PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

ベーグルの日持ちは冷凍・冷蔵庫・常温で何日?保存期間の目安

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

ベーグル 日持ち

【執筆者:編集部 井上ゆうこ】

ベーグルは常温では日持ちしませんが、できたての風味をキープできる冷凍なら1ヶ月程度保存できます。

常温に置くと時間が経つほどもちもち感を失って硬くなり、温め直しても元のおいしさが戻らないので、なるべく早く食べるのがおすすめです。

冷蔵庫の温度帯はおいしさが損なわれやすいため、冷蔵保存は避けましょう。

ベーグルをおいしく食べるために知っておきたい、以下の項目を紹介します。

この記事を読むとわかる!
ベーグルのこと

 

  • 常温・冷凍の保存期間目安
  • カビが生えた時の対処法
  • 冷凍保存をおすすめする理由
  • おいしさを保つ冷凍・解凍方法

お気に入りのベーグルをまとめ買いしたい人や、食べきれなくて余っている人は、ぜひ参考にしてください。

   

スポンサーリンク

べーグルは常温で日持ちしない|冷凍で延びる保存期間

ベーグル 保存期間

ベーグルは常温保存だと日持ちしませんが、冷凍すると1ヶ月程度保存できます。

ベーグルの日持ち目安
常温 手作り お早めに
市販品 賞味期限・消費期限の日付まで
冷蔵 おすすめしない
冷凍 約1ヶ月

常温の日持ちに関して、市販品は、製造・購入から2〜3日としていることが多いようですが、まずは商品記載の賞味・消費期限を確認してください。

期限表示のないパン屋さんなら、お店の人に確認するのもいいですね。

手作り品は、材料や調理・保存環境がそれぞれ異なるので、一概に何日とは言えませんが、常温ではなるべく早く食べ切りましょう。

ベーグルは保存状態が悪かったり、常温で数日以上放置したりすると、カビが生えることがあります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
カビは、パン・もち・ケーキなどデンプンや糖分を含んだものに生えやすい性質があり、ベーグルも例外ではありません。

カビが生えた時はどうするべきか、健康にも関わることなので正しい対処法を知っておきましょう。

カビが生えたら?賞味期限内でも常温保存は要注意

ベーグルにカビが生えたら、もったいなく感じても食べずに全て処分しましょう。

カビの中にはアレルギーを起こすものや、毒素(カビ毒)をつくって食中毒やガンの原因になるものがあるからです。

また、肉眼でカビが見えない部分も菌糸や胞子で汚染されている場合があるので、カビの部分だけを取り除いて食べるのも控えてください。

カビが生えても加熱すれば食べられる?

カビ毒は熱に強く、100~210℃で60分以上加熱しても安定しています。一般的な調理では完全に分解できないので、カビが生えた食品は加熱しても食べられません。(※1)

期限内であっても、高温多湿のような不適切な環境で保存すると、カビが生える可能性があります。

ベーグルを常温保存するなら、必ず冷暗所に置きましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
カビが発生しやすい条件は温度20〜30℃、湿度80%以上です。高温多湿になる梅雨から夏にかけては注意しましょう。(※2)

すぐに食べないベーグルは、カビ防止のためにもおいしさを保つためにも、冷凍するのがおすすめです。

冷蔵庫ではなく冷凍保存がベスト

ベーグルの品質を保ったまま日持ち期間を延ばすには、冷凍保存が一番です。

冷凍庫の温度帯(0℃以下)は、品質低下の原因であるデンプンの老化が緩やかになるからです。

水と一緒に加熱して柔らかくなったデンプンを冷やすと、水が分離して固くなる現象をデンプンの老化と言います。焼きたての柔らかいベーグルを冷蔵庫に入れると、ボソボソした食感になるのはデンプンの老化が原因です。

一方、冷蔵庫の温度帯(0~4℃)はデンプンの老化が最も進んでベーグルの食感が悪くなるため、冷蔵保存よりも冷凍保存にしましょう。

 

ベーグルの保存方法|おいしさを保つ冷凍方法

ベーグル 冷凍保存

ベーグルのおいしさを長持ちさせるには、デンプン老化が進む温度と乾燥を避けて保存しましょう。

ベーグルの正しい保存方法
常温 一つずつラップやビニール袋、
密閉容器に入れて冷暗所で保存
冷蔵 おすすめしない
(クリームチーズ入りや
ベーグルサンドは例外)
冷凍 ・ラップで個包装し、保存袋に入れて冷凍
・アルミホイルで個包装し、急速冷凍

大袋に入っているベーグルはそのまだと時間の経過とともに乾燥し、品質の低下が速くなります。

常温・冷凍ともにラップなどで一つずつ包み、ベーグルの水分をキープしましょう。

アルミホイルを使った冷凍

アルミは熱伝導率が高く、急速冷凍でデンプン老化を防ぐと言われています。匂い移りやアルミホイルの破れが心配な場合は、完全に凍ってから保存袋に入れてください。

冷蔵庫の温度はデンプンの老化が最も進むので、冷蔵保存はおすすめしません。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部

ただし、クリームチーズを巻き込んだベーグルや、生野菜・ハムなどを挟んだベーグルサンドをすぐに食べない場合は、具材が傷むのを防ぐために冷蔵庫に入れて早めに食べ切りましょう。

面倒くさがり屋さんは、最初から冷凍したベーグルを購入するのもおすすめ。自分で冷凍する手間が省けますね。

長期保存には冷凍が一番ですが、おいしく食べるには解凍方法と温め方にもコツがあります。

解凍方法と温め方|時短するなら電子レンジ

冷凍したベーグルは常温で自然解凍するのが一番ですが、急いでいるときは電子レンジでも解凍できます。

冷蔵庫で解凍すると水分が抜けるのでおすすめしません。

ベーグルの解凍時間目安
解凍方法 解凍時間 ポイント
常温で自然解凍 30分程度 ラップなどに
包んだまま
電子レンジ 1400W 20~30秒 表面を水で湿らせ、
ラップをかけて加熱
500W 40~50秒

おいしく解凍するコツは、ベーグルの水分を逃がさないこと。

解凍後、さらにトースターで焼いて温めると、できたてのおいしさに近づきます。

水分の蒸発を最小限にするために、トースターはしっかり予熱し、短時間で焼きましょう。

トースターの性能やワット数、ベーグルの大きさによって焼き時間は異なるので、よく観察して調整してください。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
トースターで焼く前に、霧吹きで表面に水をかけておくと、よりパリッとした食感が楽しめます。霧吹きがない場合は、少しずつ水をかけてもOKです。
 

結論|ベーグルの日持ちを延ばすなら冷凍保存

ベーグルのまとめ
  • すぐに食べない時は冷凍保存
  • 保存のポイントは水分保持とデンプンの老化防止
  • 解凍・温めも水分キープで焼きたてのおいしさに
  • 一部でもカビが生えたら全て処分
  • 正しい保存方法をマスターすればまとめ買いもOK

ベーグルは冷凍保存すれば1ヶ月は日持ちします。

主成分のデンプンが劣化する冷蔵保存を避け、冷凍・解凍・温めの各段階で水分を逃さないことで、長期保存後でもおいしく食べられます。

まとめ買いをした時や、食べきれなかった時には是非試してみてください。

タイトルとURLをコピーしました