アメリカへの旅行や長期滞在のとき、日本の炊飯器やドライヤー、iphoneなど、現地で使用できたら嬉しいですよね。
こんなとき「変圧器と変換プラグは必要なのか?」疑問になります。
本記事では、旅行前に必ずチェックしておきたいこととして、アメリカでの「変圧器」や「変換プラグ」の必要性、電圧やコンセント形状、日本の電化製品を使用する方法をまとめました。
目次
まず正しい知識を!アメリカの電圧・周波数と電源プラグのコンセント形状について
場所 アメリカ合衆国
電源電圧 AC110V~120V
周波数 60Hz
コンセント形状 Aタイプ(USA 3 pin)
「アメリカ」での電源電圧は、AC110V〜AC120V、60Hzと日本より少し高めであり、電源コンセントの形状は日本と同じAタイプです。
AC110V~120Vは、日本のAC100Vと僅かな電圧差に感じますが、日本仕様の電化製品を長く使用すると、故障することがありますので注意が必要です。
あとで説明しますが、変圧器はあらかじめ準備しておいた方が無難でしょう。
アメリカでの電源コンセント Aタイプ(USA 3pin Receptacle)
アメリカで日本の小型電化製品を使うとき、変圧器、変換プラグは必要か?
場所 アメリカ合衆国
変換プラグ 不要
変圧器 必要
変圧器の仕様 ステップダウントランス(AC120V~110V→AC100V)
アメリカで日本の電化製品を使う時は、使用する電化製品の電源仕様を確認しておきましょう。
パソコンやデジタルカメラ等の電源アダプターにAC100V-240Vと表示され、且つ接続電源コードにAC125Vと表示されていれば、問題なく使用できます。
【筆者撮影:Canon製のデジタルカメラの充電器 AC 100-240 V, 50/60Hz】
日本の小型電化製品を使うときの注意点は?
電源アダプターがAC100V-240V仕様であっても、電源コードがAC100V仕様になっている場合は、安全のため電化製品に見合った変圧器を使用したほうが無難です。
電圧の違いは若干ですが、油断して長い時間使用した場合、故障の原因や電源コードが焼損する可能性があるからです。
その場合、携帯する変圧器は出来るだけ軽量コンパクトな製品がベストです。
筆者おすすめの小型変圧器(全世界対応, 変換プラグ付)
小型変圧器におおいて、筆者が現在おススメできるのはこの製品です↓
海外旅行用変圧器 【全世界対応】【USB充電ポート付】今なら世界各国対応変換プラグ5個セットプレゼント付♪ |
入力電圧が「AC110V~130V、AC220V~250V」であり、これ一台もっていれば、これから全世界で日本の小型家電を使用できます。
つまり、アメリカ旅行後も、世界中のどこでも安心して日本製品を使うことができます。
これで旅行中「携帯電話、充電器、電気シェーバー、デジタルカメラ等」の小型家電が安全に利用できますので、旅行中に大切な家電を壊すような残念なことも少なくなりそうです。
アメリカで日本の炊飯器やドライヤーを使用するには?
場所 アメリカ合衆国
変換プラグ 不要
変圧器 必要
アメリカでヘアードライヤーやヘアーアイロンを使用する場合は、電圧を下げる変圧器が必要です。
ちなみに、ヘアードライヤーのワット数は1200W(ワット)と非常に高く、従って1200ワットに耐えられる変圧器が必要になります。
安全を考慮して、1500W程度の変圧器を1台持参すると便利です。
大容量の変圧器にはいくつか種類がありますが、筆者が1つ選ぶとすれば、下記製品になるでしょう。
筆者おすすめの大容量変圧器 (小型で軽量, 安心の日本製)
大容量変圧器におおいて、筆者が現在おススメできるのはこの製品です↓
日章工業 ダウントランス AC120V対応 定格容量:1500W NDF-Uシリーズ NDF1500U |
「日章工業」のステップダウントランスです。日本の電化製品を海外で使用する際、120V電圧を国内100Vに変換できます。
特徴は「小型」で「安価」ということ。1500Wクラスの変圧器がこの価格で購入できるのは本当に有り難いです。
安価な製品ですが、この変圧器をつくっているのは、変圧器をつくって47年の「日章工業」です。安心しておすすめできるメーカーです。
使用用途:
1500W以下の製品全般
炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、ホットプレート、電子レンジ、デスクトップパソコン、テレビ、ビデオ、ミニコンポ、電気毛布、携帯電話、DVDプレーヤー、CDプレーヤー、デジカメ、ラジカセ、シェーバーなど
大型家電を使うときは、電源電圧の変動も予想されます。取り扱い説明書はよく読んでご使用ください。十分な容量の変圧器を持参しているからと油断は禁物です。
アメリカでiPhoneを使用するとき、変圧器や変換プラグは必要か?
場所 アメリカ合衆国
変換プラグ 不要
変圧器 不要
iPhoneはアメリカでも使用できます。ここでも変圧器が必要なのかと心配されるかも知れませんが、iPhoneの充電用電源アダプターは海外仕様となっていますので、変圧器は「不要」です。
また、前章で述べたとおり、アメリカの電源プラグは日本と同じAタイプですので、変換プラグも「不要」です。
ただし、ご存知のように iphone は電源を入れておくだけでもかなりバッテリーは消耗しますので、かなりの頻度で充電が必要です。
それゆえに「急速充電器」を別途持参すると、かなり便利だと思います。
筆者が最近購入したものに Anker社の急速充電器があるのですが、2口で接続できるうえに相互の電圧を即座に検出し、最適な電流を流すという優れもの。
充電のスピードも体感で2倍くらい速くなった気がします。これは良い買い物でした。
購入した商品はコレです↓
Anker PowerPort 2 (24W 2ポート USB急速充電器 折畳式プラグ搭載) (ブラック・ホワイト)iphone・iPad等スマホやタブレットに対応【05P09Jan16】 |
なお、本題と直接関係ありませんが、iPhoneをアメリカで使用する際にはデーターローミングと3G設定は事前に「OFF」にしてください。
この設定変更を忘れていたために、あとで高額な通信費用を請求された人を知っているからです。
出来るだけ無料のスポットで、Wi-Fiを使うのがおすすめです。
筆者の経験から考えるアメリカ旅行に役立つ持ち物リスト
最後に、筆者の経験から考えるアメリカ旅行に役立つ持ち物リストを作成しましたので、ご確認ください。
アメリカ旅行で役立つ電化製品や持ち物として、まず挙げられるのはレンタルWi-Fiルーターでしょう。Wi-Fiルーターが使えるスポットであればiPhoneやタブレットPC、ノートパソコンなどで同時検索ができ、非常に便利です。
充電時スイッチ付き電源タップなども、あまり嵩張らず複数の電化製品充電用に便利です。
筆者が考えるアメリカ旅行へ持って行きたい持ち物リスト
2. 3色ボールペンと手帳
3. タオル(2本ぐらい)と歯ブラシ
4. 小型懐中電灯
5. 電動シェーバー(海外仕様)
6. 海外仕様ステップダウントランス50W程度
7. 計算機能つき電子辞書
8. ノートパソコン
9. 携帯用ビニール雨具
10. 現金はUSドルですが、出発前に日本円を換金した方が有利です。またチップを考慮して1ドル、5ドル、10ドルなどの小さい札を多めに準備しましょう。
他にも知りたい人はこちら↓
グアムの電圧は?変圧器・変換プラグは必要?iPhone充電は..
韓国の電圧は?変圧器・変換プラグは必要?iPhone充電は..
中国の電圧は?変圧器・変換プラグは必要?コンセント形状は..
それでは、良い旅を!
補足)アメリカ合衆国についての基本情報
「アメリカ合衆国」の正式名称は「United states of America」略してUSA「アメリカ」です。
50の州の中には本土から遠く離れたハワイやアラスカも含まれており、その他に領土としてマリアナ諸島のグアム・サイパンやカリブ海に浮かぶプエルトルコも含まれています。
建国から200年余りの一言では表せない、このユニークでエキサイティングな魅力いっぱいの「アメリカ」へ一度は旅したいものですね。
「アメリカ」へ入国するにはパスポートが必要です。
また90日以内の観光、商業目的であればビザの申請は不要です。