言われていますが、食卓に上がる事が多い食材の1つではないでしょうか?当たり前の様に日常、食しているしめじにも種類があるってご存知ですか?こちらの記事では「しめじ」について詳しく解説してるので参考にして下さいね。
参考記事しめじの日持ちは何週間くらい?種類によっても違いがあるの!?

イチオシは冷凍保存!うま味がギュッ!調理もラクラク!!

私は、正直、今まできのこを冷凍保存したことがありませんでした。ですが、冷凍保存したほうがうま味が濃縮されておしくなるそうじゃないですか!

きのこの8〜9割は水分。冷凍するとその水分が凍り、細胞膜が壊れることで酵素が働き出し、うま味が増すのだそうです。

さっそく、きのこの冷凍保存方法について調べてみました。

1 冷蔵時と同じで、きのこの風味を損なわないためには「洗わない」が原則です。
2 汚れやほこりが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーなどで軽く拭き取ります。ぬめりのあるもの(なめこなど)は、サッと水洗いしてもOKです。
3 小分けにして保存すると、調理時に便利です。

保存方法は冷蔵の時と同じどころか、冷凍の方が手間も省けそうですね!それに、冷凍することで増すうま味成分は約3倍そうです! きのこが大好きな私としては保存期間も延びるし、願ったり叶ったり。ぜひ試してみます♪

種類別冷凍保存のポイント

冷凍保存の場合も、きのこの種類ごとに適した保存方法があるのでご紹介します!

生シイタケ

パックや外装をはずし、石づき(軸の先端部分)を切り落とし、かさのみをジップロックなどの冷凍専用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。凍っていても包丁で切れるので、丸ごと冷凍しても調理しやすいですよ。保存期間の目安は約1カ月です。


エノキ、マイタケ、エリンギ

パックや外装をはずし、石づきは切り落として軽くほぐします。ジップロックなどの冷凍専用保存袋に入れて冷凍庫で保存すると、約1カ月日持ちします


マッシュルーム

パックや外装をはずし、軸がついた状態で薄切りにします。軸の切り口が変色している場合は取り除きましょう。ジップロックなどの冷凍専用保存袋になるべく平らになるように敷き詰め、密封します。保存期間の目安は約1カ月です。


なめこ

脱気パックに入ったまま未開封の場合は、そのまま冷凍庫で保存すれば約1カ月日持ちします。ただ、解凍する時、1袋丸ごと使わなければならなくなるため、あらかじめ袋を二つ折りにした状態で冷凍することをおすすめします。半分だけポキッと折って解凍することができます。

株(生)の場合は、塩を加えたお湯に、ほぐしたなめこをサッとくぐらせ、冷ましてからジップロックなどの冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。冷凍すると全体がくっついてしまいがちなので、1回で使う分量で小分けにしておくと、そのまま味噌汁などの具として使えて便利です。

こちらも保存期間の目安は約1カ月となります。

個人的には、きのこが冷凍保存できるということだけでも驚きですが、さらにうま味も増すなんて!今までやってこなかったことが悔やまれます・・・。

冷凍保存の場合は、石づきを取ってから保存が基本です。きのこは水分と繊維が多いため、凍っても、ガチガチで切れない…なんてことになりません。小分けにしておけば、使いたいときに使いたい量だけ使え、たいへん便利ですよ!

また、カットしたきのこを数種類ミックスして冷凍しておけば、混ぜご飯やきのこのソテーなど、楽に一品追加できますよ。約1カ月日持ちするので、ぜひ常備しておきたいアイデアですね。

冷凍保存に向かないきのこ

これまで見てきたように、冷凍保存すれば、保存期間が大幅に伸びてうま味もアップします。でも、食感は損なわれるので注意が必要です。

エリンギやブナしめじは歯ごたえも魅力のひとつ。冷凍すると柔らかく、ぐにゃっとした食感になってしまうため、食感を大事にしたい料理の場合は、やはり生のまま調理することをおすすめします。

もちろんうま味はアップするので、チャーハンの具にするなど、細かく刻む料理の場合は冷凍保存でもおいしくいただけます。

もうひと手間をプラス!きのこのオススメ”保存食”4種

きのこを購入してしまったけど、急な外食などで数日間使う機会がなくなってしまった場合、安売りでたくさん購入してきた場合など、すぐに使わないきのこがある時におすすめのレシピを紹介します。

種類別きのこのオススメ”保存食”

生マッシュルームのオリーブオイル漬け

保存期間:約2週間

【用意するもの】

マッシュルーム 200g
ニンニク 1片
鷹の爪 1本
塩・こしょう 少々
ローリエの葉 1〜2枚
オリーブオイル

【作り方】

1 マッシュルーム200gは石づを切り食べやすい大きさにスライス、ニンニク1片は粗みじん切り、鷹の爪1本は種を取り除いておきます。
2 鍋に、オリーブオイル大さじ2、にんにく、鷹の爪を入れ弱火でじっくり香りを出していきます。
3 マッシュルームを入れ、中火でオリーブオイルに絡ませ、軽く塩・こしょうを振ります。焦げ付かないように気を付けながら火加減を調整しましょう。
4 残りのオリーブオイル、ローリエの葉を入れ、弱火でじっくり加熱します。

マッシュルームが縮み、気泡が出なくなってきたらできあがりです。きれいに洗った瓶や食品保存容器などの密封できる容器に入れて、具材がオリーブオイルに隠れるようにして冷蔵庫で保存しましょう!

イタリアでは常備されている保存食で、食べごろは2日目あたりからです。パスタと和えるのはもちろん、パンにつけたりサラダのドレッシングとしても使えます♪

なめこ醤油煮

保存期間:作ってから10日程度

【用意するもの】

なめこ 1パック約100g
醤油 大さじ2
大さじ1
みりん 大さじ1

【作り方】

1 石づきを取り、ぬめりを軽く水洗いしたたなめこを鍋に入れ、全体が浸るくらいの水を注いで弱火でゆっくり加熱します。
2 沸騰したら、なめこ1パック100gあたり、醤油大さじ2.酒大さじ1.みりん大さじ1の割合で加え、再度一煮立ちすればできあがりです。お好みで量を調整する場合、調味料は醤油・酒・みりん=2.1.1がおいしいですよ♪
3 きれいに洗った瓶や食品保存容器に入れて、しっかり冷ましてから冷蔵庫で保存します。

そのままご飯にかけても、蕎麦やうどん、冷や奴のトッピングにしてもOK。野菜(きゅうり・ナス・生姜・ガゴメ昆布など)と合わせて「山形のだし」風にしたり、大根おろしと合わせて特製ソースにしたりしてもいいですね♪。水から弱火でゆっくり加熱することでなめこの旨味が溶け出すので、お湯で薄めてお吸い物にしてもおいしくいただけます。

エリンギ・シイタケ天日干し

保存期間:作ってから約1カ月 セミドライは冷蔵で約1週間

【作り方】

丸干しの場合 軽く湿らせたキッチンペーパーなどで埃などを取り除き、固い部分の石づきだけ切り落とします。かさの方を下にして、ネットやざるに重ならないように並べ、天日干しにします。4〜1週間で完成。セミドライにしたい場合は、約1日で完成。
輪切りの場合 軽く湿らせたキッチンペーパーなどで埃などを取り除き、石づきを取り6mm程度の輪切りにします。こちらもネットやざるに重ならないように並べ天日干しにします。2〜4日で完成。セミドライにしたい場合は、約1日で完成。
シイタケは原木栽培のものを使った方が、味とうま味が格段にアップするのでおすすめ。きのこは干すことで生より濃厚な出汁が出るようになるため、煮物、汁物、炊き込み御飯など、万能保存食として使えます。

干しエノキ

保存期間:作ってから約1カ月 セミドライは冷蔵で約1週間

石づきを取りバラバラにほぐします。ネットやざるに重ならないように並べ天日干しにします。約3日で完成。セミドライにしたい場合は、約半日で完成。

こちらもうま味がアップするので、煮物、汁物、炊き込み御飯など、万能保存食として使えます。

どれも簡単でおいしそう! これまではきのこが安売りしてても傷みを気にして1パックしか買いませんでしたが、まとめ買いして保存食にしておくと便利ですね。

残念…この兆候が出たら諦め時!腐ったきのこの見分け方

料理に使おうとしたら、鼻を突くようなツンッとしたにおいが・・・なんて経験がある人は多いのではないでしょうか?

ほかにも、液体がにじみ出てきていたり、ぬめりを帯びていたり…。

明らかににおいや見た目が変わっている場合は、きのこの劣化が進んでしまっている証拠です。残念ですがすみやかに処分しましょう

種類別劣化の見極め方

異臭やぬめりのほかに、きのこの種類別にチェックした方がいいポイントをまとめました。

生マッシュルーム かさの部分が褐色に変化し、弾力がないもの、スポンジのようにフニャっと柔らかくなったようなものは食べない方がいいでしょう。
エリンギ エリンギの菌糸が白いカビのように見えることがありますが、少し出ている程度なら問題ありません。たくさん出ている場合、カビと見分けがつかないため、食べない方がいいでしょう。
シイタケ かさの裏が黒っぽく変色してぬるぬるしている場合は劣化しています。切ると中がピンクになっている、変色した汁が出てくる場合も食べない方がいいでしょう。
エノキ すぐに頭が取れてしまうエノキは古くなった証拠です。腐敗菌が原因となっている可能性もありますので、食べない方がいいでしょう。つぶしてみて、水が滴る場合も劣化しているので食べるのはやめましょう。
なめこ 形が崩れている、黒く変色している、ぬるっとした部分が簡単に取れてしまう場合は劣化しています。真空パックで未開封の場合でも、膨張しているものは食べない方がいいでしょう。
しめじは「香りマツタケ味しめじ」なんて言われていますが、食卓に上がる事が多い食材の1つではないでしょうか?当たり前の様に日常、食しているしめじにも種類があるってご存知ですか?こちらの記事では「しめじ」について詳しく解説してるので参考にして下さいね。
参考記事しめじの日持ちは何週間くらい?種類によっても違いがあるの!?

まとめ

きのこは長持ちしない印象はあったものの、実際どのくらいなら食べられるのかまでは知りませんでした。

なんとなくにおわなければ大丈夫かなと思って使っていましたが、冷凍保存という手があるんですね!しかも、うま味もアップする上に劣化も気にしなくていいんですもんね!これからは、きのこの冷凍保存が増えそうです♪

では、最後に大事なポイントをまとめます。

  • きのこは生鮮食品なので賞味期限はない。購入後は、なるべく早く食べる。
  • きのこは風味が落ちるので水洗いしない。どうしても気になる時はキッチンペーパーなどで拭き取る。
  • 冷蔵庫で保存する場合は、石づきを取らず、湿気を吸わないようにキッチンペーパーに包んで保存する。
  • 冷蔵庫で保存できる期間は2、3日。食べる時に酸っぱいにおいやぬめりがある時は食べない。
  • 冷凍庫で保存する場合は、石づきを取り、食べやすくカットして、冷凍専用保存袋に入れる。
  • きのこは、冷凍するとうま味が凝縮されて、おいしさもUP!
  • きのこの種類によって、適した保存方法、調理法、劣化の見分け方がある。

きのこをおいしくいただくためには、もちろん、新鮮なものは新鮮なうちに!が大原則ですね。冷蔵庫に何が入っているかを把握することが、母の腕の見せ所と言えそうです。

どうしてもすぐ使い切れない場合には・・・

冷蔵保存や冷凍保存それぞれのポイントを押さえて、食材を無駄にしないひと手間をしっかり行っていきたいと思います!

日常で最もよく使うきのことも言えるしめじについては、「しめじの日持ちは何週間くらい?種類によっても違いがあるの!?」をぜひチェックしてみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました