【執筆者:編集部 井上ゆうこ】
プレスバターサンドが展開する個包装の各種バターサンドは、大半が夏季以外は常温保存可能で、7〜10日程度の賞味期限です。
ただし、夏季は冷蔵庫に入れる必要があったり、材料の違いから、年間を通して要冷蔵の商品もあったりするので、パッケージ表記の保存方法をよく確認してください。
工房併設の店舗だけで購入できる焼き立てのバターサンドは、個包装の商品とは製造環境や包装が異なるので、より短い期間しか日持ちしません。
常温・冷蔵で長期保存はできないプレスバターサンドの商品ですが、保存方法によっては日持ちを延ばすこともできます。
この記事では、プレスバターサンドをおいしく安全に楽しむために、次の項目を紹介します。
プレスバターサンドのこと
- 商品ごとの日持ち
- 冷蔵保存が必要な場合
- 傷むとどうなるか
- 冷凍保存できるのか
お土産やギフトに人気のプレスバターサンドをプレゼントしたいけど、日持ちや保存方法が心配な人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
プレスバターサンドは常温で7〜10日程の日持ち|要冷蔵の場合も
プレスバターサンドの商品のほとんどは、25℃以下の常温保存で賞味期限まで問題なく食べられます。
ただし、気温が25℃を超える5月中旬〜9月頃は冷蔵庫に入れる必要があります。
バターサンド各種の中でラムレーズンだけは(※執筆時点)材料の違いのため、要冷蔵(10℃以下)です。
プレスバターサンドでは、製造日起算の賞味期限は明らかにしていませんが、口コミや通販サイトによると日持ちの目安は次の通りです。
開封前 | 開封後 | ||
---|---|---|---|
個包装 | 店舗購入 | 購入日より10日程 | お早めに |
通販 | 発送日より7〜9日程 | ||
店舗限定の焼き立て (簡易包装) |
購入日より3〜4日程 |
工房併設の店舗だけで購入できる焼き立ては、個包装の商品とは製造環境も異なりますし、包装も簡易なため、日持ちは短くなっています。
博多駅に来たので、気になってたプレスバターサンド(焼き立て)。
カリッカリ!!やん!!こここ、これは並んで食べる価値ある… pic.twitter.com/vzezmD5zWj— めぐみーと (@pianosuto) October 29, 2019
プレスバターサンドでは、長く愛される定番の「バターサンド」以外にも、さまざまな味や季節限定など数多くの商品が展開されています。
「バターサンド〈黑〉」は、ココアとチョコの風味が楽しめます。
「バターサンド〈白〉」は、ホワイトチョコレートキャラメルが優しい味です。
「バターサンド〈栗〉」は、栗のほっこりとした甘さと自然な渋みのバランスが絶妙です。
商品ごとに日持ち期間の違いはありませんが、季節や商品によって、保存温度帯が変わるので注意してください。
季節や商品によって常温保存できる・できない場合がある理由
プレスバターサンドが常温保存できる・できない場合がある理由は、気温の違いと水分量の違いです。
食品の温度が高くなると、雑菌が増えやすくなり腐敗や食中毒のリスクが高まるので(※1)、常温保存できるバターサンドも、気温が25℃を超えると冷蔵庫に入れる必要があります。
バタークリームの中に、たっぷりとラム酒に浸したラムレーズンを入れている「バターサンド〈ラムレーズン〉」は水分量が多く傷みやすい傾向があるので、要冷蔵となっています。
食べる時も、冷やしたままでOKです。
賞味期限を大幅に過ぎたり、期限内であっても保存状態が悪かったりした場合は、傷むことがあるので気をつけましょう。
傷んだ状態の見分け方|大幅に賞味期限が切れたら危険
バターサンドが傷むと、見た目や臭いで食べられない状態が分かります。
見た目 変色 |
・カビが生えている ・変色している |
---|---|
臭い 匂い におい |
・発酵臭 ・酸っぱい臭い ・油臭い |
味 食感 触感など |
・ネバネバしている ・酸っぱい味 |
個包装のプレスバターサンドのように、賞味期限が設定された食品は、期限後すぐに食べられなくなるわけではありません。(※2)
賞味期限を10日、安全係数を0.8とすると、期限切れ後どのくらい食べられるかが推察できます。
10日÷0.8=12.5日と計算でき、賞味期限切れ後も2日程度は食べられる可能性がありますが、あくまで自己責任で判断しましょう。
わぁお……
ラストライブで貰ったプレスバターサンドが1個だけ食べてないやつがカバンから出てきて1ヶ月くらい賞味期限持つでしょ!と思って食べたら無事お腹痛くなってきてネットで調べたら賞味期限7~9日だったしぬ— ゆずき🌙 (@yuzuki_IDOL) July 5, 2022
せっかく購入したプレスバターサンドを無駄にしないように、賞味期限はもちろん、指定の保存方法をきちんと守りましょう。
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プレスバターサンドの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の使い分け
プレスバターサンドは気温25℃以下なら常温保存できますが、25℃を超えた場合と、商品によっては冷蔵か冷凍する必要があります。
常温 | ・気温25℃以下の涼しい場所 ・賞味期限の日付まで |
---|---|
冷蔵 | ・気温が25℃を超えたら ・「バターサンド〈ラムレーズン〉」は 要冷蔵(10℃以下) ・賞味期限の日付まで |
冷凍 | ・気温が25℃を超えたら ・2週間を目安に食べ切る |
冷凍保存は日持ちを延ばすこともできますよ。
日持ちを延ばせる冷凍保存|正しい解凍方法も
通販では、購入商品の組み合わせによっては、バターサンドも冷凍配送の可能性があるので、常温・冷蔵保存の商品を家庭で冷凍しても問題ありません。
個包装の商品はそのまま冷凍できますが、限定店舗で購入できる「焼き立てバターサンド」は簡易な包装なので、そのまま凍らせると乾燥や匂い移りの原因になります。
- 個包装はそのまま、包装が簡易な「焼き立てバターサンド」はラップでぴっちりと包み保存袋に入れてから冷凍します。
- 食べる時は、冷蔵庫で8時間を目安にゆっくりと解凍しましょう。
日持ちが短いプレスバターサンドも、冷凍すれば少し余裕を持って楽しめますね。
結論|夏のプレスバターサンドは常温ではなく冷蔵か冷凍しよう
- 個包装の商品はほとんどが常温で7〜10日程度日持ちする
- 気温が25℃を超えたら冷蔵か冷凍
- 年間通して要冷蔵の商品もあり
- 限定店舗で購入できる焼き立ては日持ちが短い
- 冷凍保存で日持ちが延びる
プレスバターサンドの商品の大半は、夏場だけ保存方法が変わるので要注意です。
25℃より高い気温では常温放置せずに、冷蔵か冷凍保存にして安全に楽しんでくださいね。
お土産にしては日持ちが短いので、冷凍保存で日持ちを延ばす方法も一緒に伝えると喜ばれるかもしれませんよ。