初めて買った車。
2年半が経過して、この間かなりの走行距離を走りました。
タイヤの寿命が気になるものの、車検もまだだしと油断していたら走行中にまさかのパンク!!
慌てて路肩に寄せてふと周りを見ると天の助け!
偶然にもガソリンスタンドの前で、やさしいスタッフさんにとりあえずスペアタイヤに交換してもらいました。
いつもこんな幸運に恵まれるとは限りません。
タイヤの寿命をある程度把握できれば、こんな怖い思いをしなくて済みますよね。
今回は、そんなタイヤの寿命、見た目の判断方法について調べてみました!
目次
一般的に言われるタイヤ寿命の走行距離と年数とは?
一般的なタイヤの寿命3~4年。
走行距離は32,000㎞。
スタットレスタイヤの寿命は3年。
走行距離は10,000~15,000㎞。
※一般的な寿命なので、車の車種や走行状態などによって変わってきます。
実は、タイヤの寿命は走行距離じゃないって知ってた?
タイヤの寿命をチェックする時は、「走行距離」ではなく「タイヤの状態」をチェック!!
ポイントになるのはタイヤの「溝」と「ヒビ」です。
・タイヤの溝が無くなった →スリップの原因。
・タイヤにヒビ(キレツ)が入った →バースト注意!!これは即交換しましょう。
タイヤの状態をチェックする方法をきちんと覚えて、交換時期を把握しておきましょう。
【出典:http://pixzbay.com/】
溝やヒビを見てタイヤの寿命を知ろう!!
《溝のチェック》
・「スリップサイン」を見つけよう!!
これはタイヤの溝の中にある「突起」のような物。スリップサインとタイヤの表面が平行になったら交換のサインです。
タイヤの溝の高さが1.6㎜以下での走行は、法律で禁止されています(車検も通りません)。
摩耗したタイヤでの濡れた路面走行は、新品のタイヤの時と比べて制動距離が約12mも差が出ます。
・スタットレスタイヤのチェックポイントは「プラットフォーム」
呼び方は違いますが、一般のタイヤの「スリップサイン」と同じくタイヤの溝の中にあります。
スタットレスタイヤの溝は、新品のタイヤの場合約10㎜あります。
新品の50%以下になったら交換のサイン。50%って分かりやすそうで分かりにくいですよね。
「100円玉簡単チェック!」
100円玉の淵から「1」のところまでが約5㎜。タイヤの溝に100円玉を差し込んで、「1」がタイヤの淵に見えたら交換のサインです。
《ヒビ・キレツのチェック》
ヒビやキレツが見つかったら「即交換」のサインです。
タイヤのお手入れをしていない状態で3、4年が一般的な寿命です。目で見て分かる「ヒビ」や「キレツ」がある時は、覚悟を決めて交換しましょう。
【出典:http://pixzbay.com/】
交換不要のタイヤローテーションはどこで出来る?その費用は?
タイヤのローテーションはやっておいた方が断然タイヤが長持ちします。
全ての車が同じとは言えませんが、タイヤの減り方には偏りがある場合があります。前輪・後輪・左右のタイヤを入れ替えると、タイヤの減りの偏りを減らすことが出来ます。
FF車(エンジンが前にある前輪駆動車)→前輪が減りやすい。
FR車(エンジンが前にある後輪駆動車)→後輪が減りやすい。
4WD車(4WDで前・後輪駆動車)→前後均等に減る。
運転手の「くせ」などでも、タイヤの減りに影響が出るようです。
タイヤのローテーションは、一般的に1台2000円(税抜)。私は車検やメンテナンスパックなどの点検時にお願いしているので、料金はかかりません。
タイヤを痛めない!長持ちさせるコツは?
《タイヤを長持ちさせるコツ》
・直射日光に当てない。
・タイヤを洗う時に洗剤を使いすぎない。
・タイヤを洗いすぎない。
・空気圧をチェックする。
タイヤを洗ったりするのは汚れたままにしておくよりは良いことなのですが、やり過ぎは良くないようです。
タイヤの空気圧は1か月で5~10%も低下してしまいます。
空気圧が低下したまま走行すると、どんな事がおこるのでしょう?
・燃費の大幅低下。
・グリップ力の低下。
・衝撃を受けた時に損傷しやすい。
・タイヤのトレッドか摩耗。
・タイヤの寿命を縮め、バーストすることも。
空気圧のチェックは月1回はやっておきましょう。
一番簡単なのは、ガソリンを入れに行った時にガソリンスタンドで空気圧チェックをすること。
自信の無い人は「ガス充填」1本540円位でやってもらえます。
空気圧をチェックするのに、一目で分かる「バルブキャップ」も出ています。
空気圧は「月1回」「長距離ドライブの前」「高速道路を走る前」にはチェックしておきましょう。
◎荒いブレーキ操作をしない。
◎安全走行を心がけ、無理な運転をしない。
この二つも結構タイヤの寿命に一役買いそうです。
はじめにお話したように、タイヤがパンクしてしまっては大変です。
自分の車のチェックポイントを抑えて、事前の準備をしっかりしておきましょう。
交換時期が分かっていれば、急な出費にも慌てずにすみますものね。
ライター:なみたま