疲れて帰ってきたり1人で食べたりするときなどは、冷凍食品をストックしておけば、簡単に食事を済ませられて便利ですよね。
我が家では「カップラーメンよりは健康的だろう」と、冷凍パスタを常備しているのですが…。ふと、冷凍食品は割と味が濃いめなので「もしかしてカロリーが高くて太るのでは?」という心配が頭をよぎりました。
年齢と共に痩せにくくなっているので、相変わらず手抜きランチとして冷凍パスタを食べているのは、まずいかなと…。
というわけで、今回は「冷凍食品は太るのか太らないか?冷凍パスタは大丈夫?」というテーマで、以下の内容を調べてみることにしました。
- 冷凍パスタや冷凍チャーハンなど冷凍食品は太るの?
- 保存料や添加物…栄養面は大丈夫?
- ダイエット中にオススメの冷凍食品は?
- お弁当や毎日の食事にオススメの冷凍食品は?
冷凍食品ばかりの食事だと、太ることに加えて栄養の偏りも気になってきます。また、賞味期限が長めに設定されているので、保存料が多そうなイメージもありませんか。
きっと、「毎日のように冷凍食品を食べていたら、不健康なのでは?」と不安に思う方もいるかと思います。もし冷凍食品で太るとしたら、太る理由も知りたいところでしょう。
そんな不安や疑問を解消できるように解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
目次
冷凍食品は太る・太らない?保存料や添加物は多く含まれているの?
気になる「冷凍食品は太るか、太らないか」についてですが、ネットの質問版などでもよく話題に上がる”冷凍パスタ”と”冷凍チャーハン”を例に挙げて見てみましょう。
冷凍食品のパスタやチャーハンは太るの?
「冷凍のパスタやチャーハンを食べると太る」というのは、少し極端過ぎる気がしませんか?実際、1食分の冷凍パスタが原因で目に見えて太るようなことはありません。
何にでも言えることですが、同じものを食べ続ければ栄養が偏りますし、一度の食事で大量に食べればカロリーオーバーで太ってしまうこともあります。
例えば私の場合、子供を産んですぐの頃は、毎日とにかくお腹が空いていて、冷凍パスタ1食分だけでは満足できませんでした。そこで「パスタ+ご飯」とか「パスタ+パン」という食べ方をしていたため、栄養が偏って太りやすかったんです。
重要なのは食事のバランス!
冷凍食品とひとくちに言っても、エビピラフにクリームコロッケ、シュウマイに春巻きなど、多種多様なメニューが商品化されています。
それらを主食・主菜・副菜となるように組み合わせたり、数多くの食品が摂れるように組み合わせたりすることで、食事全体の栄養バランスを良くすることができます。
組み合わせ次第で、理想的な食事内容にすることもできますが、太るかどうかは冷凍食品に原因があるというよりは、自分の心がけ次第でしょう。特にパスタやチャーハンは、炭水化物(糖質)が多いので組み合わせには注意しましょう。
冷凍食品を食べることに罪悪感を感じている人もいるかもしれませんが、パスタ1食分だけを食べるなら、カロリーや糖質の量はさほど多くないものが多いです。
ですが、私のように「1食分だと物足りない」といって、パンやご飯を追加したり、冷凍パスタをお代わりしたりと、主食だけで満腹になるまで食べれば、簡単にカロリーオーバーになってしまいます。
また、冷凍食品には栄養成分の表示が義務付けられているので、むしろ栄養管理がしやすいかもしれませんね。冷凍食品の中には、調理で使われる油の量が多いものもあるので、同じメニューで迷ったら、カロリー表示も参考にして選ぶとよいでしょう。
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保存料などの添加物は気にしなくてOK
実は「冷凍食品だから」という理由で、保存料や栄養の偏りを心配する必要はありません。それどころか、日本の冷凍技術というのは素晴らしく、保存料を使う必要がないくらいなんですよ。
また、−18℃以下の低温で保存すると、腐敗や食中毒の原因になる細菌が活動できないため、保存料やそれに代わる食品添加物を使用する必要がありません。
ただし、着色料などの添加物は、冷凍食品に限らず、加工食品には必要に応じて使われているものです。冷凍食品だから多いということはありませんが、食品添加物が使われているかどうかは、個々の商品の表示で確かめるようにしましょう。
もし食品添加物の類が含まれていたとしても、市販されている加工食品に使われている食品添加物は、必ず厚生労働省の認可を受けており、規定量を守って作られています。
食品安全委員会が安全性を評価し、「人の健康を損なうおそれのない範囲」と認められた規定量で使用されているので、心配するような量ではありませんよ。
~コンビニで冷凍食品を買うときに気をつけたいこと~
セブンイレブンの冷凍食品で、太りやすいおかずやメニューといえば「担々麺」で677kcalです。さらに、残った汁にご飯を入れて食べたら、約200kcal(お茶碗1杯分)のカロリーが足されてしまいます。
そのため、こういった高カロリーの商品は、それだけで食事を終わらせるようにしたほうがよいです。
「低カロリーの商品なら、ある程度組み合わせてもOK」など、購入時に栄養バランスやカロリーを気にして選ぶようにすれば、ダイエット中でも気軽にコンビニ食品を利用できますよ。
ローソンのウェブサイトには、冷凍食品のカロリーも表示されているので、事前に調べられます。中には表示がないものもありますが、事前に調べて自分の好みの中から「コレかコレならOK」と決めておくと、急いでいる時の買い物もスムーズです。
参考:ローソンの冷凍食品
冷凍食品で太るかどうかは、普通の食品と同じように「どう食べるのか」によるんですね。
それでは、食べ方に気を付けるために、次章では目的別におすすめの冷凍食品を紹介します。
毎日食べても安心な冷凍食品が知りたい!通販や宅配のおすすめ商品もご紹介
ここからは、毎日の食事にオススメの冷凍食品をケース別でご紹介していきますね。
ダイエット中におすすめの冷凍食品は?
低カロリーのおかずや糖質制限メニューなど、ダイエット中にうれしい工夫がされている冷凍食品もあります。低糖質なロールパンやベーグルなどもありますし、冷凍なら日持ちもするので、厳しい食事制限をするダイエット中の方にはうれしいですね。
最近は、スーパーの冷凍食品コーナーでも色々と見かけるようになりましたが、通販だと品揃えがより豊富です。送料無料やセット価格がないかチェックして、1~2週間分をまとめて買っておくと便利ですよ。
フードトレイ型の冷凍食品をストックしておけば、疲れて帰った日にもダイエットメニューが手軽に食べられます。また、パンが好きな方は低糖質パンをストックすれば、朝食にパンを食べることを諦めずに済むでしょう。
例えば、数多くの冷凍食品を販売しているニチレイは、1食268kcalという低カロリーなメニューを冷凍で販売しています。自分でカロリー計算をしながら、ダイエット食を作ることは大変なので、こういう商品をうまく取り入れて無理なく続けたいですね。
お弁当に最適な冷凍食品を紹介!
お弁当向けの冷凍食品は、スーパーやドラッグストアでも数多く販売されていて、お弁当の時短にもマンネリ解消にもなって大助かりですよね。カロリーや成分も書かれていて、詰める時に栄養バランスを考えやすいこともうれしいポイントです。
お弁当に冷凍食品を入れるなら、お悩みごとに次のメーカーの商品がおすすめです!
- 夏のお弁当の傷み対策 ⇒ 味の素の”自然解凍冷凍食品”がオススメ!
- 野菜が少なくなってしまう ⇒ マルハニチロがオススメ!
- 変わり惣菜でマンネリ解消したい ⇒ ニチレイがオススメ!
私も子供のお弁当を詰めるのに、冷凍食品がゼロという日はほとんどないです。
夏場に子供に持たせるお弁当は、傷まないように工夫をしていますが、自然解凍冷凍食品は保冷剤代わりにもなるので、とっても便利ですよ。解凍せずに入れるときは、なるべく半解凍のままでも美味しく食べられるようなメニューにしています。
お弁当を詰める際は、おかずが冷めてから詰めるようにするとよいですよ。ご飯も先に詰めておいて、冷めてからフタをすると傷みにくいです。
野菜が少なかったり彩りが寂しかったりしたら、マルハニチロがオススメです。私も「6つの彩り小鉢」はよく買いますよ。
また、ニチレイのお弁当向け冷凍食品は、焼肉マヨグリルやゴーヤーチャンプルー、アボカドチーズフライなど変わり種が多いので、マンネリ解消にはオススメなんです。
ただし冷凍食品の惣菜は、どうしても味が濃いめの商品が多いです。そのため、夕食のときにおかずを多めに作っておくなどして、冷凍食品は1~2品程度に収めたほうが、味のバランスが取りやすいでしょう。
宅配や通販で手に入る冷凍食品もあります!
「残業で遅くなって、自炊ができない日だけお弁当にしたい」「旦那さんが急に晩御飯を家で食べると言い出したけれど、おかず食べ切っちゃった…」
こんなふうに、”急遽ご飯が必要になった”というときにはトレイ型の冷凍食品がとても便利ですね。
冷凍食品というと「600Wで1分40秒加熱する」といったレンジ調理が一般的ですが、手の込んだ料理を冷凍食品にして販売しているピカールはご存じですか?ピカールのメニューはオーブン調理で仕上げるものも多く、”料理の出来立て感”があります。
もちろん見た目もおしゃれなメニューで高級感もあり、人が多く集まる日などに”おもてなし”として出しても見劣りはしないでしょう。
参考:Picard(ピカール)
また、ネット通販以外では、生協を利用するのもオススメです。生協はもともと、冷凍のおかずやパンを豊富に扱っていますが、最近は冷凍のお弁当シリーズも好評のようで、種類も豊富に揃っていますよ。
例えば「ナポリタン&ハンバーグ」という王道の洋食もありますし、「からだ思いやり弁当」や「おかずのみの弁当」など、量もメニューも自分に合ったものが選べるので、一度チェックしてみてはいかがでしょう。
まとめ
それでは最後に、今回のおさらいをしましょう。
<冷凍食品で太る?太らない?>
- 「冷凍食品だから太る」ということはないが、食べ過ぎには注意しよう
- 日本の冷凍食品は、食品添加物は健康を損なうほど入っていることはない
<ダイエット中にオススメの冷凍食品>
- 低カロリーメニューや低糖質メニューなど、ダイエット向きの冷凍食品もある
- 通販だと種類も豊富なので、まとめて買っておくと便利
<お弁当にオススメの冷凍食品>
- 夏のお弁当の傷み対策 ⇒ 味の素の”自然解凍冷凍食品”がオススメ!
- 野菜が少なくなってしまう ⇒ マルハニチロがオススメ!
- 変わり惣菜でマンネリ解消したい ⇒ ニチレイがオススメ!
<宅配や通販の冷凍食品>
- ピカールの冷凍食品は、高級感のあるおもてなし料理も簡単にできる
- ネット通販以外に生協で購入する手もある
冷凍食品をストックしておけば、いざというときも手軽に食事がとれて便利ですが、私と同じく「太るのでは?」「添加物が心配」などと気にしている人も多いでしょう。
しかし、「冷凍食品だから太る」「冷凍食品だから体に悪い」ということではなく、自炊するときや外食するときと同じように、食事全体の栄養バランスが大切です。例えば、冷凍食品以外に野菜サラダや味噌汁を添えるなどして、栄養が偏らないように組み合わせることをおすすめします。
また、冷凍食品を利用して下処理や火を通す時間を短縮しながら、手の込んだ料理に見せてしまうこともできます。お弁当向けのミニカツを使えば、ささっと手早くミニカツ丼が簡単に作れますよ!こんなふうに、いろいろとアレンジしながら冷凍食品を活用してみてください。