近年慶弔・出産等のお返しにカタログギフトと称し、分厚い冊子が送られてきたり、引き出物として持たされたりすることが多くなりました。
そんなカタログギフト、あなたはどのように感じているでしょうか?
実際に何を選んだら良いかを含め、アドバイスをご紹介します。
カタログギフト、どう思います?
確かに送り主にとって、お返しに何を選ぶかを考える手間が省け便利なのですが、一方貰う方は高額品のカタログギフトならいざ知らず、3千円から5千円程度だと分厚い冊子の中から選ぶのが億劫で、中にはそのままカタログをごみ箱に直行させる人もいるように聞きます。
流石に私はそこまで裕福ではありませんので、家内と相談して食料品に変えるのが普通です。
お返しは「いつまでも記念に残る品物」として選ばれた昔と違い、相手に「カタログギフトでお好きな物どうぞ!」の世界に移った様です。
従って慶弔の儀式が薄れ、昔を振り返る、また記念品の裏に小さく年月日・名前等記載されていたのがなくなり、思い出作りが難しくなっている気がします。
そんな思いを持っている中、今秋結婚した娘の引き出物がカタログギフトと聞いてびっくりしました。
結婚式も「両家」でなく「二人」が前面に出る様で、当然ながら招待状も本人達の名前で出したので、リタイヤして久しい父親の私は資金面での助成も出来ない為か全く蚊帳の外です。
かさばらず、招待客の好みがバラバラなご時世、一方的に持たされる引き出物よりは当然人気があるとのことです。
またカタログギフトも進化し、今では冊子だけでは注文した後ごみ箱行になるので、冊子を利用後アルバムに変身させる様になっています。
娘もこれを利用しているようでサンプルを見ましたが、中々進化したものだと感心させられます。
カタログギフト、なにを選びますか?
娘に聞きますとカタログギフトは今や主流で大手デパートも参入し激戦だとか。
またカタログギフトに掲載されている商品群は、市販価格にもばらつきがあるとのことで、相対的に安価な商品を買わない商品の目利きが大切だとか。
一方カタログギフトをインターネットで市販の価格より15%程安く販売している会社もあるとのことでインターネット通販と変わりません。
極め付きは高級グルメ食事券や豪華な温泉旅行とか、クルーズも利用できる10万円を優に超えるギフトもあるようです。
また冊子も垢抜けした高級感を感じさせる表紙で飾られ、如何にもページを繰って注文したくなるように仕組まれています。
それでもどの商品を注文したら良いか、考えあぐねている場合のアドバイスをご紹介します。
- 2年後の生活を想像して選ぶ。
- 値段が下がりにくいブランド雑貨を選ぶ。
- 自分で値段や品物が分かるものを選ぶ。
- アクセサリー類は写真と実物が違う恐れあり。
- 欲しいものがなかったら食べ物系を選ぶ。
- 商品の中にチャリティや募金があればそちらに回す。
- 母親や兄弟が好みそうな物を選んでプレゼントする。
ライター:sige G