”高校生”という立場は、子供と大人の境目で、何かと制約が多いものですよね。
特に悩むのが、「もっと遊びたいのに遊べない!」ということではないでしょうか?
とくに外泊については、家庭によって保護者の判断が分かれますよね。
今回は、「高校生だけでホテルに泊まれるかどうか」について、調べてみました。
同性の友達と旅行に行くこともあるだろうし、少し背伸びして、カップルでホテルを利用したいということもあると思います。
高校生だけでホテルを利用することについて、皆さんが気になるポイントに絞って紹介します!
- 高校生だけでホテルに泊まることはできる?親にバレるかバレないか?
- カップルでも同性同士でも、ホテルから拒否されることはある?
- 高校生が親の同意書無しで泊まれるホテルをご紹介!
- 宿泊料金をなるべく安くしたい!1人部屋に複数人で泊まるってアリ?
- ホテル代を安くするために、賢く予約をする方法
”高校生は、大人と同じ”とは思うけれど…。
やはり社会での経験が少ない分、何かあったときの判断材料をあまり持っていないことも事実ですよね。
大人が高校生の行動を監視して、制限する理由はそこにあるような気がします。
高校生だけでホテルに泊まれるかどうかを調べていくと、決して不可能じゃないことがわかってきましたよ!
早速、高校生だけでホテルに泊まる方法を、一緒に確認していきましょう。
目次
高校生だけでホテルに泊まれる?親にバレるの?
高校生の皆さんが、ホテルに泊まる前に不安になるのは、”高校生だけで”という点に引っ掛かっているからですよね。
”男女一緒に”or”同性だけで”というくくりをなくして、”高校生だけで”ということにスポットをあてて調べてみました。
すると、「高校生だけでホテルに泊まることはできる」ということがわかりました!
これがあれば高校生だけでも宿泊可能!
複数か一人かなど人数に関わらず、高校生だけでホテルに泊まることはできます。
ただ、ほとんどのホテルでは、高校生だけで宿泊する場合には、下記のものを準備することが必要です。
ホテルによっては、ホームページで親の同意書のテンプレートが、用意されているところもあります。
書式がとくに指定されていない場合は、親が手書きした”宿泊を許可する”という文書でもかまいません。
では、高校生だけでホテルに泊まるときの理想的な行動を、以下でご紹介します。
- 高校生だけでホテルに泊まることを、親に許可してもらう
- ホテルを予約するときに、高校生だけで泊まることを伝える
- ホテル側から親の同意書が必要と言われたら、親に同意書をもらう
- チェックインの際に、親の同意書をホテルに提出する
もし、この理想的な行動ができるのであれば、ぜひ実行することをおすすめします。
ですが、親の許可をもらえないような場合だってありますよね。
そんなときは、私が高校生だったら
「親の同意書なんて、適当に自分か友達が書けばOKじゃない?」
「高校生って言わずに予約して、チェックインすればいいんじゃない?」
などと考えると思います。
そして、”バレたらヤバい…”という不安を抱えながら、ホテルに向かうかもしれません。
実際に、とあるホテルがホームページに公開している「保護者の同意書」を見ると…。
実は、印鑑を押す箇所はあるものの、”実印”という指定はありません。
それなら、字の上手な友達に書いてもらって認印を押せば、問題なくチェックインできそうな気がしますよね。
また、大人がホテルに泊まる時でも、チェックインの際に、身分証明書を提出することはほとんどありません。
正直に「高校生です」と言わずに、年齢を20歳以上ということにして宿泊者名簿を書けば、大丈夫そうな気がします。
もしこのような方法でチェックインしたときに、何か問題が起きるのでしょうか?
親の同意書を偽造すると何か問題が起きる?
もしも、親の同意書を自分で書いたとしたら…。
正直、何も問題が起きない可能性が高いです。
チェックインのときに親の同意書を出したら、必ず親に連絡されるのかどうか?
その可能性は五分五分だからです。
実際に、ホテルで働いている人の口コミを調査すると、こんな声がありました。
ちなみに、親に連絡される可能性があるのはこんなときです!
- 男女のカップルのとき
- チェックインのときに、明らかに挙動不審なとき
- 部屋でお酒を飲んだりして、問題が起きたとき
- 親の同意書が、明らかに偽造だとわかるとき
つまり、明らかに問題が起きそうだったり、すでに問題が起きたりした場合以外は、親に連絡をしないホテルも多数あるということですね。
では、歳をごまかしてホテルに泊まった場合はどうでしょう?
年齢を偽って泊まったら何か問題が起きる?
先ほどもお話しした通り、大人がホテルに泊まる時でも、身分証明書を提示することはほとんどありません。
たまにネット予約をした場合に、身分証明書の提示を求められることがあります。
チェックインの時には、宿泊者名簿を書きます。宿泊者名簿に書く項目はこちらです。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
- 職業
- 宿泊日
- 宿泊人数 など
ホテル側は、基本的には宿泊客が書いた内容を信じることがほとんどです。
だったら、
「大人っぽい格好をしてホテルに行き、年齢を20歳以上にして宿泊者名簿を書けばバレないんじゃない?」
と思いますよね。
ですがこれに関しては、ホテルの従業員さんの判断次第なのでなんとも言えません。
ただ、高校生がいくら大人っぽい格好をしても、高校生らしさは消えないことがほとんどです。
なぜかと言うと、高校生と20歳以上では、肉付きが違うからです。
女性でいうと、高校生と20歳以上で決定的に違うのは、高校生は肩から胸の上のほうに肉がついている(ハリがある)ことです。
いくら大人っぽい格好をしていても、見た目を厳しくチェックするホテルの従業員さんの場合には、身分証明書の提示を求められる可能性があります。
そこで、正直に保険証や学生証などを提示すると、親に連絡される可能性も高いです。
すると、一発で親にバレてしまいますよね!
以上のようなことを踏まえて、できるだけ親に許可をもらっておくことをおすすめします。
次に、先ほどお話しした、高校生だけのカップルの場合に、親に連絡される可能性があるということについて、見ていきましょう。
ホテル側が、なぜ”高校生だけのカップル”の宿泊を問題視するのかをご紹介します。
高校生は男女同室で泊まれるの?カップルでなかったら大丈夫?
高校生で彼氏や彼女がいるなら、
「イベントの時は特別なことをしたい」とか
「一緒に旅行をしたい」などと思うこともありますよね。
でも、親にそれを言って、簡単に許してもらえることはあるでしょうか?
可能性が低い場合がほとんどだと思います。
なんとか言い訳をして、”恋人と一緒”とは言わずに外泊を許してもらったとしても、泊るところがなければ困ってしまいますよね!
なぜホテルは、高校生だけの男女カップルを受け入れないことがあるのでしょうか?
ホテルが高校生だけの男女カップルを拒否することがある理由
各自治体で定められている青少年保護条例では、18歳未満との性行為は禁じられていることがほとんどです。
これは、男女のどちらかが18歳以上の場合に適用されます。
ホテル側は、後々何か問題が起きたり犯罪に発展したりしたときに、責任を問われるのを防止しなければなりません。
そのため、宿泊する男女のどちらかが18歳以上であれば、よく注意して宿泊OKかどうかを決めるのが、原則なのでしょう。
ただし、高校生同士の性行為の可能性が明らかに高いと判断した場合は、常識ある大人の判断として、宿泊を問題視しているのだと思います。
弁護士サイトや、未成年同士の性行為に関する過去の報道などで調査した結果。
男女がお互いに18歳未満(13歳以上)でも、同意のうえで性行為をする場合の罰則はないようです。
では、カップルじゃなかったら、宿泊できるのでしょうか?
男女でもカップルじゃないor同性同士なら問題ないの?
様々な口コミを調べたところ…。
「高校生だけの男女が同室の場合は、チェックインを拒否されることがある」ということがとわかりました。
その場合は、別々の部屋をとることを条件に、宿泊を受け入れることもあるそうです。
ホテル側としては、男女がカップルかどうかは関係ありません。
単なる”高校生だけの男女”として判断され、上記のような扱いになることがあります。
日本のホテルの料金体系は、ほとんどが「1人〇円」となっています。
一部屋に3~5人で泊まる場合なら、1人ずつの料金が割安になることもあるかもしれません。
ですが、2人の場合には、別々の部屋をとったとしても、支払う料金にはあまり差が出ないことがほとんどです。
ひとまずホテルの指示に従って、別々の部屋をとるという方法もありますね。
高校生だけでのホテルへの宿泊は、チェックイン時に問題が起こりそうだということがわかりました。
だったら、ホテルの従業員と顔を合わせずに入れるラブホテルなら、高校生だけでも簡単に泊れるのでしょうか?
高校生だけでラブホテルに入るとどうなる?
高校生だけでラブホテルに入った時には、ラブホテルに入った本人と、ラブホテル側で扱いが違います。
ラブホテルに入った高校生はどうなる?
- とくに罰則を受けることはありません
- 18歳以上の人が、18歳未満の高校生とラブホテルに入った場合は、18歳以上の人が罰則を受けることがあります
- 警察官や生活指導員に見つかったら、補導されます
- 18歳未満の高校生は補導されたうえで、保護者に連絡されます
ラブホテル側はどうなる?
- 風営法で、18歳未満の人を立ち入らせてはいけないことになっています
- 懲役や罰金などの刑を受けることがあります
- 保護者同伴などの場合も、刑を受けることがあります
また風営法には、こんなことも定められています。
このようなことから、ラブホテル側は高校生だけでラブホテルに入ったことを知ったら、退室を命じることがあります。
高校生だけで、ホテルに泊まれることがわかったと同時に、泊まるためには壁があることもわかりました。
高校生だけでホテルに泊まるときに、一番の壁は親の同意書だと思います。
実は、親の同意書の提出は、法律で決まった手続きではありません。
親の同意書なしで泊まれるホテルもあるので、ご紹介します。
高校生が「同意書なし」で泊まれるところをリストアップしてみた!
親の同意なしには、自由に行動できることが少ない高校時代です。
民法では、”未成年者が保護者の許可を受けずにした法律行為は、取り消すことができる”ということが決まっています。
この法律は、高校生を守るためだけではなく、高校生と接する人を守るためのものでもあります。
だから、ある程度制限があるのはしょうがないのかな…。
と思っていたところに、高校生が親の同意書なしでも泊まれるホテルがあるという情報を見つけました!
それがこちらです!
ユースホステル
他の宿泊者と同室(男女相部屋のこともある)ですが、親の同意書なしで泊まることができます。
ユースホステルの魅力は、何と言ってもその安さ!一般的には5,000円ほどで泊まれます。
基本的には会員制ですが、会員にならなくてもプラスの料金を支払うことで、泊れますよ!
ユースホステルは、海外からの宿泊客も多いため、様々な国の人とコミュニケーションを楽しむこともできます。
ゲストハウス
ユースホステルと変わらないシステムの宿泊施設です。
ユースホステルとの明確な違いを調べましたが、違いは特にないようです。
ゲストハウスも、他の宿泊者と同室になります。
ゲストハウスに多いのは、経営者が家族経営だということです。
「ゲストハウスでは親の同意書は必要ない」という口コミが多くありました。
「相部屋は嫌…。」という場合には、カプセルホテルもおすすめです。
カプセルホテル
個室ではないものの、プライベート空間のある宿泊施設です。
カプセルホテルのフロントは、年齢のチェックが厳しくないという口コミが多くありました。
ただ、明らかに未成年とわかるような見た目の場合には、宿泊を拒否されることもあるそうです。
親の同意書なしでも泊まれるホテルがあることがわかり、安心しましたね。
さらに、高校生なら問題なく利用できそうなイメージがある「ネットカフェ」についても調べてみました。
つまり、ネットカフェには泊まることはできないということですね。
身分証や会員登録が、必要ないネットカフェもありますが、
「22時~5時までの高校生の入店については、厳しくチェックすることが多い」
という声が多くありました。
「次に、なるべく宿泊代を安く抑えたい!」と思う皆さんのために、ホテルの1人部屋に、複数人で泊まることについて調べました。
宿泊料金を安くしたい!ホテルの1人部屋に高校生複数人で泊ってもいいの
高校生は、自由にお金を使えない!
だから、「ホテルに泊まりたいけど安く抑えたい!」というのが普通ですよね。
屋根付きの部屋さえあれば、狭かろうが布団がなかろうが、関係なく楽しめるとは思うのですが…。
- ホテルに「1人で泊まる」と言って、複数人で泊まることは禁止されています。
- これは、どのホテルでも同じ扱いです。
1人あたりの料金を安くしたいと思うのであれば、料金体系が「1部屋〇円」となっている宿泊施設を探してみて下さい。
裏情報:実際はあまりチェックされていないことも!?
どのホテルでも一律に禁止されている、1人部屋に複数人で泊まることですが、実際はチェックが厳しくないことも多いです。
- 深夜になると、フロントに人がいないこともあります
- 部屋のカギをフロントに預けなくてもよいホテルも多いです
- フロントに人がいない&鍵を自由に持ち歩けるとなると、人の出入りは実質自由になります
ということで、1人だとウソをついて複数人で部屋に泊まっても、バレない可能性もありますね。
ただ、ウソがバレた時にどうなるのかもお知らせしておきます。
- 詐欺罪で処罰されることがある
- 即刻退室を命じられることがある
- 人数分の料金を請求され、保護者に連絡されることもある
高校生で問題を起こすと親にも影響がありますし、最悪の場合、進路にも影響があることも考えておく必要があります。
問題は起こしたくない!でもやっぱりホテル代は安く抑えたい!
という皆さんのために、最後にホテルの宿泊料金を安く抑えるポイントをご紹介します。
ホテルの宿泊料金を安く抑えるポイントはコレだ!
ホテルの宿泊料金を安く抑える方法は、様々あります。
高校生の今だけではなく、これから先もずっと使えるお得な情報なので、ぜひチェックしたいですね!
まずは、学生ならではの方法から見ていきましょう。
学割を利用する
ルートインでは下記の条件を満たすと、いつでも10%OFFで泊まることができます。
- 中学生以上
- ネットで予約
他のホテルでも同じようなサービスを出していることがあります。
気になるホテルがある場合は、ぜひチェックしてみて下さい。
次に、ホテルを予約をする時期をチェックする方法です。
早期に予約or当日予約
早期の予約であれば40~50日前に予約することで、通常料金よりもかなり格安になることがあります。
年間を通して満室になることが少ないようなホテルでは、40~50%OFFになる可能性もありますよ!
当日予約は、「空室をなくしたい」という、ホテル側の思惑で設けられている割引サービスです。
ただ、土・日・祝日などは、この割引サービスを使える可能性はかなり低いと思っていてください。
このような割引情報は、ホテル予約サイトに掲載されていることもありますが、ホテルのホームページでしか掲載していないこともあります。
次に、ちょっと難アリの部屋が格安になる割引サービスです。
格安で泊まれる”難アリの部屋”を探す
普段は宿泊客を泊めるのには適していない部屋を、格安の料金で貸すホテルもあります。
例えば、以下のような部屋です。
- 配膳室近くで、早朝からうるさい音がする部屋
- 元は従業員用に作られた部屋
こういった情報は、ホテル予約サイトに掲載されていることがあります。
私もこの割引サービスを利用して、格安でホテルに泊まったことがあります。
正直、泊まり心地はかなり悪いです。
ですが、深夜にチェックインして、早朝にチェックアウトするなどの場合には、良い割引サービスだと思います。
次に、ホテルに泊まる日を調整することで、安く泊まれる方法です。
安く泊まれる日を狙う
ホテル予約サイトを見るとわかりますが、ホテルの部屋は1日ごとに料金が決まっています。
ホテルを使いたい人が多い、土・日・祝日・繁忙期は、その他の日の2~3倍の料金になることもあります。
可能であれば、宿泊日を下記のような日程にしてみて下さい。
- 日曜日チェックイン・月曜日チェックアウト
- 閑散期
- 平日
以上の日程にすれば、自然に料金は安くなるはずです。
最後に、情報を調べ尽くして、安い部屋をゲットする方法です。
ホテルの公式サイトで料金プランをチェック!
様々なホテルの予約サイトがあり、料金プランも様々です。
すべての予約サイトの料金を比較できるアプリもありますので、情報を調べ尽くして、安い料金プランを探してみて下さい。
意外に抜けがちなのが、「ホテルのホームページをチェックすること」です。
どの予約サイトよりも、ホテルのホームページの宿泊プランが安い場合もあります。
ぜひ予約サイトとあわせてチェックしてみて下さい!
まとめ
では、最後にポイントをまとめてみます。
- 高校生だけでホテルに泊まることはできる
- 高校生だけの場合、親の同意書が必要なことがある
- 同意書があっても、問題がありそうな場合は親に連絡がいくこともある
- 高校生だけの場合は、できれば親に許可をもらうのがベスト
- 高校生だけの男女の場合は、ホテル側から宿泊拒否されることもある
- ラブホテルには、18歳未満は入ることができない
- 親の同意書なしでも宿泊できる施設はある
- ホテルの1人部屋に複数人で泊まることは禁止されている
- ホテルの宿泊料金を安く抑える方法は様々ある
考えてみれば私も高校生の頃は、親の目を出し抜いて外泊するために、あの手この手を考えていました。
「高校生って、なんでこんなに不自由なんだろう!?」と思いながら過ごしたものです。
そして高校の卒業式のときに、親から「これからは大人だね。」と言われて、開放感を味わったことを今でも忘れません。
高校生同士でも、様々な知恵を使ってホテルに泊まることはできます。
ですがこれまで見てきたように、時には危険なことや禁止されていることもあります。
それらを自覚しながらしっかり判断し、様々なシミュレーションをしながら行動していただければと思います!