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食材・料理のQ&A

コールスローサラダの日持ち|冷凍保存はOK?冷蔵庫での保存期間

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料理・食材
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コールスローサラダ 日持ち

【執筆者:編集部 芦川真理】

手作りコールスローサラダは冷蔵庫に入れてもあまり日持ちしないため、なるべく早めに食べ切るのがおすすめです。

賞味期限が設定された市販品の場合、未開封であれば日持ちしますが、開封後は早めに食べる必要があります。

この記事では、保存期間が短いコールスローサラダを安全に美味しく食べるため、以下の項目について紹介します。

この記事を読むとわかる!
コールスローサラダのこと

 

  • 日持ち期間の目安と理由
  • 常温保存の危険性
  • 正しい保存方法
  • 作り置きを美味しく作るコツ

コールスローサラダを冷凍保存できるかどうかや、作り置きを上手に作るコツが知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

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コールスローサラダの賞味期限|常温・冷蔵庫での日持ち

コールスローサラダ 保存期間

手作りをしたコールスローサラダはあまり日持ちしないため、2~3日を目安に食べ切りましょう。

賞味期限のついた市販品は、未開封であれば長持ちしますが開封後は早めに食べる必要があります。

コールスローサラダの賞味期限・日持ち目安
常温 NG
冷凍 非推奨
冷蔵 市販品
(チルド)
未開封 製造日から30日程度
(パッケージに記載の期限)
開封後 賞味期限に関わらず早めに
手作り なるべく早めに
(2~3日程度)

常温だと、コールスローの品質を維持できず腐らせてしまうので避けてください。

冷凍すると日持ちしそうですが、美味しさを損なってしまうためおすすめできません。

冷蔵庫で保存をしてもあまり日持ちしないのは、コールスローサラダに使う材料に理由があるようです。

冷蔵庫での保存期間は?日持ちしない理由

コールスローサラダがあまり日持ちしないのは、材料に水分の多い生野菜を使っているためです。

水分が多いと、細菌が繁殖しやすい環境になるため、食材が傷みやすくなります。(※1)

劣化を防ぐためにも冷蔵庫に入れる必要がありますが、細菌の増殖は抑えられても、死滅させられません。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
また生食の野菜を流水で180秒洗うと、細菌の数は10分の1ほどに減るという実験結果がありますが、すべてなくすのは難しいようですね。

このように傷みやすい条件がそろっているため、特に手作りをした場合は冷蔵庫に入れて2~3日を目安に、なるべく早めに食べるのがおすすめです。

賞味期限とは、未開封の状態でパッケージに記載された保存方法を守った場合に、安全に食べられる期限のことです。一度開封してしまうと、安全な品質を保てなくなるため、賞味期限にかかわらず早めに食べましょう。(※2)

冷蔵庫で保存してもあまり日持ちしないコールスローサラダは、常温で放置すると危険な状態になるため避けてください。

常温は細菌が増殖しやすい状態になるためNG!

多くの細菌は5~45℃の温度帯で増殖するため、水分が多くてただでさえ腐りやすいコールスローは常温保存できません。

細菌が原因で食材が腐ると、見た目や臭いに異変が出るため、食べられないと判断できます。

しかし、食材の見た目や臭いを変えずに増殖する、サルモネラやO157のような食中毒菌も存在します。(※3)

過去に生野菜が原因で食中毒が発生した例もあるため、常温で長時間放置してしまったら見た目に変化がなくても注意してください。(※4)

コールスローサラダを美味しく安全に食べるためにも、ぜひ正しい保存方法も覚えておきましょう。

コールスローサラダの保存方法|作り置きのコツ

コールスローサラダ 保存

コールスローサラダは常温や冷凍ではなく、冷蔵庫で保存しましょう。

コールスローサラダの正しい保存方法
常温 NG
冷凍 非推奨
冷蔵 市販品
(チルド)
10℃以下で保存
(パッケージに記載された方法を守る)
手作り 清潔な密閉容器に入れる

市販品の場合は、メーカーによって異なる可能性があるため、パッケージ記載された保存方法を必ず確認してくださいね。

冷蔵保存をしないとすぐに腐ってしまう食材が多く、危険な状態になる恐れがあるため、常温保存は避けてください

冷凍保存をすると劣化を抑えられそうですが、冷凍に不向きな食材が多いためあまりおすすめできません。

冷凍保存できる?キャベツやマヨネーズなど材料に問題あり

コールスローサラダは、美味しさが損なわれるため冷凍に不向きです。

コールスローサラダに使う水分の多い野菜は、冷凍すると組織が壊れてしまい、解凍しても元に戻せません。

組織が壊れると、水分が出てベちゃっとして食感も変わり、生野菜本来のみずみずしい状態ではなくなってしまいます。

また、コールスローサラダを作るときによく使うマヨネーズも冷凍に不向きです。

マヨネーズは0℃以下になると分離し、解凍しても元のマヨネーズの状態には戻りません。

・食品中の水分が比較的少ない食材→乾燥品、加熱処理したもの、塩漬けにしたものなど
・食品の組織が壊れている食材→スープやソース、裏ごしした野菜など
・品質の低下が少ないといわれている食材→ご飯、パン、お餅、納豆など

もし、冷凍したコールスローサラダを解凍した場合、水分が出てベちゃっとしてしまい、野菜のシャキシャキとした食感や、マヨネーズ本来の味を楽しめない状態になるでしょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
美味しく食べるためにも冷凍は避けて、冷蔵庫で保存してくださいね♪

作り置きしたい場合は、保存方法だけでなく作り方のコツも覚えておきましょう。

日持ちする作り方|作り置きならマヨネーズなしでも

コールスローサラダを作り置きするなら、細菌の増殖を抑えるため、清潔な環境でなるべく水分を減らしましょう。

傷みの原因となるマヨネーズの代わりに、油やお酢を使うのもおすすめです。

傷みにくいコールスローサラダを作るポイント
  • 手をよく洗い、清潔な調理器具を使う
  • 生野菜をよく洗う(180秒を目安に)
  • キャベツやにんじんなどの生野菜を塩もみをして水分を抜く
  • 保存に使う密閉容器は煮沸消毒が可能なガラス製がおすすめ(※4)

塩もみをした野菜は、ざるに入れて10分程度置いてから手で絞り、さらにキッチンペーパーで水気をとると、水分を最小限にできます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
マヨネーズを使わない、油やお酢がメインのコールスローでも同じ方法でOKですよ!

冷蔵庫で翌日まで保存すると、さらに味がよくなじみ美味しくなりますよ。

ぜひ作りたてと食べ比べて楽しんでみましょう!

マヨネーズなしでは味が寂しい場合は、食べる直前にコールスロー用のドレッシングをかけるのもおすすめです。


結論|コールスローサラダの日持ちは短い|冷蔵して早く食べよう

コールスローサラダのまとめ
  • 生野菜を使うため日持ちしにくい
  • 常温は食中毒菌が増える可能性大
  • 冷凍は美味しい状態を保てない
  • 調理のコツは水分を減らして清潔な環境で作る
  • 美味しく食べるには冷蔵保存

コールスローサラダはあまり日持ちしないため、なるべく早めに食べるのがおすすめです。

常温で放置してしまったら、傷んでいる可能性が高いため食べずに処分しましょう。

冷凍してしまうと、生野菜を使ったサラダ本来の味わいや食感が楽しめないため、冷蔵庫で保存してくださいね。

作り置きは、野菜の水分をしっかり取ってから調理をして、清潔な密閉容器で保存すれば、美味しさを保てますので、ぜひ試してみてください。

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