先日お見合いをした友人から、「相手に恋愛感情がわかないまま、お見合い結婚をしても幸せになれる気がしない・・・」と相談を受けました。
お互いにいろんなところを知ったうえで結婚に至る恋愛結婚と違い、お見合い結婚はお互いに知らないことも多いまま結婚に至るケースも少なくないので、友人が悩むのも当たり前だと思います。
そんな友人とあなたのために、お見合いについて気になる事を調べてみました!!
- お見合い相手に恋愛感情がわかないのはなぜ?
- お見合い結婚で幸せになった・後悔している人の体験談
- 恋愛感情なしのお見合い相手と結婚する決め手
- お見合い相手に恋愛感情を抱いてもらう方法
「恋愛経験がないままお見合いをして、ホントに結婚まで発展するの?」と思っている方も、色々経験してきたからこそ迷っている方も、この記事を読んで疑問を解決してくださいね♪
目次
お見合い結婚だと思うと恋愛感情がわかないのはなぜ?
恋愛結婚といえばお互いに好きという気持ちがあるから結婚に至るものですが、お見合い結婚の場合は相手に恋愛感情がわかないまま結婚に至るケースも珍しくありません。
そもそも、お見合い相手に恋愛感情がわかない理由として考えられるのは、は大きく分けて2つあります。
お見合い相手に恋愛感情がわかない理由
- お見合い経験が少ない場合 ⇒ 縁がない
- 何度もお見合いをしている場合 ⇒ 結婚相手に対してこだわりや理想が強い
お見合い経験が少ない場合
お見合いは第一印象でほぼ決まります。
恋愛もそうですが、努力したから好きになれるというわけではないですよね。
不思議なもので「この人は違うな~」と思った相手を好きになることって、なかなかありません。
そう考えると、意外と第一印象で好きになるかどうかって判断できちゃう気がしませんか?
出会った瞬間に答えが出てしまう以上、これはもう「縁」としか言いようがありません。
焦らず、良い縁が来るのを待つしかないでしょう。
何度もお見合いをしている場合
何度かお見合いをしても相手を好きになる事が無い場合は、あなたに原因があるかもしれません。
「結婚」や「お見合い」を否定的に考えてはいませんか?「あまりしたくない事の相手」として見ると、お見合い相手の印象も悪くなってしまいますよね。
こだわりが強かったり理想が高いと、それだけピタリと当てはまる相手が見つかりにくくなってしまいます。
恋愛感情がない状態で結婚なんて考えられない!と思っている方も多いと思いますが、実はお見合い結婚は恋愛結婚よりもうまくいく可能性が高いと言われています。
次章では、実際にお見合い結婚をした人の体験談からわかる、お見合い結婚のメリットとデメリットを確認してみましょう。
恋愛感情なしのお見合い結婚で後悔・幸せになった人の体験談
お見合い結婚をするカップルの割合は全体の1割にも満たないといわれており、ほとんどが恋愛結婚だといわれています。
しかし、日本では3組に1組が離婚しているといわれるほど離婚率が高く、恋愛結婚の場合は3~4割が離婚に至り、お見合い結婚はたったの1割程度しか離婚していないといわれています。
恋愛感情がわかないままお見合い結婚をしても、意外と夫婦生活がうまくいく事例が多いことがわかりますね!
では、実際にお見合い結婚をした人の体験談から、幸せになった事例と、後悔している事例を確認してみましょう。
お見合い結婚で後悔している人の体験談
お見合い結婚をして後悔している人の意見を調べてみると、以下のような体験談がありました。
- ドラマのように燃え上がる恋愛に憧れがあった
- 相手に恋愛感情がないからときめかない
- 相手をよく知らないまま結婚したので価値観の相違が多かった
- 相手の恋愛経験が乏しいからか嫉妬がひどい
お見合いも、いくら親が気に入ってゴリ押ししてきたからって、自分が気に入らないと、本当にその人で良いのか、自分の意思を大事にしないと、本当に後で後悔する羽目になる気がする…。
両親見てると、痛感させられる…。出会う形がお見合いってだけで結局は恋愛と同じ。#お見合い結婚 #お見合い
— ジュン【11/29、12/9、12/14(ライブ遠征予定)】 (@okkiy) May 4, 2019
私も昔、おばあちゃんに言われてお見合いをした事があるのですが、その時は相手の事を全く好きになれませんでした。
縁が無かったのかもしれません。でも、私の結婚相手への理想が高かったのも原因だと思います。
今にしてみれば、もうちょっとゆっくり相手の内面を見ても良かったと反省しています。
これから一生を共にするわけですから、信頼できる相手かどうかが一番大切です。
細かな条件はひとまず置いといて、お互いに信頼し合える相手なのかを見極めることも大切ですね。
次に、お見合い結婚で幸せになった人の事例を確認してみましょう。
お見合い結婚で幸せになった人の体験談
実は、お見合いをした当初は恋愛感情がなかったけど、結婚したらうまくいく事例の方が多いのです。
- 恋愛にかける時間が無駄だと感じた。早くお見合いをするべきだった
- 経済力がある人だったので生活に余裕が持てて幸せになれた
- とても優しい人で大切にしてくれる
- 趣味や価値観が共通する人を紹介してもらったので一緒に生活するのが楽しい
逃げ恥みてて、あー、これお見合い結婚だなあって思ってた。学生時代、絶対将来お見合い結婚する! って豪語してる女の子がいて、彼女のご両親がそうだったからだそうだけど、ご両親は結婚してからお互いを好きになっていき、新婚時代=付き合いたてでもうものすごく幸せだったからだそう。
— 4月 (@o4Note) November 25, 2016
お見合いをする相手は周囲の人に紹介してもらうケースが多いので、結婚相手に求める条件が合致する人がお見合い相手になるケースが多いです。
そのため、恋愛結婚よりも理想の相手に巡り会いやすいのが大きなメリットです。
体験談にもあるように、結婚をしてから恋愛感情がどんどん高まり、良い夫婦関係を築けるケースが多いのが特徴です。
恋愛結婚とお見合い結婚のどっちが良いとは言い切れませんが、恋愛感情がわかないままお見合い結婚をしてもうまくいく事例は多いことは頭に入れておきましょう!
さて、ここで疑問が・・・。相手の内面を見るのも大事ですが、恋愛感情がないまま何回もデートしてたら相手にも失礼だし、時間の無駄ですよね。
そこで、お見合い相手に恋愛感情がないままでもうまくいくためにはどうするべきなのか考えてみましょう。
お見合い相手に恋愛感情がないまま付き合うべき?決断するポイント
お見合い直後は初めて会ったばかりの状態なので、すぐに恋愛感情を抱く方が珍しいかもしれません。
恋愛感情がわかないまま、このまま付き合うべきなのか、それともお断りするべきなのかを決断するためには、以下のポイントを抑えておきましょう!
3回会って「何も感じない」なら縁が無いと割り切る!
お見合い当日に、すでに「この人は違う」と興味が持てなかったら、それは縁がないと断っていいと思います。
迷った時の判断の目安は「3回会って判断」です。
3回目までの流れ
もう一度会いたいと思った場合は、3ヶ月ぐらいデートを重ねてみて下さい!
そうするうちに「一緒に過ごして気楽」とか「気が合うな」とか思えてくるはずですよ♪
注意するのは、どこかでは結婚の判断をしなくてはならないということです。
お見合いで知り合ったんですから相手も早く結婚したいと考えているでしょうし、ズルズルと長引かせないよう、一定期間で答えを出さなくてはなりません。
お互いに結婚を意識した話題をするなど、短い期間で相手の事を知っていく努力は必要です。
努力してみたけど合わなさそうと分かったら、スッキリ断れる気がしませんか?長引かせ過ぎると、断りづらくなってしまいそうです。
お見合い相手を好きなれないと思っている友人に3回会ってみる話をしたら、「デートを重ねて気にはなるけど、3回以上会っても”会いたい”と強く思わない」との答えが……(涙)
人の気持ちの問題なので、仕方が無い!!でも気になってるのに断るって、もったいないような……?
そんな「好きまではいかないけど、相手が気になる時」はどうすればいいか、調べる必要がありそうです!
好きではないが「気になる相手」ならもう少しだけ努力してみる
何とも思っていなかった人を好きになるには、時間が必要です。
先程も触れましたが、どうしても嫌なら早く断りましょう。お互いに次の相手に時間をかけたいですもんね。
しかし「気になっている」なら、相手と分かり合おうとする努力をしてみても良いと思います。
- お互いに歩み寄り、譲り合いができているか?
- 自分ばかりが折れていないか?
- 長く続けられる関係・距離感になっているか?
など、何度か続けて会わなければ分かりづらい事もありますよね。
結婚後の事も考えるとお互いの歩み寄りや譲り合いは大事です。そういった場面では、相手の良い所に気付く事もありますよ!
だた、一方的にあなただけが歩み寄っていて「自分ばかり折れている気がする」のであれば、断ればいいと思います!
お見合いをすぐに断らなかったからといって、結婚しなきゃダメ!ってことにはなりません。執着せず次に行きましょう!
ではここで質問です。「気になる存在」から「好きな人」へと変わるきっかけは何だと思いますか?
私の友人も「好き」までいかないから困っている訳だし……。これは調べておいたほうがよさそうですね!!
恋愛感情がわくきっかけになるのは「意気投合」
「意気投合って言われても……」と、思っているあなた!まずはお見合い相手のこんな所に注目して下さい!
お見合い相手を好きになる!意気投合ポイント
- 考え方が同じ、または理解できる
- 相手が分かり合おうとしてくれる、自分も相手の事を分かろうと思える
- 趣味や食べ物の好みなどが同じ
全部じゃなくて、好きな芸能人、好きな漫画、好きなスポーツなど、何か一つでも共通のものが見つかれば良いですよ!
好きな物が同じなら、それに対しての考え方を聞いていくと似ている部分が見つかったりもします。
共通の話題ができると、意気投合して段々好きになっていく事もありますからね。
今までの恋愛でも、自分と考え方が似ている人の事を好きになっていませんでしたか?
意気投合できるポイントが何もないと、結婚生活がかなり息苦しくなります。
絶対とは言い切れませんけど、全く理解できない行動をする人に共感はしづらいですよね。
それから趣味が合わなかったとしても、自分の趣味に理解があるかどうかは大事です!
趣味に理解が無いと結婚後にこんなトラブルも……。
- 趣味にお金を使うとうるさく言われて何もできない
- せっかく集めてた物をゴミ同様に捨てられる
- 趣味に時間を費やし過ぎだと文句を言われる
私の友人もこのような理由で何度も旦那様と喧嘩をしています。
だから考え方や趣味が同じなど、意気投合できる何かがあるっていうのは大事なポイントですよ!
ところで、せっかく意気投合するポイント見つけて「好き」となったとしても、相手が自分の事を好きになってくれないと、結婚には至りませんよね……。
ここからは「相手に好かれる為には、どうすればいいのか?」を考えてみましょう!
お見合い相手に恋愛感情を抱いてもらうための具体策
あなた自身がお見合い相手のことを気に入ったとしても、お見合い相手があなたのことを気に入ってくれるとは限りません。
お見合い相手に恋愛感情を抱いてもらうためには、まずは自分自身について振り返ってみましょう。
お見合いを成功させる人には、ある共通点があります。あなたは当てはまっているでしょうか?
お見合いを成功させる人の特徴4つ
- 相手が自分の好きなタイプじゃなくても一度は目を向けてみる
- お見合い相手に期待しすぎない
- ありのままの相手を受け入れる
- 自分にも上手くいかない原因がないか振り返ってみる
「理想通りか」よりも「どんな良さがあるか」を探そう
外見を磨く努力も有効ですし、知識や趣味を増やすことも有効ですが、一番大事なことは、案外些細な事だったりします。
好きなタイプじゃなくても、嫌いじゃない人の中から相性の良い人を探してみるのも良いかもしれませんよ。
だって世の中のほとんどの人は、自分にとって「好きなタイプじゃないけれど、嫌いではない人」ばかりなんですから。
「自分はこのタイプの人しか好きになれない!」とか「私はこういうタイプの人からしか好かれない」など、自分から候補を削ったり枠を狭めたりしていませんか?
それでは結婚相手に対する条件が厳しくなっていく一方です。
まずは相手に選んでもらえる努力をすることが大事!
相手に「こうであってほしい!」と期待をすればするほど、求める条件は厳しくなっていきます。
そんな時あなたは、相手のことを「理想とはここが違う」と減点方式で採点していませんか?
お見合い相手が「もっと綺麗な人がいいな」「もっと女らしくしててほしいな」とか思っていたら、イラっとしますよね。
自分がされて嫌な事は、人にもしちゃだめですよ!
この人はどんな人なんだろう?と思って見ていくと、相手の良いところは意外と簡単に見つかります。
減点方式ではなく、加点方式で!考え方を変えるだけで、良い相手が見つかりやすくなるはずですよ。
上手くいかない原因を分析しよう
「相手が分かり合う努力をしなかったから」「私の好みに合わなかったから」など、お見合いが上手くいかない事を相手のせいだけにしていませんか?
自分にも原因があるか分析をしないと、いつまでたっても結果は同じですよね。
分析をすることで、自分の好みのタイプの人に選ばれる可能性が高くなるはずです。
今までとは違うタイプの人にも目を向けてみたり、自分を変えてみたり。でも自分を変えようとして無理をしすぎてはダメですよ!
結婚生活は果てしなく長いです。本当の自分を出せないと、続けるのが辛くなってしまいますから。
大丈夫。あなたがありのままの相手を受け入れたら、相手もありのままのあなたを受け入れてくれます。
友人や上司の紹介もアリ!
自分をよく知る友人や上司に紹介を頼んでみるのも良いと思います。
どんな人が良いか、わからなくなっちゃった!という時には、客観的な視点で自分と相性の良さそうな人を選んでもらってみては?
自分では合わないと思っていた相手と、意気投合しちゃうかもしれませんよ。
私が旦那と知り合ったきっかけも「友達の紹介」でした。
大声では言えませんが、理想とはほど遠い人です。でも私にとって「ありのままを出せて安心できる人」なので、相性の良い人なんだと思います。
まとめ
恋愛感情がわかないままのお見合い結婚についてまとめます。
- 恋愛感情がわかないままお見合い結婚する夫婦は珍しくない
- 良縁に恵まれず、相手に対する理想が高いと恋愛感情がわきにくい
- お見合い結婚をして後悔する人もいるが離婚率は恋愛結婚よりも低い
- お見合い結婚後に恋愛感情が高まり幸せになるケースも多い
- 縁がないと感じたら割り切って断るべき
- 「好き」ではないが「気になる」なら相手を理解する努力をするべき
- 意気投合が今後の付き合い方を決断するポイント
- 相手に恋愛感情を抱いてもらう努力も必要!
結婚する相手には、不思議と惹かれるものがあります。これは恋愛結婚であろうとお見合い結婚であろうと同じです。
結婚相手には、出会いがお見合いであっても自然と恋愛感情が生まれるものじゃないでしょうか。
結婚をためらう相手と、長い結婚生活を続けていく自信はありますか?
「この人と一緒に苦労しても構わない」と思えない相手と無理に結婚をしても、いつか離婚する事があるかもしれません。
自分と合わないのに結婚を決める事は、自分も相手も不幸にしてしまいます。
将来、こんな結婚は時間の無駄だった!なんて言いたくないですよね。
自分が自然体でいられる人との結婚が一番ですよ!
それでは、お見合い頑張ってくださいね!私も友人をもう一度励ましてきます。