PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

お寿司は常温保存で何時間もつ?翌日まで放置は食中毒の危険あり

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

お寿司 常温

【執筆者:編集部 柴崎マリ】

お寿司は短時間でも常温保存できません。

お寿司は傷みやすく、常温で放置すると食中毒の原因となる細菌がすぐに増殖してしまうためです。

日持ちも短いため、保存状況によっては消費期限切れの翌日にも腐ることが考えられます。

この記事では、お寿司を安全に味わうために以下の内容をご紹介しています。

この記事を読むとわかる!
お寿司のこと

 

  • 常温保存ができない理由
  • 常温で何時間までおけるかの目安
  • 腐るとどうなるか
  • 保存のコツと注意点

お寿司は保存に向かない食材ですが、冷蔵保存のワンポイントも解説しています。

ぜひ最後まで記事を読んで、放置したお寿司が食べられるのかの判断に役立ててください♪

   

スポンサーリンク

お寿司は常温保存で何時間もつ?持ち帰り時間にも注意

お寿司 日持ち

生の海鮮を使用したお寿司は、基本的に常温保存できません。

お寿司を常温における時間は、季節を問わず1時間ほどが限界だと考えましょう。

お寿司の日持ち目安
(生の海鮮を使用したお寿司)
市販品 常温 1時間ほど
冷蔵 記載されている期限内
手作り 常温
冷蔵
早めに消費
(当日中が望ましい)

生魚を使用した握り寿司は腐りやすく、多くの場合消費期限が設定されています。

消費期限:安全に食べられることを保証する期限
賞味期限:おいしく食べられることを保証する期限

購入後、持ち帰るまでに悪くなる事も考えられるので、保冷バッグと保冷剤を使用するとより安全です。

1時間はあくまで目安ととらえて、購入後は早めに食べきるか、冷蔵庫に入れましょう。

お寿司の常温放置は、食中毒の危険性を高めるので注意が必要です。

常温放置は冬でも食中毒になる可能性

お寿司は腐りやすく、常温で放置すると食中毒に繋がるおそれがあります。

寿司の食中毒としてよく挙げられるのは、腸炎ビブリオやノロウイルスです。

なかでも腸炎ビブリオは菌の増殖スピードが早く、場合によっては2時間ほど常温に置くだけで食中毒の発生に充分な菌量まで増加します。(※2)

細菌の増え方は室温や食品の鮮度など、さまざまな要因で変わるため、早めに食べきることが重要です。

実際に、2時間ほど常温に置いた寿司を食べて体調不良になった方もいます。

6時間や一晩など、長時間放置してしまったお寿司は廃棄をおすすめします。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
また、冷蔵庫と違い室温は一定に保つことが難しいため、冬だからといってお寿司を常温に置かないようにしましょう。

食中毒は、食品が腐っていなくても細菌やウイルスが付着・増殖すれば発生します。

そのため、「冷蔵庫に入れないでしばらく放置したけど、においや見た目に異常が無いから大丈夫!」と判断しないようにしてください。

傷んだ状態|翌日でも腐る可能性あり

お寿司は傷みやすいので、消費期限を超えて保存した場合は、冷蔵庫に入れていても腐ることがあります。

腐ったお寿司の特徴一例
  • 変色やネバつき・カビなど見た目の異常
  • 酸っぱさや生臭いにおい
  • まずい・腐った味

常温で放置したお寿司はもちろん、消費期限切れのものも食べないようにしましょう。

お寿司を購入後、すぐに食べられない場合は保存方法を工夫して冷蔵庫を活用するのがおすすめです。

 

お寿司は常温保存できない|正しい保存方法は冷蔵庫

お寿司 保存

お寿司は冷蔵するとシャリが固くなってしまうため、保存に向かない食品です。

どうしても保存したい場合は、キッチンペーパーを使ってシャリのパサつきを抑えましょう。

お寿司の正しい保存方法
常温 NG
鯖寿司や鱒寿司など常温保存できる
お寿司のみ15~20℃で保存
冷蔵 ・お寿司のパックの上に軽く濡らした
キッチンペーパーを乗せる
・パックごとラップでしっかり包む
・食べるときにシャリが固い場合は
20分ほど常温に戻す
冷凍 非推奨
・1つずつラップで包み
保存用密封袋に入れて冷凍
・解凍の際は密封袋に入れたまま
流水につける

お米は0~3℃ほどで保存するとパサパサになりやすいので、濡らしたキッチンペーパーと一緒に冷蔵保存し、水分を補うようにしましょう。

ただし、冷蔵しても商品に記載されている消費期限が延びるわけではありません。必ず期限内に食べきってください。

また、鱒寿司や鯖寿司など一部のお寿司は15~20℃での保存が推奨されています。

ネタに合わせた保存法を選びましょう。

お寿司は冷凍することも可能ですが、品質上おすすめはできません。

冷凍保存は非推奨

お寿司の冷凍は、味と安全の観点からおすすめできません。

なぜなら、販売されているお寿司のネタは解凍魚を活用している可能性があるためです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
一度解凍した食品の再冷凍は、風味の変化や細菌が増殖する原因になります。(※3)

あらかじめ冷凍品として販売されているお寿司もあるので、日持ちする商品を探している場合はぜひ検討してください。


 

結論|お寿司は常温保存できないので早めに食べよう

お寿司のまとめ
  • 常温放置は1時間以内が目安
  • 常温での長時間放置は食中毒のリスクを高める
  • 保存に適さない食材なので早めに食べきるように
  • 冷蔵保存する場合はシャリのパサつき対策をしよう
  • 冷凍は品質の観点から非推奨

お寿司の常温保存は、食中毒のリスクを高める危険があります。

お寿司を常温にさらす場合は1時間以内を目安とし、購入の際は保冷剤の活用も検討してください。

また、食中毒は食品が腐っていなくても発生するので、くれぐれも常温放置したお寿司を食べてはいけません。

お寿司は保存が難しいので、無理なく食べきれる量を購入するように心がけて、安全に楽しんでくださいね♪

タイトルとURLをコピーしました