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食材・料理のQ&A

レモン砂糖漬けの日持ち|冷凍できる?カビを防ぐ保存のコツも!

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料理・食材
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レモン 砂糖漬け 日持ち

【執筆者:編集部 山上由利子】

レモンの砂糖漬けはある程度は日持ちし、冷蔵庫で2週間程度、冷凍庫で1ヶ月程度は美味しく食べられます。

しかし扱いに注意しないとカビが生えてくることがあります。

この記事ではレモンの砂糖漬けにカビを発生させないで保存ができるよう以下の項目について紹介します。

この記事を読むとわかる!
レモンの砂糖漬けのこと

 

  • 日持ちの目安はどのくらい
  • カビを防ぐ保存のコツ
  • 手軽に作れる方法
  • 冷凍・解凍方法

スポーツの疲労回復のためにレモンの砂糖漬けを常備しておきたい方や、今までに冷蔵庫でカビが生えて悲しい思いをした経験のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね ♪

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レモンの砂糖漬けの日持ち目安|冷蔵・冷凍では

レモンの 砂糖漬け 日持ち

レモンの砂糖漬けは、砂糖の防腐効果により日持ちします。(※1)

糖分濃度にもよりますが、扱いに注意すれば冷蔵庫で2週間程度は保存できます。

レモンの砂糖漬けの日持ち目安
常温 推奨しない(砂糖が溶けたら冷蔵する)
冷蔵 2週間程度
冷凍 1ヶ月程度

砂糖は高温のほうが早く溶けるので、しばらく常温に置きますが、放置していると泡が発生して発酵したり、カビが生えたりします。

常温では発酵・カビが原因で日持ちしない

砂糖には防腐効果があるので、砂糖漬けは一般的に傷みにくい食品といえます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
砂糖は水との親和性が高く、微生物が必要とする水分を奪い取ることにより防腐効果があります。ほとんどの微生物は砂糖濃度65%以上で増殖しませんが、砂糖濃度が低いとカビが生えることがあります。

レモンの砂糖漬けは衛生状態や保存状態が良ければ常温保存できることがあります。

しかし砂糖が溶けきるまで頻繁に混ぜないと、糖分がいきわたらない部分ができて発酵菌やカビが繁殖する可能性があり、扱いが難しいです。

レモンの砂糖漬けを失敗しないで作るには常温保存はしないほうがよいでしょう。

冷蔵庫でも砂糖濃度によっては日持ちしない

カビは空気中のほこりなどありとあらゆる有機物をエサにすることができ、冷蔵庫の温度下でもゆっくりと増殖できるので、冷蔵庫で長期間食品を保存する場合は注意しましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部

カビが生えた食品は、食べてはいけません

カビのなかには体に有害なカビ毒を作り出すものもあるので、カビが生えてしまった食品は破棄しましょう。(※2)

砂糖には防腐効果があるとはいえ、充分な量の砂糖を使わないと防腐効果が薄れるので、長期間冷蔵庫に置いておくとカビが生えてしまうことがあります。

2週間程度を目安に早めに食べきりましょう。

レモンの砂糖漬けは冷凍できるので、より長く保存したいなら冷凍保存がおすすめですよ。

冷凍で日持ちが延びる|美味しく食べられる保存期間の目安

冷凍すると、微生物が利用できる水分が氷結するためカビの増殖は止まります。(※3)

レモンの砂糖漬けは腐ることもカビが発生することもなくなり長期保存できそうですが、ホームフリージングでは食品の品質が劣化しやすいので保存期間には限りがあります。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
作った時の美味しさそのままに食べるには1ヶ月程度を目安としましょう。

正しい保存方法を知って、カビを発生させないで美味しくレモンの砂糖漬けを食べきりましょう ♪

レモンの砂糖漬けを日持ちさせる保存のコツ|冷凍・解凍方法も

レモン 砂糖漬け 保存

レモンの砂糖漬けをなるべく日持ちさせるには、カビの侵入や増殖を防ぐことです。

レモンの砂糖漬けの正しい保存方法
常温 推奨しない
冷蔵 清潔な容器に入れる
空気に触れないようにする
レモンを取り出すときは清潔な道具を使う
冷凍 ジップ付き保存袋に小分けする
急速冷凍する(金属トレー、保冷剤を使う)
レモンがなるべく重ならないよう平らにする

空気中には目に見えないカビの胞子がたくさん存在するので、空気に触れさせないことが重要です。

また、砂糖の濃度が低いとカビが生えやすいので、漬けるときは砂糖の分量にも気を配りましょう。

高濃度の砂糖でカビの増殖を抑える|防腐効果に着目

砂糖はダイエットにとっては大敵ですが、甘味料としての役割だけでなく防腐効果もある優れた食品です。(※4)

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
砂糖の濃度が65%以上になると、ほとんどの微生物は増殖が抑えられ保存性が高まります。何だか天然の保存料のようですね!

砂糖漬けを作る時は、充分な量の砂糖を使いましょう。

平均的な レモン1個の重さを120gとすると、その65%は78gです。
レモン1個につき、約80gの砂糖を使えば、カビ予防に効果があると考えられます。

空気を遮断してカビの侵入や増殖を防ぐ

保存する場合、大きなタッパーに入れると空気に触れる面積が増え、長く保存しているとカビが生えることがあります。

小型の容器に入れて空気に触れる面積を小さくしたほうがいいですね。

おすすめなのがジップロックのバッグシリーズです。

空気を抜いて密封すればカビの侵入が防げます。

カビは酸素がないと生育できないので密封は増殖を防ぐ効果も期待できます。(※5)

ジップロックのメーカーの説明では、袋の内側は空気に触れることなく製造されているので使用前に洗う必要はないとのこと。

瓶のように煮沸消毒する必要がないので、手軽にレモンの砂糖漬けが作れますね。

シロップを注ぐ時にも使いやすいのが嬉しいですね ♪

カビの増殖を完全に防ぎたいなら冷凍保存がおすすめです。

カビを防ぐなら冷凍保存がおすすめ|冷凍・解凍方法も

-18℃以下の冷凍庫では、カビは活動できません。

カビの増殖を完全に抑えるためには、冷凍庫の温度管理に気を付けましょう。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
冷凍する時はジップ付き保存袋に少量ずつ小分けして、薄く平らにして冷凍しましょう。使いたい時に使いたい分量だけ取り出しやすくなりますよ。

解凍は使う分だけ自然解凍すればOKです。

レモネードを作る時は、必要な分だけ解凍して使いきればカビの心配もしなくてすみますね。

冷凍しておけば手軽に活用できますよ。

レモンの砂糖漬けは使い方もいろいろです。

食べ方もいろいろ工夫して美味しく食べきりましょう ♪

結論|レモンの砂糖漬けを日持ちさせるポイントはカビ対策

レモンの砂糖漬けのまとめ
  • 日持ち目安は冷蔵で2週間程度、冷凍で1ヶ月程度
  • 充分な量の砂糖を使う
  • 清潔な容器を使う
  • なるべく空気に触れさせない
  • 日持ちさせたいなら冷凍する

レモンの砂糖漬けは冷蔵庫で日持ちがしますが、砂糖の濃度が低いと冷蔵庫でもカビが生えてしまいます。

カビを防ぐには砂糖の濃度に気を付け、冷蔵で2週間・冷凍で1ヶ月を目安に早めに食べきりましょう。

この記事で保存のコツをしっかりつかんで、レモンの砂糖漬けを美味しく楽しんでくださいね ♪

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