新生活がスタートする季節になりました。
「一人暮らし」に期待がふくらみますが、心配なこともありますね。
まずは「一人暮らし」の第一歩、「引越し」をクリアしましょう。
近頃は「引っ越しのご挨拶」をしないと聞きますが、ほんとにそれで大丈夫でしょうか?
「常識がない」って思われていないでしょうか?これはうちの長男、次男の話なんですが、どちらもワンルームマンションに住んでいますが、住人の方はほとんど挨拶をしないそうです。
特に男性はそうみたいです。
かえって女性の方が入口で顔を会わせたりすると、こんにちは!と声をかけてくれるということでした。
住む場所や物件によっても雰囲気や住んでいる方の性格などが変ってくるので臨機応変が無難かなと思います。
ちなみに長男の引越し時には私も同行したので、私が挨拶に行きましたが、お留守のお宅もあったのでメッセージカードを添えて粗品をドアポストに入れてきました。
その後、顔を会わせても一切、その件についても触れることもなく、無言だったそうです。笑
長男はその後も引越ししましたが「挨拶は行かなかった。俺の後から来た人来なかったし」と言ってました。
なかなか今は判断が難しい世の中です。
そこで今回は引越しの挨拶をした方が良いケース避けた方が良いケースについてまとめてみたいと思います。
目次
引越しの挨拶を「した方が良いケース」「避けた方がよいケース」
向う三軒両隣
一般的な引越しではアパートやマンションの上下階、両隣の4部屋にご挨拶に行きます。
お隣に粗品を持ってご挨拶…
そこからお付き合いが始まって…
ドラマでよく見るシーンですが、
実際の女性の一人暮らしで
本当に「それ」をやって良いのでしょうか?
引越しの挨拶をした方が良いケース
- 大家さん(近所に住んで居る場合。)
- 管理人さん(常駐している場合。)
- 住人(学生寮・女子寮・社員寮など、住人の属性が分かっている場合。
引越しの挨拶を避けた方が良いケース
- 異性の住人(男女混合の集合住宅。)
- 不明な住人
・郵便受けに郵便物がたまっている。
・表札が出ていない。
・住人の属性が分からない場合。
挨拶に行った時に留守の場合、何度も伺うのは相手にも負担になります。
伺うのは2回くらいまで、と割り切っておいた方が良さそうです。
人間関係が難しくなっています。
大家さんや常駐の管理人さんがいない場合は、管理会社にご近所についてそれとなく確かめておくのも大事です。
挨拶しない派の理由はプライバシーを守るためだった!!
積極的に人と関わろうとする人ばかりではありません。
良心的に接しているつもりでも、相手の負担になったり、思わぬ誤解を与えてしまう事もあります。
暮らしにくい世の中かもしれませんが、逆にあなたのプライバシーも侵されないと思って下さい。
そうはいっても誰とも接触するなと言う事ではありません。
玄関先や敷地内ですれ違った時などに軽く挨拶をかわすくらいは大丈夫です。
礼儀を大切にする人なら挨拶を返してくれますよ。
また、仮に相手が挨拶しなくても軽く会釈位はした方が無難だと思います。
相手の様子が明らかに怪しい感じな場合には勘違いされても困るので、素通りで良いと思います。
女性の一人暮らしを宣言するのは危険です!!
ご挨拶をすることによって「女性の一人暮らし」を知らせてしまうと、
「ストーカー被害」に繋がってしまう事も考えられます。
特に男女混合住宅では管理会社からも「挨拶に行かない」事をすすめられます。
「ストーカー被害」以外にも、女性の一人暮らしだと「強引な勧誘」などの被害も考えられます。
玄関に「防犯カメラ注意!」などのシールを貼ったり、「表札は苗字だけ」にしましょう。
約束の無い訪問には「居留守」も必要です。
引越し業者に頼むときには、女性の一人暮らしと分からない対策をしておきましょう。
(女性の物と分かるものは見えないようにしておきます。→ 段ボール箱に入れるとか。)
「勧誘業者」などは、引越しの様子などをチェックしている事があります。
そうそう!
カーテンは忘れずに用意して下さい。
夜、灯をつけると部屋の中が丸見えです。
カーテンは「かわいい」物よりも「シンプル」な物の方が「女性の一人暮らし」と分かりにくいです。
念には念の為。
それから、男物のトランクスやボクサーパンツをベランダに干すのも一つの方法です。
社宅や、学生寮の場合は粗品を持って挨拶に行くのが理想♪♪
社宅や学生寮などは、ある程度の期間定住することが決まっていますので、「ご挨拶」をしておいた方が良いと思います。
社宅の場合は「社宅のルール」がある場合もあります。
事前に確認しておくと、トラブルを回避することが出来そうです。
こんなご近所さん、隣人さんには、ご挨拶をしておきましょう!!
ある程度長期間住む予定がある時は、ご近所との関係も気になりますね。
「ご挨拶」をしておけば「ご近所付き合い」もスムーズになるかもしれません。
個人情報の守秘義務があるでしょうが、大家さんや管理会社にご近所の様子をうかがっておくと、「ご挨拶」が出来るかどうか判断しやすいですね。
引越し当日に「ご挨拶」ができなくても、「ご挨拶」が出来る状況になってからで遅くありません。
「どうぞ、よろしくお願いします。」
という気持ちを込めて「ご挨拶」をすれば、きっと、伝わりますよ!
粗品を渡す場合はこんなものが人気です♪♪
ご挨拶の時に一緒にもっていく「粗品」
いくら位で、どのような物を持って行ったら良いのでしょうか?
金額は500円~1000円位。
品物は「サランラップ」「タオル」「石鹸」「洗剤」「スポンジ」など、誰もが日常的に使っていて、日持ちする物が良いです。
お留守の時には郵便受けに入れて置くことも考えておくと良いでしょう。
- 「粗品」には「のし」をつけるか「カード」を添えて。
きれいに包装してあると、喜んでもらえそうです。 - 「ご挨拶」をするかどうか迷っているときは、用意だけしておいて状況に応じて使い分ければ良いのでは?
「ご挨拶」に使わなくても自分で必要な物なら残っても困りませんよね。
ご近所に気兼ねなく「ご挨拶」に行けなくなったこの頃、女性の一人暮らしはなにかと心配な事が多いですが、「軽い挨拶」くらいはしたいものです。
住む場所によって「お付き合い」の仕方が変わりますが、「基本」のお付き合いをきちんとしていれば、順番の早い遅いは関係なくなります。
あなたの一番良いタイミングで「ご挨拶」をしても良いのではないでしょうか?
また、物件の周囲が住宅街である場合には、可能であれば誰かしら挨拶したり「天気がいいですね!」などと声をかけやすい方を作っておくのも良いと思います。
特に女性の一人暮らしは不安要素がつきものですから、何かの時に頼れる年配の方などがいた方が安心して暮らせるんではないかなと思います。
うちは皆男の子なので、その点は心配ないんですが、やはり親元を離れて一人暮らしに慣れるまでは、寂しさもあったようで(特に長男、仕事中は黙々と働くため休みに友達と会うまでは1週間まともに人と話すことがない時もあったと言ってました)そんな時に救いになってくれたのは、マンションのすぐそばにあるコンビニの店長さんでした。
仕事帰りに毎日寄るので仲良くなったそうで、かなり年上の方ですがとてもよくして下さり、震災の時には心配して部屋まで来てくれたそうです。
プライバシーが優先される現代、ご近所付き合いもなかなか難しくなっていますが、世の中は悪い人なかりではないということだけ覚えておいて頂けたらと思います。
春からの新生活、慣れるまで大変なこともあるかと思いますが、がんばって下さいね!