前世が知りたい！自分の前世を調べる5つの方法

あなたは、前世を信じますか？

…こんな質問に対して、「はい、信じます！！」と答える人は、そう多くはないかもしれませんね。

でも、2016年に大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」を観て、前世というものに興味を持った人もいるかと思います。

実は私もそんな一人ですが、あの物語のキーワードは「記憶」。もっと厳密にいえば、大ヒットした主題歌「前前前世」で歌っているように「前世の記憶」なんですよね。

ところで、前世って本当にあるのでしょうか？死んだら本当に生まれ変わるのでしょうか？

そして、もしそうだとしたら「自分の前世を調べる方法」はあるのでしょうか？

映画を観た直後は、こんなふうにいろいろと考えさせられましたが、「感動したな」で終わっていました…

でも最近、仕事にも恋愛にも行き詰まり、なんとなく虚しさを感じているせいでしょうか。ふと「君の名は。」をまた観たくなって、DVDをレンタルしてもう一度観てみたんです。

そしたら、ますます「前世」について知りたくなって、今度こそ詳しく調べてみようと思い立ちました！

今回は、あなたの前世を調べる5つの方法を解説したいと思います。

もしも、前世の記憶を思い出せたとしたら、いまの自分の悩みや癖の原因がわかるかもしれません！

方法1）ふと懐かしい気持ちになった瞬間をヒントにする

ほとんどの人は前世の記憶がないので、そのことを実感できずにいます。

でも、人は誰でも輪廻転生を繰り返しているので、はっきりとした記憶はなくても、潜在意識には前世の記憶が残っているといわれています。

例えば、初対面なのに懐かしいと感じたり、初めて訪れた場所で「来たことがある」と感じたりした経験はありませんか？

認知心理学の専門家で京都大学大学院の楠見孝助教授によると、被験者202人中、人に関しては35％、場所では63％が経験済みでした。

これが前世の記憶によるものだとすると、主に次の3つのケースが考えられます。

それでは、この3つのケースのヒントをどう生かせばいいのでしょう？

きっと、自分の前世を知る貴重なヒントになります。あとでメモを読み返したときに、鮮やかな景色がよみがえるかもしれません。

または、理由もなく不安になったり、体が急に痛んだり、涙が溢れたりすることがあるかもしれません…

そんなときは、前世を思い出す入り口に限りなく近づいている証拠です。

自分の内面の感覚なので「勘違いかも？」と思いがちですが、それでも自分の直感に自信を持ちましょう！

自分の内面からの感覚に素直に従えば、きっとヒントが得られますよ。

それでも自信がない人は、次の方法を試してみてくださいね。

方法2）今まで生きてきた人間関係を振り返ってみる

方法1は「ふと懐かしい気持ちになった瞬間」が鍵でした。なので、直観力に自信がない人は、なかなか実践ができないかもしれません…

そこで、方法2では「今までの人間関係を振り返る」というシンプルなやり方を紹介します。

これは方法1とは真逆の方法で、すでにある人間関係の中から振り返ります。

今までの人間関係を振り返ってみよう！

「初対面のときから初めてじゃない気がする」「親しくないのになぜか気になる」などの感覚を覚える人が、すでにつながりがある人たちの中にいませんか？

そんなことが起こるのは、「世の中には偶然はない」という宇宙の法則があるからです。

これに従うと、すでに人間関係がある人とは必ず出会う理由があって、その理由には前世の縁も含まれます。

たとえば、一方的に傷つけられたりするような場合も、前世の因縁が解けていない可能性があります。

もしかすると、因縁を解決するために出会ったのかもしれません…

似たタイプの人と同じような人間関係を繰り返す人は、前世からの課題を乗り越えない限りは、同じ状況が続く可能性があるんです。

さらに、頭に浮かぶ情景も味わってみることで、前世を知るヒントが浮かぶかもしれません！

ここで注意！！

あとでメモを読み返すときに、必ず注意しなければならないことがあります。

それは「絶対に自分を責めないこと」です。特に、現在進行中の人間関係を振り返るので、感情が大きく動くかもしれません。

でも、自分を責めるための振り返りではないので、無意味な罪悪感を抱かないようにしましょう。

方法3）夢や深い瞑想でひらめいたことをメモする

それでは次に、夢や瞑想を利用する方法をみていきましょう。

寝ている間や瞑想中などは、前世の記憶とつながりやすくなります。

無意識である潜在意識というものには、過去も未来も現在もなく、永遠の「今」を生きているので、前世に直接アクセスできるんですね。

そのため、夢で見た不思議な光景がきっかけとなって、その時代や人種、生涯なんかを鮮明に思い出すこともあるようです。

たとえば、以下のような夢を見た場合、前世の記憶である可能性があります。

また、深い瞑想中や不意に何かを思い出したときにも、ふっと前世がひらめくこともあります。

たとえば、夢や瞑想で見た光景をメモしたり絵に描いたりすると、似た光景を写真集で見つけたり、一度も行ったことがない旅先で次の光景が予想できることがあります。

そんなときは、気のせいだと片づけたり軽視したりしないで、気になることはメモを取っておきましょう！

あとで見返したときに、役に立つかもしれません。

前世について調べて、たどり着いた答えとは？

前世について調べてたどり着いた答えは、「私たちは何度も生まれ変わっている」ということです。

今回は、現状への行き詰まり感と、「君の名は。」がきっかけで前世について調べ始めましたが…

実は、祖父が臨死体験を経験した「霊能者」だったので、映画を観る前からこういう世界になんとなく興味があったんです。

そんな祖父の孫である私も、ちょっとした不思議体験をしてきています…

でも、今回は「ただのスピリチュアル好きな人の妄想話」にならないように、できるだけ科学的な根拠も交えつつ「前世」について考えたいと思います。

そこでまずは、二人の偉大な科学者が提唱した理論をみていきましょう。

ちょっと難しい内容ですが、分かりやすく言うと…

「肉体（脳）が誕生する以前から意識そのものが存在する」と、二人とも唱えているんですね。今では多くの科学者が、これを認めているようです。

プランクやユングによると、「大いなる意識」が宇宙空間には存在します。そして、それを受け取る「受信機」が人間の肉体だとすれば、「前世は存在する」といえるのです。

なぜなら、誰かの肉体が滅んだら、意識（魂）は「大いなる意識」に戻ります。そして再び、大いなる意識から別の誰かの肉体に宿り、顕在意識や潜在意識となって集合無意識ともつながるからです。

これでテレパシーの存在も、説明ができますよね。これこそがまさに「輪廻転生」の正体なんです！

ですが、ほとんどの人は前世の記憶がないので、残念ながら実感できないんですね…

それでは、前世を調べる残り2つの方法について続きを見てみましょう。

方法4）退行催眠に関するCDブックなどで前世の記憶を引き出す

4つめの方法は、退行催眠の専門家に導いてもらう方法です。もし身近に退行催眠ができる人がいないなら、退行催眠の第一人者であるブライアン・ワイス博士のCDブックを使う方法もあります。

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また、自己催眠を使って自分でできる方法もあります。

寝る前に自分で前世をさかのぼる方法

寝る前に、今現在から少しずつ過去にさかのぼります。

過去に戻るときに、階段を下りるイメージを思い浮かべるといいようです。

小学校…赤ちゃん…と順にさかのぼって、さらに戻っていくと、自然に前世にさかのぼることができることがあるようです。

途中で寝てしまっても、睡眠中に前世まで退行できる場合もあるので、力を入れずにリラックスしてやってみましょう。

そして、最後に紹介するのが、最もベストな方法かもしれません。

方法5）前世診断を専門にする占い師に見てもらう

今までの方法がしっくりこなかった場合、前世診断を専門にする占い師に退行催眠をかけてもらうこともひとつでしょう。

本当に必要な人には、最もベストな方法といえます。CDブックなどで自分で催眠をかけるよりも、さらに深い部分の記憶が探れます。

そういえば、以前テレビで芸人が退行催眠を受けて、半覚醒状態で泣きながら前世を語っていたのを思い出しました。

専門家の力を借りることで、より一層クリアに前世の記憶をよみがえらせることができるんですね！

専門家による退行催眠のメリット

専門家に退行催眠をかけてもらえば、自己催眠よりも鮮明に問題が発生したときのイメージが得られます。

その光景に、繰り返して恐怖突入（トラウマを生み出す光景に少しずつ馴染むこと）することで、過去の記憶と現在の心を切り離せるのです。

特定のものを見るだけで震えが止まらない、閉所恐怖症、普通の光景が怖くて足がすくむなどの問題がある場合は、専門家の助けを借りるのが最も近道です。

自己催眠とは違って、専門家がきちんと誘導をコントロールしてくれるので、安心して受けられます。

ただし、退行催眠には副作用も！

潜在意識に働きかけて深く開放させるので、施術後はさまざまな症状が現れることも。

たとえば、感覚が過敏になったり、眠気に襲われたり、めまいが起きたり、体がだるかったりなどです。

退行催眠を受けたあとは、こういうことが起こり得ることを、あらかじめ理解しておくとよいでしょう。

まとめ ～ 何のために前世を知るのか ～

今回、前世を調べる方法について調べてみて、わかったことがあります。

それは「前世を探るには必ずちゃんとした動機が必要」ということです！

単に興味本位や面白半分で退行催眠をかけたりしても、思ったような結果は得られないでしょう。

たとえば、「この問題には前にも悩まされたな」「なんで同じことを繰り返すのだろう」などと疑問に思ったとき。

そして、「ひょっとして過去世で何かあったのかな」と興味を持ってさかのぼるなど、しっかりとした動機があるとよいと思います。

また、人生に大きなつまづきを感じている、水が異様に怖く感じる、狭いところが苦手で日常生活に支障をきたすなどの深刻な問題がある場合。

その解決のために前世を知りたいと思うなら、よく下調べをしてから前世診断を専門にする占い師などに解決を依頼してもよいかもしれません。

私はまだ退行催眠を受けたことはありませんが、今回とても興味を持ちました。

今の人生をより深く楽しんで生きるために、前世の記憶を紐解いてみてはいかがでしょう？