【執筆者:編集部 柴崎マリ】
市販のグミは賞味期限切れでも、未開封で正しく保存していれば食べられる可能性があります。
しかし開封済みの場合や手作り品は、衛生状態によっては腐ることもあるため早めに消費するべきです。
この記事では、グミを安全に楽しむために欠かせない以下の内容を紹介しています。
グミのこと
- 賞味期限切れから1年や2年でも食べられるのか
- 期限切れでも食べられる場合は具体的に何日まで?
- 傷んでいる場合の特徴
- 正しい保存方法とおすすめの簡単アレンジレシピ
市販のグミは長持ちしやすいですが、高温多湿といったふさわしくない保存環境ではせっかくの日持ちしやすさが活かされません。
ぜひ最後まで記事を読んで、安全においしくグミを食べきりましょう♪
目次
賞味期限切れのグミは食べられる?手作りや1年・2年後は?
市販のグミは未開封であれば、多少期限を過ぎていても安全に食べられる可能性があります。
一方、手作りのグミには賞味期限がなく、調理した際の衛生状態によって日持ちも変わるので、安全のためには当日中など早めに食べ切ると良いでしょう。
手作り | 早めに消費 (可能なら当日中) |
|
---|---|---|
市販品 | 果汁グミ | 270日 |
ピュレグミ | ||
ハリボー ゴールドベア | 450日 | |
地球グミ (トローリ プラネットグミ) |
商品に記載 (8ヶ月以上) |
|
OZZY いちごグミ | 360日 |
開封済みのグミは賞味期限にかかわらず早めの消費が推奨です。
未開封の場合は賞味期限切れでも食べられる可能性があるとはいえ、1年以上も経てばグミが劣化してしまいます。
賞味期限1年前のグミ開けてみた pic.twitter.com/MhazNIMgh4
— だー (@Daaaaaaa_aaaaaD) September 21, 2020
グミの賞味期限が切れた場合、具体的に何日ぐらいまでは安全に食べられるのかは、安全係数を用いて推測することができます。
未開封なら食べられる可能性あり!具体的な日数の計算
未開封の市販グミは、商品にもよりますが賞味期限切れから2ヶ月ほどなら食べられる可能性があります。
グミに設定されているのは期限が切れたらすぐに食べられなくなる消費期限ではなく、賞味期限だからです。
消費期限:安全に食べられることを保証する期限
具体的に、賞味期限が切れてから何日までの商品が食べられるのかは安全係数で推測可能です。
日本の食品メーカーは、賞味期限を決める際にさまざまな検査をして「最大で何日まで安全が保証できるか」を判断します。
この判明した日数に安全係数をかけて、賞味期限とするのです。
最大で10日安全が保証できる商品なら
10×0.8=8日が賞味期限になる
上記で紹介した市販グミの場合、メーカーの検査で最大まで安全が保証できた日数は以下の通りではないかと推測されます。
賞味期限 | 実際に食べられる 可能性がある日数 |
|
---|---|---|
果汁グミ | 270日 | 337日 |
ピュレグミ | ||
ハリボー ゴールドベア |
450日 | 562日 |
OZZY いちごグミ |
360日 | 450日 |
つまり、果汁グミとピュレグミは賞味期限が切れても67日(337日-270日=67日)は食べられる可能性があるということです。
上述した日数内であってもグミに異変がある場合は品質の劣化が考えられるので、決して食べないようにしましょう。
腐るとどうなる?開封後や高温・カビに注意
賞味期限切れのグミを食べる際は、傷んで劣化していないかよく確認してみましょう。
におい | 異臭 など |
---|---|
味 | まずい など |
見た目 | ・溶けている ・変色 ・カビ など |
賞味期限切れの場合はもちろん、期限内だとしても保存方法によってはグミが傷んでしまう場合があるので、違和感があるグミは食べずに廃棄するのが安全です。
特に開封後のグミは未開封のものと比べて、微生物が増殖し品質が変わりやすくなるので早めの消費が推奨されます。
ちなみに、グミを食べた後にお腹が痛くなった事がある人もいるかと思いますが、グミが傷んでいたとは限りません。
グミに含まれるコラーゲンを摂取しすぎた結果、下痢を起こしてしまった可能性も考えられます。
詳しくはこの記事をチェック!
グミは、保存方法を少し工夫するだけで劣化を遅らせられるので、保存のポイントをしっかり抑えておきましょう。
グミの賞味期限切れを防ぐには?保存方法とアレンジ
グミに最適な保存方法は、常温保存です。
常温 | ・直射日光、高温多湿を避ける ・密閉袋の封をしっかり閉める ・開封後は早めに食べ切る |
---|---|
冷蔵 | 非推奨 ・密封袋の封をしっかり閉める ・冷やすと固くなるので早めに消費 |
冷凍 |
高温多湿や直射日光が当たる場所は、カビや溶けてしまう原因になります。
キッチンのシンク下やコンロの近くは避けて、なるべく一定温度の涼しい場所で保存するのがおすすめです。
冷蔵や冷凍保存も不可能ではありませんが、冷えて固くなってしまうので食べにくくなります。
食べるたびに冷蔵庫から出し入れしては、グミの包装袋が温度差で結露しカビの原因にもなるので、極力常温で保存しましょう。
映えるジュースにも!おすすめアレンジレシピ
グミを買いすぎて消費しきれないというときは、他の料理にアレンジして楽しみましょう。
暑い夏にはジュースに入れると大量に消費できますよ。
これは御神酒に漬けられ、清められたハリボーで作った炭酸禊ドリンク。#photography #ファインダー越しの私の世界 #写真好きな人と繋がりたい
#8gatu_photo #キリトリセカイ #8gatu pic.twitter.com/PXlMeQjFyw— 8gatu photo (@8gatu_photo) April 30, 2020
グミをドリンクに入れるだけでも良いですが、一晩炭酸水に浸してから投入すればシュワシュワの新感覚グミを味わえます♪
簡単に作れる上にカラフルな見た目でも楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。
結論|グミは賞味期限切れでも未開封なら食べられる可能性あり
- 市販品は賞味期限切れでも未開封なら食べられる可能性がある
- 手作り品は安全のため早めの消費を心がけよう
- 開封後は賞味期限にかかわらず早めに食べ切る
- 冷蔵庫は非推奨!高温多湿と直射日光を避けた常温保存が正解
- 食べきれない場合はアレンジレシピもおすすめ
市販のグミは、正しく保存していれば多少の賞味期限切れでも食べられる可能性があります。
ただしそれは数ヶ月の話で、期限切れから半年や1年も経ってしまった商品は劣化も進んでしまい安全とはいえないでしょう。
期限切れまでに食べきれない場合や開封済みのグミは、アレンジして別の料理にリメイクすることも考えると、大量に消費できますよ♪