次に発生する可能性のある大きな地震として、
南海トラフ巨大地震が想定され、
対策が検討されています。
フィリピン海プレートと
アムールプレートのプレート境界の沈み込み帯である
南海トラフ沿いに発生すると予想されています。
南海トラフでの巨大地震は約200年程度の間隔で発生。
予想では、M8~9クラス。
30年以内の発生確率は60~70%
予想の範囲が広いのか狭いのか、
素人には今一つ良く分かりません。
【出典:http://www.tokyo-np.co.jp】
広範囲に広がる被害想定に怖くなりますね。
対策をきちんとすれば被害は10分の1におさえることが出来るそうです。
個人的にどんな対策をとれば良いのか考えてみましょう。
【巨大地震への備え】ハザードマップを把握しておく!
《ハザードマップとは》
自然災害による被害を予測して、
被害範囲を想定したもの。
避難経路、避難場所などの情報を既存の地図上に表したもの。
【出典:http://www.pref.aomori.lg.jp】
2011年3月11日の東日本大震災の時は、
子供が学校にいる時間で、
国道は車が渋滞して動けなくなっていて
信号も消えてしまっていたので、
泣きそうになりながら歩いて学校に
迎えに行ったのを思い出しました。
子供の通っている学校は、耐震審査の
結果を受けて、
今立て直し工事中です。
完成すれば「体育館よりも校舎の方が
避難場所に最適になります」と、
校長先生が言っていました。
震災の教訓を生かして備えをしておけば
あわてずに行動できます。
自分は分かっているから大丈夫
と思っていても、
非常事態には何もわからなくなったりします。
こんな事態には、こうしておこうと
話し合っておくと、
パニックにならずにすみそうです。
自分にも起こりうることと、
真剣に考えておきたいですね。
【巨大地震への備え】防災リュックを作っておく!
【出典:http://jisinbousai.net/?pid=6671669】
震災で困ったのは、水と電気です。
停電と断水が続きました。
寒い時期で停電だと、暗くて寒くて
心細かったです。
食糧用と生活用の水の確保も大変でした。
生活用水を確保しておくために
大きなポリタンクに
水を入れるように
しています。
飲料水は別にとっておいて、
古くなった水も生活用にストックして
家の外の物置に入れて置いています。
いざ逃げる時に、何も持たずに逃げてしまったので、
何も持たなくても大丈夫なように、家の外にも防災リュックを1つ
おいておくと良いかもしれません。
今から備えてシュミレーションを!!
災害にあうまでは、
「自分は災害にあわない」という
変な自信がありました。
何かあってもちゃんと行動できるとも
思っていましたが、
なにも出来ませんでした。
想定外の事が起きるとパニックになります。
災害に備えて準備をしておけば、
その時に何もできなくても、
気持ちが落ち着いたときに何とかなるかもしれません。
パニックになっても、頭のどこかで覚えていて
ちゃんと行動出来るかもしれません。
災害に備えて準備をする。
災害にあったときに、
行動するシュミレーションをしておく。
いくつかでも、事前に経験していれば
体や頭が動いてくれます。
落ち着いた行動が、災害の被害を小さく
することにもつながります。
災害に対して真剣に向き合って、
何事か起きた時に被害が
最小限になる
ように備えましょう。
ライター:なみたま