付き合っているカップルに必ず訪れる「倦怠期」。これは多くのカップルが経験することなので、あなただけではないんですよ。別れようかな…と考えるのは待ってください!
倦怠期は一時のものなので、それを乗り越えることができれば、さらに絆が深まるはずです。今回は、その倦怠期をどう乗り切るかをご紹介していくので、悩んでいる方は参考にしてみてください!
目次
彼氏といてもつまらないから別れたい!
付き合い始めの頃は、不思議と何をしても楽しいと思えるんですよね。しかし、ある一定の時期を迎えると、最初の熱が冷めて「つまらない」という状況になることがあります。
いわゆる「倦怠期」「マンネリ化」というものです。この時期は「3の倍数月」に訪れるという風に言われています。つまり、3ヶ月、半年、1年…というように定期的に訪れるものなのです。
では、どうしてこのような現象が起きるのでしょうか?
・付き合い始めは相手の良い所ばかり目に付きますが、最初の熱が冷めて冷静になってくると相手の悪い所ばかりが目に付くようになります。
・最初は何をしても今までとは違う非日常の世界なので楽しく感じますが、時間が経って慣れてくると非日常も日常になってしまうので、つまらなく感じるようになります。
彼以外の人に目がいくのもこのせいです。彼以外の男性と話をしたりすることで、非日常的な新しい刺激を受け、現在の彼氏との関係がより一層つまらないと感じてしまうのです。
だからと言って、今の彼と別れて気になる新しい彼と付き合っても、また同じ状況に陥ってしまう可能性が高いと言えるでしょう。
では、具体的にみなさんがどのようなことに対して不満を抱いているのかということを探っていきましょう!
喋らない無口な彼氏…会話が続かない!
彼氏が詰まらないと悩んでいる女性たちが一番困っていることは、彼氏が「しゃべらない」「笑わない」「連絡してもそっけない」などのコミュニケーションの問題です。
正直、付き合っていなくても人とコミュニケーションが取れない人を相手にするのは、疲れますしつまらないものですよね。それが、付き合っていつも一緒にいる彼氏となると尚更です。
一緒に過ごしている中で、そっけない態度を取られると不安になりますよね?「彼は自分のことをそんなに好きじゃないのでは?」「私といても楽しくないの?」と、傷ついている方も少なくないと思います。
また、電話やメールなどの顔が見えない連絡でそっけなくされると、相手の表情が見られない分さらに不安になりますよね。
このように、どんどん不安な気持ちが大きくなっていくと、何かをしなくちゃ別れが来てしまうのでは…という気持ちから、もっとコミュニケーションを取ろうと頑張ってしまいます。しかし、彼の反応は変わらず、あなたの気持ちの一方通行のようになり疲れてしまうでしょう。
デートが同じ場所ばかり!そんなに面倒くさい?
おうちデートが定番になり、つまらないと感じる場合もありますよね?そこで、外ならいつもと違う雰囲気なので楽しめるのではないかと彼氏を外に連れ出してみます。しかし、外に出たはいいけど、デート場所もごはんの場所もお店もいつもと一緒…ということはないでしょうか?
彼女にとっては「つまらない」という状況を脱するための行動でも、彼にとってはいつもの外でのデートという認識しかありません。
彼に行きたい場所などを提案してみても、「面倒くさい」「いつもと同じで良い」などという言葉が返ってくると、悲しさ半分怒り半分といったところでしょう。
彼氏が新しい刺激を求めていないのは、なぜでしょうか?答えは簡単です。「つまらない」と感じていないからです。もし、あなたとの関係がマンネリ化していると感じていれば、彼も何か違うことをしてみようという気持ちになるはずです。
一方(彼女)はマンネリ化を打破したいと思っていても、もう一方(彼氏)がマンネリ化を感じていないのであれば、いくら頑張ってもデートなどはいつものパターンに落ち着いてしまうのです。
性格や価値観の違いがわかった…合わせるのが苦痛に
付き合い始めの頃は、熱に浮かされて相手の性格や価値観などは気になりませんが、だんだん落ち着いてくると、性格や価値観の違いといったことが気になってきます。
最初の時期は合わせることも苦になりませんが、それが続いていくと疲れて嫌になってくるはずです。そうなると、初めて「別れ」を意識するのではないでしょうか?
性格や価値観の違いは、擦り合わせるのが一番難しいところです。「そこまで無理をして付き合うべきなの?」という言葉が頭に浮かんでくる人も多いと思います。
例えば、お金の使い方、趣味、食べ物などの好みが合わないだけでも意外と難しいものです。また、育った環境により、相手にとっては常識的なことでも、自分にとっては非常識なことなどもありますよね。
そこの擦り合わせができるかどうか、自分が譲れる範囲なのか、相手も擦り合わせる努力をしてくれるかということが重要になってきます。彼氏が何の努力もしないで、自分のことばかり押し付けてくるような関係は疲れます。
二人で付き合っているのですから、あなたばかりが我慢する必要はありません。むしろ、自分を押し殺してまで付き合う関係は良くないのです。
彼氏に別れを告げる前に「冷却期間」のススメ
あなたがつまらないと感じている時、彼氏も同じなのでしょうか?もし、つまらないと感じているのであれば、会ったり連絡を取ったりすることすらしないはずです。あまりのそっけなさに、浮気を心配する人もいるかもしれません。
その場合は、彼氏の行動をチェックしてみましょう。しきりに携帯を気にする、電話がかかってきても出ないなど、不可解な行動をしたりします。
そういった行動もないのであれば、もしかしたら彼はあなたの気持ちの変化に気づいていないだけで、彼自身はつまらないとは微塵も感じていないのかもしれませんね。
しかし、彼に気持ちの変化はないにしろ、つまらないと感じる状態、マンネリ化を脱しようと頑張り続けるというのは辛いですよね。また、疲れ切って別れを考えてしまうかもしれません。
でも、別れてしまうのは少し待ってください!別れることはいつでもできますが、別れてからやり直すということは難しいことなんです。
まずは、彼氏と距離を置いてみてはいかがでしょうか?「少し忙しくなる」などと言って、こちらからの連絡を控えてみるのです。あなた自身も実際に友達と出かけたり、家族と過ごしたり、一人でショッピングに出かけたりとリフレッシュしてみましょう。
その間、彼から連絡がくれば普通に返してあげてくださいね。もし、連絡が来なければ自分から「久しぶり!」などの軽いメールやLINEをしてもOKです。
そうすることで、彼氏もあなたが一緒に居ない時間というものの大切さを実感するかもしれません。また、あなたも彼から離れることで、彼の良いところなどを思い出す良い時間になるはずです。
まとめ
いかがでしたか?もう別れを考えていた方は、思い直すことができたでしょうか?
今現在、彼氏と一緒に居てもつまらないと感じている人は、まずは冷却期間として距離を置いてみることをオススメします。気持ちがマイナスに傾いている時は、良い決断ができないものです。
ましてや、女性は感情的になりやすい生き物なので、一時の気持ちで別れを決めてしまうことはオススメできません。後悔してしまう前に、まずは出来ることをしてみましょう。
距離を置いている時に、彼氏から連絡がきたときは、いつも通りに返してあげてくださいね。そっけなくすると、彼氏も別れを考えてしまうかもしれません。そうすると、せっかくの冷却期間が台無しになってしまいます。
彼氏から連絡が来ないときは、意地を張らずに自分から「元気?」などと連絡してみましょう。たまに来る連絡というのも良い刺激になりますよ!
彼との出会いも何かの縁です。せっかくの出会いをマンネリ期間で無駄にするのは勿体ないです。一呼吸おいて、まずは冷却期間を設けてみてください。