バスクチーズケーキの賞味期限｜冷凍･冷蔵の日持ちは？常温NG？

【執筆者：編集部 藤井祥子】

バスクチーズケーキの賞味期限は市販品の場合、冷凍で約1～12ヶ月、冷蔵だと約5日となり常温保存はできません。

冷凍のものは長期保存が可能ですが、解凍したものやお店で買ってきたもの、手作りしたものはあまり日持ちがしないので、早めに食べきる必要があります。

バスクチーズケーキをホールで買ったけれど食べきれそうにない、手作りしたけど日持ちがわからなくて心配な方はこの記事を参考にしてくださいね。

バスクチーズケーキの冷凍・冷蔵での賞味期限｜常温保存の可否

バスクチーズケーキの賞味期限は市販品と手作りした場合で異なります。

バスクチーズケーキの日持ちの目安

市販品	冷凍品	約30日～1年
	冷蔵品	約5日
手作り		冷蔵保存でなるべく早く

市販品は未開封の場合なので、開封後は手作りのものと同じように冷蔵庫に入れて早めに食べましょう。

また日持ちしにくい材料が使われていることや低温で焼く作り方が関係し、常温保存には向きません。

市販バスクチーズケーキは、冷蔵品と冷凍品で設定されている期限が違うので、意味を理解しておかなければ体調不良を起こすリスクがあります。

保存方法で期限の種類が違う｜賞味・消費期限の意味

バスクチーズケーキは冷凍や冷蔵で販売されていますが、それぞれ設定されている期限が異なります。

冷凍の場合は比較的傷みにくい食品に設定される賞味期限となり、メーカーによって異なりますが約30日～1年と保存期間は長めです。

例えば、こちらのみれい菓は冷凍販売のため賞味期限が設定されており、90日となっています。

日持ちは短いですが冷蔵品も通販で購入でき、こちらの商品は消費期限で5日となっています。

バスクチーズケーキは焼き菓子ですが、使用している材料やできあがりの水分の多さから常温保存には向きません。

使われる材料はスーパーで購入できるものが多く手作りされることも多いので、その場合の消費期限を知っておくと安心ですね。

冷蔵で日持ちしない・常温保存できない理由は材料

バスクチーズケーキが日持ちせず常温保存できないのは、要冷蔵や賞味期限が短い材料が使われているからです。

バスクチーズケーキに使われる傷みやすい材料

材料名	保存方法や特徴
クリームチーズ	10℃以下の要冷蔵
生クリーム	・3～7℃以下の要冷蔵 ・賞味期限1～2週間
卵	生食できる期間は約2週間

さらにバスクチーズケーキは高温で短時間に焼くのが特徴で、中が半生で水分が多く残っていることも傷みやすい要因のひとつです。

手作りの場合も傷みやすいので、冷蔵保存で早目に食べきるか冷凍保存がオススメです。

手作りや開封後のバスクチーズケーキの傷んだ状態を知っておくといつでも安心して食べられますね。

傷むとカビや異臭がする

バスクチーズケーキはたとえ冷蔵庫に入れたとしても少しずつ劣化し、カビが生えたり異臭がしたりします。

傷んだバスクチーズケーキの特徴

見た目 変色	カビが生える
臭い 匂い におい	・異臭がする ・腐敗臭がする
味 食感 触感など	苦みがある

材料に使われる乳製品は栄養価の高い食品のため、腐敗の原因となる微生物の影響を受けやすいです。

こちらは普通のチーズケーキですが、ポツポツとカビが生えています。

チーズケーキもらったから食べようと思ったら緑色のものに気づいてピスタチオでも入ってるのか〜洒落てんな〜と思いつつよく見て見たらカビルンルンだった…つら… pic.twitter.com/VSOplFcD0A

— 神楽 愛@YouTube開設チャンネル登録者募集中 (@aikgr) February 3, 2021

誤って傷んだものを食べると発熱、ふらつき、下痢、嘔吐など食中毒の症状が起こることもあるので注意が必要です。（※2）

お腹を壊すことがないように、正しい保存方法を知っておくといいですね。

バスクチーズケーキの保存方法と解凍のコツ

バスクチーズケーキの保存方法は冷凍・冷蔵によって異なります。

バスクチーズケーキを日持ちさせる保存方法

保存状態		保存方法	保存対象
冷凍		・－18℃で以下で保存 ・ラップで包んで 保冷袋に入れる	・未開封の冷凍品 ・開封後の冷蔵品 ・手作り
冷蔵		・10℃以下で保存 ・ラップで包む	・未開封の冷蔵品 ・開封後の冷凍品 ・手作り
常温		NG	ー

ラップで包むと空気に触れにくいので劣化が遅くなり、冷蔵庫内の他の食品の臭いうつりを防げます。

バスクチーズケーキの冷凍方法と解凍のコツを覚えておくと、家で美味しく食べられますよ。

急速冷凍が美味しさを保つ鍵！自宅でできるコツを紹介

バスクチーズケーキを冷凍する場合、急速冷凍できるような工夫が必要です。

食品を冷凍すると、中の水分が氷の結晶となり食品の細胞壁を壊すので解凍後に壊れた細胞壁から水分が流れ出てきます。

氷の結晶は－5～－1℃の時に大きくなるので、この温度にとどまる時間を短くすれば冷凍のダメージを少なくできます。

家庭の冷凍庫で急速冷凍は難しいですが、少し手を加えると早く冷凍できるので試してみてくださいね。

アルミの板は熱伝導率が高く、冷凍庫に付属のものもあるので利用してみてください。

また冷蔵庫に急速冷凍モードがあればそちらを活用するのもオススメです。

冷凍したものを解凍するときのコツ

バスクチーズケーキの解凍は冷蔵庫で2時間～半日かけてゆっくりと解凍します。

解凍するときは1～5℃の低温が良いので、野菜室や冷蔵庫のドアポケットなどは避け冷蔵庫の奥など温度変化の少ない場所に置きましょう。

また常温解凍は解凍している間に水分が出て菌が繁殖しやすい状態となり、食中毒の危険性があるのでおすすめしません。

市販のものは、解凍時間や温度が指示されていることが多いのでそちらを守ってくださいね。

結論｜バスクチーズケーキの賞味期限は冷凍・冷蔵で異なる

バスクチーズケーキの賞味期限は冷凍では長いですが、冷蔵や手作りの場合はそれほど日持ちしないうえ常温保存はできません。

ただし手作り品でも正しい方法を守れば冷凍して長持ちさせられます。

スーパーで手に入る材料で簡単に作れるので、傷んでいるかどうかの見極め、保存方法、解凍のコツを駆使して、家で美味しいバスクチーズケーキを楽しんでくださいね♪