【執筆者:編集部 今冨るみ子】
アンダー80の人は一般的に「太ってる」「デブ」と思われがちですが、痩せていてもそのサイズの場合があります。
骨格や体型の影響でアンダー部分が大きくなることも、太った見た目になる原因の1つです。
そこでこの記事では、太ってるわけではないのにアンダーが大きい原因や、細くする方法について紹介します。
- 太ってるわけではないのにデブや大きく見える理由
- 骨格と見た目の関係
- サイズの合ったブラの必要性
- 細くする方法
ダイエットして痩せたのになぜか太って見られる人にも参考になる内容です。
目次
アンダー80は太ってる人でなくてもデブな見た目になりやすい
アンダー80は、日本人の平均値に比べると大きいほうになるので太いと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
- 全体…70センチ
- 40~44歳…74.5センチ
- 45~49歳…74.4センチ
- 50~54歳…76.2センチ
太ったことが原因でアンダー80になる人がいるのは事実ですが、痩せていても骨格の影響でそうなる人もいます。
また、身長が高くなるほどアンダーのサイズは大きくなるのが普通です。
この人の知人は、見た目が明らかに痩せているのにアンダー80だそうです。
私より圧倒的に痩せてる知人がアンダー80というのでウソだよーーー???と言ったら本当だった。
彼女より圧倒的にデブな私の方がアンダーが細いという。 https://t.co/HO3dNfXDPA— 黒猫はじめました。 (@asokoasokoasobo) June 21, 2021
23キロのダイエットに成功したけどアンダー80のままの人もいるので、脂肪がついてることだけが理由ではないことがわかります。
今の自分がまだデブなのはわかってるけどさ。
81→58に落としてもウエストとか78で
ギリギリLはけるかって感じだし
アンダーは80のままだし、、気にしちゃいけないのにな。
— ぴよち【-30kg】 (@piyochg) June 15, 2021
骨格のタイプによってもアンダーのサイズが違ってくるので、必ずしも太っているわけではありませんね。
左から
骨格ストレート
骨格ウェーブ
骨格ナチュラル骨格ストレートが1番、上半身がゴツくて、肩幅があって、アンダーバストが太い😨
痩せてるときから骨格的に着れない服が沢山ありました😭(胸のファスナーが閉まらないなど) pic.twitter.com/TbhZqvMW3J
— 桃奈りさこ🍑3/5(日)池袋でブルマないと🌟 (@hisakineko) August 29, 2022
太ってないのにアンダー80になる原因はさまざまあるようです。
アンダーが大きい原因 | 骨格で太ってるように見えることも
太ってるわけではないのに、アンダーが大きくなる原因はいくつかあります。
- 肋骨が開いている
- 猫背・反り腰になっている
- 肩甲骨周りが硬い・コリがある
- 背中やお腹の脂肪が増えた
- バストの脂肪が背中やお腹に流れている
- ブラジャーのサイズが合っていない
痩せているのにアンダーが大きい人は、肋骨が開いていることが一番大きな原因です。
アンダーが大きい骨格 | 肋骨が開いていることが原因
痩せているアンダー80の人が太って見える原因の1つは、肋骨が開いていることです。
締まっている | ・内臓が正しい位置にある ・くびれのある女性らしいライン |
---|---|
開いている | ・胸の横幅が広がる ・内臓がおさまりきれずポッコリ出る ・寸胴になり太って見える |
長時間のデスクワークや猫背・反り腰などの悪い姿勢が続いたり、運動不足で筋肉が弱まったりすると、肋骨を支えきれずに広がりやすくなります。
若い時と体重は変わらないのに体型が変化することも、アンダーが太くなる理由の1つです。
バストの脂肪が流れる | 年齢による体型の変化
体重が増えてなくても年齢とともに筋肉が減り、背中の脂肪が増えることが原因で、アンダーが太くなることがあります。
バストの肉はほとんどが脂肪なので、お腹や脇に流れやすいこともアンダーバストが太くなる原因です。
普段からノーブラやブラトップの人は、胸のお肉がお腹や脇に流れているおそれがあります。
また、肩甲骨や背中周りが凝っている人は、血行不良でバストの近くの筋肉が硬くなったり、老廃物が溜まったりしているので、アンダーが大きくなり太って見えることがあります。
ブラジャーを選ぶときにアンダーのサイズを適当にしていることも、太って見える要因です。
ブラジャーのサイズが合っていない
アンダーのサイズが合っていないブラジャーをつけると、バストの脂肪が流れて太って見えます。
アンダーのサイズ | 脂肪の流れ |
---|---|
大きい | ・背中のホックが上がる ・ブラジャー全体が上がる ・体とブラジャーにすきまができる ・バストの脂肪が流れやすくなる |
小さい | ・入りきらないバストの脂肪が お腹に流れる ・バストが小さくなり胸の位置が 低くなる |
痩せているのにアンダー80で太って見える人は、細くする方法がいくつかあります。
大きいアンダーバストを細くする方法
太ってないのにアンダーが大きく見える人は、次のことを意識してみましょう。
- 肋骨を矯正するトレーニングをする
- コルセットをつける
- 姿勢をよくする
- 肩甲骨や背中のコリをほぐす
- サイズの合ったブラジャーをつける
太って見えないためには、一番大きな原因である肋骨を締めることが早いです。
トレーニングやコルセットで肋骨の矯正
アンダーが大きく見える原因は肋骨が開いていることがほとんどなので、矯正するトレーニングをしたり、コルセットをつけたりすると細くなります。
肋骨の矯正トレーニングは簡単にできるので、動画を探して試してみるのもいいでしょう。
猫背や反り腰に気をつけ姿勢をよくして、肋骨周りの筋力を弱めないことも大切です。
肋骨は呼吸をするたびに開閉するほど柔らかいので、コルセットで肋骨を締め、お腹周りの脂肪をバストやお尻に移動するとスタイルがよく見えます。
コルセットは呼吸が苦しそうなイメージですが、最近のコルセットは伸縮性があるのできつくないようですよ。
コリで筋肉がガチガチになっていると、痩せていても太って見えることがあります。
運動やストレッチで肩甲骨や背中周りのコリをほぐす
背中や肩甲骨周りが硬くなっている人は、運動やストレッチでコリをほぐすようにすると、アンダーが細くなるのでおすすめです。
ストレッチや運動で肩こりが解消すると姿勢が良くなり、肋骨も締まりやすくなります。
バストの脂肪をアンダーやお腹に流さないためには、サイズの合ったブラジャーをつけることも大切です。
サイズの合ったブラジャーをつける | とくにアンダーはぴったりに
サイズの合ったブラジャーをつけると、バストの肉が背中やアンダーに流れるのを防ぎます。
とくにアンダーのサイズはぴったりのものを選ぶことが大切です。
トップバスト | ブラをつけたまま、一番高い部分を測る |
---|---|
アンダーバスト | 乳房のすぐ下を測る |
また、アンダー80の人は「脇高」「ワイドベルト」のブラジャーがおすすめと言われています。
通常のブラジャーよりも脇の部分が太くなっており、アンダーバストの肉がお腹に流れるのを防ぎます。
また、夜はバストの肉があちこちに流れやすいので、ナイトブラをつけるのもおすすめです。
以前はぴったりだったのサイズが合わなくなったら、そのままにせず対処しましょう。
ブラのアンダーがきつい・ゆるい時の対処法 | かぶれや痛い理由
アンダーのサイズが合わなくなったり、ブラジャーが古くなったりしたときの対処法をまとめました。
きつい | アジャスター延長フックで伸ばす |
---|---|
ゆるい | 手縫い補正 |
ブラジャーのアンダーがきつく感じるようになった時、「熱を与えて伸ばす」人もいるようですが、やめた方が無難です。
ブラジャーに直接取りつけられるアジャスター延長フックだとかんたんに伸ばせます。
ブラジャーのアンダーがゆるくなった時の対処法はこの動画がわかりやすかったです。
ブラジャーの下側が痛い・かぶれていると感じることの理由をまとめました。
痛い | ・ブラのアンダーのサイズが小さい ・古くなってワイヤーがねじれている |
---|---|
かゆい・かぶれる | ・ブラの素材が化学繊維 ・汗を吸収しにくく蒸れる ・パッドやワイヤーによる締め付け ・アンダーに汗がたまりやすい |
バストの下側のカーブの「バージスライン」とブラジャーのカップのラインが合っていることも
重要だと言われています。
また、一般的なブラジャーの素材の化学繊維は汗を吸収しにくいうえに、バストは拭きにくい場所なので、蒸れやすいことがかゆみやかぶれにつながります。
ノンワイヤーのブラジャーやカップ付タンクトップだと、締め付けがなく汗も蒸れにくく、痛みやかゆみ・かぶれを感じにくいでしょう。
自分に合ったサイズのブラジャー、肋骨を締めるストレッチやコルセットなどで、アンダーが少しでも細くなるといいですね。
同時にこの記事も読まれています
結論 | アンダー80の人が太って見えるのは骨格が大きく関係する
- 太ってるわけではないのに見た目が大きい人がいる
- 肋骨が開くと大きく見える
- 年齢や体型の変化で太くなる
- サイズの合わないブラジャーが原因で脂肪が流れる
- 肋骨はトレーニングやコルセットで締められる
太ってるわけではないのにアンダー80ある人は、肋骨が開いたり脂肪が流れたりして、大きい見た目になることがあります。
サイズが合ってないブラジャーをつけていることも原因の一つです。
いい姿勢やトレーニング、コルセットなどによっても細く見えることは可能なので、ぜひ取り入れてみましょう。