【執筆者:編集部 柴崎マリ】
アーモンドミルクは糖質や脂質の多さ、食品添加物を含むことから体に悪いと心配されることがあります。
水代わりに飲むと栄養の過剰摂取や太る可能性があるものの、適量を守れば体に害をなすことはありません。
この記事では、アーモンドミルクが体に与える影響が気になる方に向けて、以下の内容をご紹介しています。
アーモンドミルクのこと
- 体に悪いとされる理由
- 飲み過ぎによる危険性やデメリットはあるのか
- 含まれる栄養素
- 足りない栄養素を補うおすすめの飲み方やレシピ
アーモンドミルクは医薬品では無いので副作用はありません。
それどころか適量飲めば体に必要な栄養素を補えるので、ぜひ最後まで読んでアーモンドミルクを活用してください♪
目次
アーモンドミルクが体に悪いとされるのは砂糖や添加物の影響
アーモンドミルクは製品によっては砂糖や添加物が使われているものがあるため、体に悪いといわれることがあります。
しかし、飲み過ぎなければ悪影響を及ぼすことはありません。
肥満 | 砂糖と脂質の多さから (飲み過ぎなければ問題なし) |
---|---|
健康被害 | 食品添加物による風評 |
栄養の過剰摂取 | 特にビタミンEが豊富 (飲み過ぎなければ問題なし) |
アーモンドミルクの原材料はアーモンドと水のみで、乳糖不耐症の人でも飲める上に栄養も豊富というメリットがあります。
ただし、飲み過ぎると肥満や糖質の摂り過ぎが問題になるので注意しましょう。
砂糖や脂質の影響で太る危険性
味をよくするために砂糖やフレーバーを加えているアーモンドミルクは、砂糖不使用のものと比べ糖質や脂質の量が多く、太りやすくなります。
オリジナル(加糖) | 砂糖不使用 | |
---|---|---|
熱量 | 80kca | 39kca |
脂質 | 3.2g | 2.9g |
糖質 | 9.8g | 0.9g |
アーモンドミルクは製品ごとに熱量や栄養成分が大きく異なりますが、それは食品添加物の影響もあります。
食品添加物はそれほど問題ない
市販のアーモンドミルクには食品添加物が含まれるものも多いですが、それほど心配する必要はありません。
食品添加物は国が安全性を厳しく調査し、問題がないもののみ使用できるためです。(※1)
また、食品添加物を使ったアーモンドミルクには、以下のようなメリットもあります。
- 炭酸カルシウムのように栄養補給目的で使用される場合も
- 添加物使用商品は無添加商品に比べて値段が安くなりやすい
栄養補給目的でアーモンドミルクを飲む場合は、各製品の成分表を見て無添加でも自分が望む栄養が摂れるか確認してみましょう。
ただし栄養補給目的だとしても、アーモンドミルクの飲み過ぎには注意が必要です。
飲み過ぎによる栄養の過剰摂取に注意|1日200mlほどが適量
アーモンドミルクの適量は、1日およそ200ml(コップ1杯分)です。
アーモンドミルクはビタミンEが多く含まれています。
ビタミンEの1日の摂取量目安は成人男性6.5g、女性で6.0gで、アーモンドミルク200mlで十分に摂取できる量です。(※2)
糖質やその他の栄養素の過剰摂取を防ぐためにも、1日コップ1杯分程度に留めておきましょう。
アーモンドミルクは適量であれば、うれしいメリットを期待できますよ。
アーモンドミルクに含まれる栄養|期待できるメリット
アーモンドミルクには体に必要な栄養素が複数含まれており、特にビタミンEと食物繊維が豊富です。
ビタミンE | 体の機能を正常に保つ |
---|---|
食物繊維 | 腸の調子を整える |
カルシウム | 骨や歯を作る |
マグネシウム | 骨や歯を作り体の代謝を助ける |
メーカーごとに異なるもののカルシウムやマグネシウムなどミネラルを豊富に含む製品も販売されています。
食物繊維が豊富なアーモンドミルクはダイエットにも活用したいですが、実は類似製品の牛乳や豆乳と比べてたんぱく質が少ないという欠点があります。
たんぱく質を含む食品と一緒に食べることで、足りない栄養素を補えると良いですよ。
足りない成分を補う!おすすめの飲み方
ダイエット中の方に特におすすめなのが、アーモンドミルクとプロテインを一緒に飲む方法です。
アーモンドミルクに足りないたんぱく質を簡単に補いながらプロテインもおいしく飲めて一石二鳥ですよ。
おはようございます✨
体重前日差−0.1㌔冷凍🍌入りのプロテインにハマっております😆
私はいつもアーモンドミルクで溶かして冷凍🍌でミキサーしてる
今のところ飽きずに美味しく飲んでる🤭
ちなみにザバス のミルクティー味今日は午後から公園行って体動かしてくるー
みなさまもよい週末を✨— maru🧶体質改善ダイエット垢 (@maru09247572) October 1, 2022
好きな果物を混ぜることでより多くの栄養素をおいしく摂れますね。
詳しくはこの記事をチェック!
また、お菓子のレシピに使われがちなアーモンドミルクですが、料理としても活用できます。
アーモンドミルクでうまだれ肉味噌そうめん by 江崎グリコ
さまざまな料理に合う万能ダレのできあがり!
お肉を使っているので、たんぱく質補給に効果的です。
結論|アーモンドミルクは飲み過ぎなければ体に悪いということはない
- 脂質や食品添加物が含まれるが飲み過ぎなければ問題はない
- 加糖タイプは糖質が多く頻繁に飲むと太る可能性も
- 無添加品は値段が高く栄養が少なくなりやすい
- 1日の適量は200mlでコップ1杯分
- ビタミンEと食物繊維が豊富
アーモンドミルクはビタミンEや食物繊維、ミネラルなどの栄養素が含まれた食品です。
加工の過程で添加物や砂糖が含まれているものもありますが、飲み過ぎなければ悪影響はありません。
たんぱく質が豊富な食品と相性が良いので、適量を守りつつぜひ生活に取り入れてみてください♪
参考資料
※1 Q3.食品添加物は食べても安全なのですか?|厚生労働省
※2 ビタミンEの働きと1日の摂取量|公益財団法人長寿科学振興財団
※3 栄養・食生活 / 栄養素と食品成分|厚生労働省