日本人女性は、「洋なし体形」などのいわゆる「下半身デブ」で悩んでいる人は多いかと思います。私もその一人で、脚痩せしようとがんばってみても、まずは上半身から痩せて、肝心の脚は一番最後というタイプです。
脚って本当に細くなりにくくて、食事制限なんかでは全然効果が見られませんよね。ならば運動やストレッチを、と思っても、すぐには結果が現れないのでつらくて挫折しがちです。
そこで、もっと簡単にスリムになれる方法はないものかと思っていたら…
一時期、「ブルブルマシン」と呼ばれ、脂肪を揺らすことで痩せられるという器具が大ヒットしましたよね。いつのまにかブームが去ったと思いきや、最近また、揺らす系の機械が話題になっているじゃないですか!?
あんな風に脂肪を揺らすだけで細くなれたら、楽でいいなと思いませんか?(あっ、これ私の心の声です…)
30歳を越えると、どんどん脂肪が落ちにくくなるんです。ぶよぶよとたるんだ脚は本当にみっともなくて、なんとかしたいものです。
「効果があるなら、プルプルするダイエット法を試してみたい!」そんな必死な思いで、脂肪を揺らすことはダイエットにつながるのかどうかを調べてみることにしました!
今回は、
- 脂肪は揺らすと落ちるって本当?プルプルしながら痩せる秘訣
- 脂肪を揺らすだけじゃもったいない!運動して遊離脂肪酸を燃焼しよう
- 揺らして温めて運動!部分痩せの方法を紹介します
- 脂肪を揺らすことで、筋肉のリラックス効果もあり!
などについて詳しく調査してご紹介します。
気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!一緒にすっきり美脚を目指しましょう!!
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目次
脂肪は揺らすと落ちるって本当?プルプルしながら痩せる秘訣は?
何年か前に、脂肪を揺らすだけで痩せられるマシンが大ヒットしたことがありましたよね。
こうしたダイエット器具が誕生して以来、プルプルするだけで痩せられるという認識が広まった感がありますが、果たして本当に痩せられるの?と疑問に思っている人も少なくないのでは?
たしかに、「脂肪を揺らすこと」に加えて、「運動すること」によって、脂肪はより落ちやすくなるとはいえます。
なぜなら、運動をする前に脂肪を揺らすと、筋肉が柔らかくなり、その可動域を広げる効果があるからです。
「脂肪を揺らすこと」は、運動で筋肉をつけて「脂肪が燃焼しやすい体」を作っていくことの助けとなるんですね。
ということは・・・
ただブルブル揺れるマシンの上に乗って脂肪を揺らしているだけで痩せるのは難しい、ということになりますね。やっぱり、そんなにおいしい話はなかった…という感じです。
以降では「揺らす運動」を取り入れたダイエットの秘訣を紹介していきたいと思います!
~揺らす「だけ」では脂肪は落ちない~
「ただブルブルと揺らすだけでは、脂肪は落ちない」。これはいったいどういうことなのでしょう?
まず、「エネルギーを消費することによって脂肪が燃焼される」というのが脂肪が落ちるメカニズムですが、体を振動させることで反応するのは、実は脂肪ではなく、筋肉です。
よく寒いときに体が震えますが、あれはブルブルすることで筋肉を震えさせて体温を上げているんですね。
このとき、振動によって筋肉が収縮して、エネルギーはある程度は消費されますが、運動量はそれほど多くないため、それだけで痩せるというのは難しいんです。
筋肉が“他力”で動かされているだけでは、じっとしているのと変わりないということになります。筋肉を“自力”で動かして、はじめて脂肪は効率的に燃焼されるのです!
進化したブルブルマシン
そういえば、昔ヒットした、乗ってブルブルするだけで痩せる!というマシン。よくフィットネスクラブなどで見かけましたよね?
でも、最新のブルブルマシンは違うんです!
「マシンに乗ってブルブルしながら、筋トレや有酸素運動もできる」仕様になっているじゃないですか!?
この進化したブルブルマシンなら、燃焼効果もより期待できそうですよね。
脂肪を揺らすだけじゃもったいない!運動して遊離脂肪酸を燃焼しよう
さて、ただ脂肪を揺らしただけでは、思うような効果は期待できないことがわかりました。そりゃあ、そうですよね…
脂肪を揺らしたあとに運動をすることで、より燃焼効果が高まるのです!さっそく、そのメカニズムについてみていきましょう。
脂肪を揺らしたあとに運動して脂肪燃焼するメカニズムとは?
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つまり…
脚などの痩せたい箇所を、お風呂やお灸などでしっかりと温めてから踏み台昇降運動などの有酸素運動をすると、早めにその部分の脂肪が燃えるようになります。
揺らすことで体が温まり、血行が促進されることで脂肪燃焼につながるので、体を温めることでも効果が期待できるというわけですね。
それでは、次は実際に脚痩せするための方法について見ていきましょう!
揺らして温めて運動!部分痩せエクセサイズを紹介します
部分痩せの運動をする前に、まずは体を揺らして体温を上げて脂肪燃焼効果をよりアップさせましょう!
また、女性は特に下半身が痩せないと嘆いている人が多いと思います。脚が思うように痩せないのは、セルライトがついてしまっているせいともいえます。
このセルライトは脂肪の塊なので、まずはつぶす感じでマッサージをするといいんですよね。
普段の生活で、以下の運動やマッサージなどを意識して取り入れていけば、部分痩せも夢ではないかもしれません!!
運動の前に体を温めるプルプル体操
より燃焼効果を上げるために取り入れたい、体を揺らすエクセサイズを2つ紹介します。
【座って行う方法】
- いすに浅く腰掛ける
- 両足は肩幅に広げて、つま先だけ床につける
- 太ももとふくらはぎを意識しながら、両足を左右にプルプルと揺らす(1分間行う)
【仰向けで行う方法】
- 仰向けに寝て、両手と両足を天井に向けてあげる
- 手と足を同時にプルプルと揺らす(1分間行う)
家事や仕事の合間にできる脚・太ももの部分痩せエクセサイズ
家事や仕事のちょっとした隙間時間に、簡単にできるエクセサイズを2つ紹介します。体を揺らしたあとに行いましょう!
【スクワット1(太もも裏を引き締める)】
- 両手を胸の前に組み、肩の高さに肘をあげる
- 両足は肩幅くらいに広げて、つま先は前を向ける
- お尻を後ろに引きながら腰を落とす
(腰を落とすとき、膝頭はつま先より前に出ないように注意)
*イラスト参照
(腕は組んだまま、肩の高さから下に下がらないよう注意) - 太ももの裏を意識し、すぐに体を元の状態に戻す
- この動作を連続10回行う
【スクワット2(太もも内側を引き締める)】
- 両手を胸の前に組み、肩の高さに肘をあげる
- 両足は肩幅よりも大きく広げ、つま先は外側に向ける
- お尻は斜め後ろ下に落としていく
(腰を落とすとき、膝頭はつま先より前に出ないように注意)
*イラスト参照
(腕は組んだまま、肩の高さから下に下がらないよう注意) - 太ももの内側を意識し、落とした位置から10cm程度の間を10回上下運動する
上体を戻す
お風呂の中でできる脚・太もものマッサージ法
お風呂につかりながらできるマッサージを4つ紹介します!お風呂につかっている時間も有効活用して、すっきり美脚をめざしましょう!
【太ももの前面】
両手で太もも全体をつかんで、ヒザから太もものつけ根までをさすり上げ、マッサージ。
(5回ほどくりかえし、反対側も同様に行う。)
【太もものつけ根】
太もものつけ根にあるそけい部を押す。両手の親指を重ねて、自分の全体重をかけるような感じで行う。
(5回ほどくりかえし、反対側も同様に行う。)
【内もも】
両手のひら全体で、内もものぜい肉をつかみ上げる。片方の手でつかんだ肉をおさえながら、もう一方の手で外側から内側に向かってねじる。
(5回ほどくりかえし、反対側も同様に行う。)
【前もも】
- 前ももの脂肪をつまみ上げて、内側に倒すという動作を5回ほどくりかえす。
- 最後に再び1.をくりかえして、もみほぐした老廃物を太もものつけ根のリンパに向かって押し流す。
- 反対側も同様にマッサージ。
脂肪を揺らすことで、筋肉のリラックス効果もあり!
脂肪をプルプルとさせることの効果は、血行や脂肪燃焼を促進することだけではないんです!
筋肉のリラックス効果や、さらに以下のような効果もあるんですよ!
脂肪を揺らすことで得られる効果とは?
体を揺らす行為は、実は減量よりも「疲労回復効果」や「緊張をほぐす効果」のほうが高いんです。
たとえば、貧乏ゆすりをすると1時間で30kcal位しか消費されませんが、血流がよくなって足のむくみが減りやすくなるといわれているんです!
そういえば、水泳選手が試合前に、よく貧乏ゆすりをやっているのを見たことありませんか?
あれは、運動不足やイライラなどを解消するためにやっているんだそうです。いやぁ~、こんな理由があったとは知りませんでした!
でも、貧乏ゆすりは一般的にみてもあまり気持ちのいいものではないですよね。
なので、もしもリラックス効果を得るために行う場合は、人目につかないように、こっそり自宅でやるようにしたほうがよさそうですね。
ただ、揺らしすぎても体に影響が出るので、ほどほどにしましょう。
~揺らすとかゆみが出るのはなぜ?~
どうやら揺らすとかゆみが出る場合があるそうなんです!
いったいどうしてなのでしょう?
まず、体が温かくなって血行が促進されると血管が拡張します。
さらに血流が良くなって、太い血管の中にたくさんの血が流れるようになると、血管の周囲に発達している神経を刺激します。そのときに「ヒスタミン」というかゆみの原因物質が出て、かゆくなってしまうようです。
揺らしてかゆみが出たら…!
もしも、かゆみが出てきたら、冷たいおしぼりなどで冷やしましょう!
・・・ちなみに、かゆくなることと脂肪消費は関係ないようです。
まとめ
- 脂肪を揺らしてから運動をすることで、脂肪燃焼効果が高まる
- ただブルブルと脂肪を揺らすだけでは痩せられない
- 体温が上がり中性脂肪が「遊離脂肪酸」になったら、運動してエネルギーに変えるチャンス!
- 足が痩せにくいのはセルライトのせい。日々の生活にマッサージも取り入れよう!
- 脂肪を揺らすことで、疲労回復効果やリラックス効果も期待できる
やはり、「簡単に痩せられる」というおいしい話はないようですね…
特に、普段から運動習慣がない人の場合は、痩せる体質に体を変えるのに4週間くらいはかかるため、大幅な減量には根気が必要なようです。
そう。燃焼効果がなかなか数値に表れてくれないからこそ、私も含めて、多くの人がここで挫折してしまうんですね!
ちなみに、筋肉が鍛えられると体重は重くなりますが、引き締まって見えてくるので問題ないそうです。
すぐに挫折しないためには、「数値ばかりを気にしない」ということが大切かもしれません。
加えて、「体質が変わるまでには、4週間はかかる!」ということをしっかりと頭に入れておくことも重要ですね。
理想の脚に近づけるように、美脚のモデルさんの写真なんかを見ながらモチベーションを上げて、すっきりとした脚をめざしましょう!