春といえば、入学シーズン。
たしか今年は甥っ子や姪っ子で入学する子がいたはず…。
「入学祝い」をあげた方が良いのかなぁ?
孫にランドセルを買ってあげる話はよく聞くけど、
甥っ子姪っ子に渡すお祝いの一般的な相場っていくら位なんだろう?
なんて悩んでいたりはしませんか?
そもそも、姪っ子・甥っ子に
「入学祝い」ってあげるものなのでしょうか?
入学祝いのアレコレについて、まとめてみたので参考にしてみてくださいね。
目次
姪や甥に入学祝いはあげるべき?誰に相談する?
入学祝いはあげないとマナー違反?
「入学祝い」は
必ずあげなくてはならないものでは
ありません。
でも以前に自分の子どもへの入学祝いを頂いている場合は、
頂いた金額と同額かそれ以上で入学祝いをあげた方が良いでしょう。
また子どもの入園・入学は身内でのお祝い事なので、友人・知人の立場なら贈り物をしなくても失礼にはなりません。
でも日ごろ親しくしているし…、という方!
「入学をお祝いしてあげたい」という気持ちがあるのなら、ぜひともお祝いしてあげましょう!
誰に相談したらいい?
入学祝いについて相談する相手は「親」が一番多かったです。
自分の兄弟であれば「自分の親」、
配偶者の兄弟であれば「配偶者の親」
に相談してみてはどうでしょうか?
ちなみに筆者の夫の家系は
「一番最初の子の入学のタイミングで兄弟全員で相談し、全員が同額で贈り合う」
という習慣なんだそうです。
まだ誰も入学していないので、いくらになるかはわかりませんが…。子どもの人数の多い少ないは気にせず、一人あたり●●円で統一します。
一番悩ましい義理の兄弟方面の金額を、夫の方から「●●円に(入園の時はお祝い無しに)なった!」と言ってきてくれるので、悩みがなくてラク~なもんです。
ご自分の兄弟側の甥っ子・姪っ子ならば、
「後から不平不満が出ないように、最初に相談して決めちゃおうよ!」
と言ってみるのはいかがでしょう?
毎回悩む必要がなくなってスッキリしますよ。
相談したらしたで、なんとな~く思っていたよりも金額が多くなってしまうかも……。
いくら包めばいいの?なんて、家族とはいえ聞きづらい…。
という方。聞かずに包むとして、いくらにすればいいのやら…。悩みどころですよね。
一般的な相場があるか、調べてみましょう!!
姪や甥への入学祝いの相場
入学祝いは「現金」それとも「品物」?
NAVERまとめ等の情報サイトを複数調べてみたところ、
もらって嬉しいランキング1位は「現金」でした。
そうですよね。やっぱりね。
- 品物は本人に選ばせたい
- 学校で指定事項がある
- 買い忘れ防止に全部一度に買いに行きたい
などなど、各家庭で方針があることでしょう。
お祝いでいただいた現金は子どもの将来のための貯金になって、親としては嬉しい限り!
しかーし!入学するのは子ども本人なので、
姪っ子、甥っ子からプレゼントのリクエストがあったら
そちらを優先してもいいかも!
本人の喜ぶ顔が一番見たいですもんね。
そして気になる金額ですが、
ネットの意見だけではなく、筆者がバイブルにしている暮らしのマナー本も参考に金額例をあげてみましたのでご覧ください。
入学祝い・一般的な金額(1)
入園~大学まで一律「10,000円」
入学祝い・一般的な金額(2)
入園 | 5,000円 |
小学校入学 | 10,000円 |
中学校入学 | 10,000円 |
高校入学 | 20,000円 |
大学入学 | 30,000円 |
※高校・大学入学で金額が高くなるのは、
「合格祝いも兼ねているから」だそうです。
入学祝い・一般的な金額(3)
20代 | 5,000円 |
30代以上 | 10,000円 |
社会人としての立場や、既婚かどうかという立場から金額が変わるという意見も。
もちろん、この金額はあくまで目安です。
入学祝いに関する特別な「マナー」はありませんので、
自分の気持ちで決めて大丈夫です!
おまけ 友人・知人のお子さんへの入学祝い
金額は3,000~5,000円位です。
現金よりも、品物をあげるケースが多いです。
現金だと「親」にいってしまうので、
皆さん「お子さん」に品物をあげたいと思うようです。
本人が楽しめるもの、役に立つものを贈れればベストですよね。
参考までに、品物を贈る場合の例をあげておくので、参考にしてください。
幼稚園・保育園に入園 | クレヨン&スケッチブック、絵本、ハンカチセット |
小学校に入学 | 植物や動物の図鑑、名前入りの書き方鉛筆や色鉛筆セット、傘 |
中学校以上 | 国語辞典などの辞書類、電子辞書など |
場合によっては定期入れや一人暮らし用の家電
キャラクターの有無は、本人の好みに合わせるように事前に聞いておいたりするそうですよ。
入学祝いはお返し不要?
お祝いをいただいたら、すぐにすること
子どもが生まれると、何かとお祝いをいただく機会が多いかと思います。入園・入学に限らず、お祝いをいただいたら「ありがとうございます」という気持ちを伝えることが何よりも大切です。
目上の人には特に、本来は手紙でお礼を書くのがマナーです。手紙じゃなくても電話や、場合によってはLINEでも構わないので、きちんとお礼の気持ちを伝えることが大切です。
また品物を送っていただいた場合、届いた品物のお礼を伝えることで「ちゃんと配送されましたよ~」ということが確認でき、相手の方が安心できます。
ステキなお祝いをいただいた際には、せっかくですから子ども本人の絵や手紙を添えるなどしてお礼状を書いてみてはいかがでしょう?
入学祝いのお返しは?
基本的に、お返しはしなくても大丈夫です。
そうは言っても、お子さんのいない友人などには特に、何か返しておこうかな…と考えますよね。
そういう時は、頂いた金額の3分の1程の物を、
「内祝」として子どもの名前で贈ります。
当然ですが、以前にお返しを頂いた方からのお祝いには、こちらからもお返しをした方が良いですよね!
ご祝儀袋のマナー
ご祝儀袋にマナーがあったんですね。
知らずに渡してしまわないようにチェックしておきましょう!
ご祝儀袋に入れる金額が30,000円以内の場合は、
印刷されたご祝儀袋を使います。
内容が少ないのにご祝儀袋だけ豪華なのは不相応だからだそうです……。
最近はご祝儀袋もいろいろと凝ったデザインのものが販売されています。選ぶ側も楽しくなってしまいますが、デザインだけではなく、マナーにも配慮して選びたいですね。
お年玉と一緒に渡しちゃダメ!いつごろ渡すのが普通なの?
「お祝いごとは早い方が良い」
とは言っても、
お正月に会ったついでに~♪と、お年玉と一緒に渡すのは印象が良くないんです…。
入学まで4カ月もあり、
「手間を省いた」と取られやすいので避けた方が良いです。
ということで、いつ渡す?というタイミングについても考えておきましょう。
入学祝いを渡すベストな時期
入学式の前。
2~3週間前が良いでしょう。
「合格祝い」も兼ねる場合は、当然ですが合格が決まってからですね!
「入学祝い」をあげた時の姪っ子、甥っ子の嬉しそうな顔を思い描くと、こちらまで嬉しくなってきませんか?
節目のお祝いですから、その子がここまで健やかに成長できたことを喜んだり、これからの活躍を期待したりという意味を込めて贈りたいものです。
皆さんもぜひ、甥っ子や姪っ子が入学した際には心を込めたお祝いを贈り、自分の子が贈られた時には丁寧にお礼を伝えて、人と人との繋がりの素敵さを感じてくださいね。