修学旅行を充実させるためには、何を持って行くべきかも重要ですよね。
修学旅行の持ち物に関しては、学校からおおよその指示はあります。ですが、旅行先で「あれを持ってくればよかったなぁ…」と後悔はしたくないもの。
また女の子の場合、持ち物で「女子力高い!」と思われたいなんてこともあるでしょう。
そこで、今回は修学旅行の準備中の学生さんに向けて、以下の内容をお伝えしたいと思います!
- 高校生や中学生に便利な修学旅行の持ち物リストとは?
- 修学旅行の持ち物を選ぶときのポイント
- 忘れ物や落とし物をしたらどうすればいい?
- 修学旅行で海外に行く場合の持ち物は?
修学旅行の持ち物のチェックリストのほかにも、重要な持ち物選びのポイントや、旅行中の忘れ物対策についても紹介します。
また、いまどきは海外へ修学旅行に行く学校も増えていますよね。
旅行先が海外の場合の注意点にも触れていきますので、しっかりとポイントをおさえて、充実した修学旅行にしましょう!
目次
修学旅行の持ち物リスト!高校生・中学生に便利なものとは?
修学旅行が近づいたらワクワクすると同時に、何を持って行けばよいのか不安感も増すことでしょう。
そこで、高校生や中学生の修学旅行の持ち物チェックリストを紹介します!
学校でも指定があるかと思いますが、あると便利なものもリストに入っているのでチェックしてみてくださいね。
持ち物リスト(標準品として必要なもの)
まずは、学校でも指定されるかもしれませんが、基本的な持ち物のリストから見ていきましょう!
□ スケジュール表(集合場所や集合時間を記載)
□ 緊急連絡先の一覧表(先生、自宅、両親の勤務先、宿泊先など)
□ 健康保険証(コピーで対応可能です)
□ 筆記用具
□ メモ帳(ポケットに入るものも便利です)
□ ボストンバッグ、キャリーバック(どちらかを選択)
□ 着替え(宿泊日数+予備1~2日)
□ 下着・靴下(宿泊日数+予備1~2日)
□ パジャマ(ジャージが無難)
□ お風呂用具(シャンプー、リンス)
□ 洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔フォーム、髭剃り等)
□ タオル
□ ハンカチ、ティッシュ
□ メガネ、コンタクトレンズ
□ 生理用品(予定日に関係なく)
□ 雨具(折りたたみ傘など)
□ お金(学校規定による)
□ ビニール袋(汚れた着替えを入れるのに使用)
持ち物リスト(必要に応じて準備するもの)
次は行先によって、持って行けば便利な物のリストです。
修学旅行の行先に合わせて、ピックアップしてみてください。
□ 小型のショルダーバッグ
□ 水筒
□ 酔い止め薬
□ 常備薬(風邪薬、頭痛薬、胃薬)
□ バンドエイド
□ ウェットティッシュ
□ 防寒着
□ 水着
□ サンダル
□ ショートパンツ
□ 日焼け止めクリーム
□ 帽子
□ 腕時計
□ デジカメ(本体、予備バッテリー、充電器等)
□ 携帯電話(学校規定による)
□ 防犯ベル(女子の場合)
□ パスポート(行先が海外の場合)
□ ビザ(行先が海外の場合)
必要品が分かったところで、次章では修学旅行を充実したものにするために重要な、持ち物選びのポイントを紹介します。
修学旅行の持ち物選びのポイント!
学校生活の中でもビッグイベントの修学旅行では、ぜひとも楽しい時間を過ごしたいものです。
楽しく過ごすためにも、持ち物選びは重要ですよね。
そこで、修学旅行の持ち物を選ぶ際のポイントをチェックしておきましょう!
万が一の場合に備える
あとになって「あれを持っていけばよかったなぁ…」と後悔することになるのは、予想外のトラブルや事故などが発生したときではないでしょうか。
そこで、そんな”万が一の場合”に備えて、次のものを用意しておくとよいでしょう。
着替え
食べ物や飲み物をこぼして汚してしまったり、急な雨などで濡れてしまう場合に備えて、着替えを少し多めに持っていきましょう。
メガネ
コンタクトレンズを使用している人は、レンズを落としたり調子が悪かったりすることもあるかもしれません。
そんな場合に備えて、メガネを持っている人は忘れずに持って行きましょう。
保険証のコピー
ケガや急病の場合に備えて、保険証のコピーを持って行きましょう。
生理用品
女性の場合、旅行などの環境の変化で生理の周期がずれる場合もあります。
そのため、もし生理のタイミングでなくても、生理用品を持って行ったほうがよいでしょう。
ボストンバッグとキャリーバッグはどちらがいい?
修学旅行のいろいろな持ち物を入れるバッグの定番は、ボストンバッグとキャリーバッグです。
どちらにするか悩むところですが、次のようにそれぞれメリット・デメリットがあります。
ボストンバッグ
- たすき掛けで運べば、重い荷物をカラダで支えて運べる
- 長い距離を運ぶには体への負担が大きい
キャリーバッグ
- キャスター付きで運びやすい
- 階段や凸凹の舗装されていない道では運びづらい
ボストンバッグとキャリーバッグ、どちらがよいか判断するには、実際の修学旅行の道のりをイメージしたり、調べてみたりすることです。
具体的には、下記の内容を具体的にイメージして、どちらのバッグのほうが適しているのか考えるとよいでしょう。
- 階段・坂道などの有無
- 歩道の舗装状況
- 駅のエレベーターやエスカレーターの設置状況 など
ところで、修学旅行中は貴重品や重要なものを持ち歩くこともあるかと思います。
そこで次章では、忘れ物や落とし物対策についても見ていきましょう!
忘れ物・落とし物対策は大丈夫?
旅行のときは誰でも、忘れ物や落とし物をしやすくなります。
修学旅行に関しては、グループ別で自由に観光できる時間がある場合は、特に注意が必要です!
なぜなら初めての場所を観光する場合、地図や旅行ガイドを見ながら、スケジュール通りに行動するのは難しいからです。
そのため時間の余裕もなく、急いで観光しなければならないことも多いため、忘れ物や落とし物をしやすくなります。
では、対策としてどのようなことができるのかを紹介したいと思います。
事前対策としてできること
事前対策としてはスムーズに行動できるように、次の内容をインターネットやガイドブックなどでしっかり確認しておきましょう。
- 観光予定の場所
- 駅やバス停などの場所
- 列車やバスなどの発着時刻
観光時の対策
観光する際は、持ち物を必要最低限にとどめましょう。
スケジュール通りに観光できなかったり、道に迷ったりして時間にも気持ちにも余裕がない状況になったときに、持ち物が多いとそれだけ忘れ物をしやすくなります。
また、バッグはリュックをおすすめします。
地図や旅行ガイドをチェックしながら観光することになると思いますが、両手が空くリュックは、地図や旅行ガイドを見ながら歩くのに便利です。
一方バッグだと、地図や旅行ガイドを見るたびに立ち止まってから取り出していると、その際に落とし物をしやすくなるのでおすすめできません。
京都旅行の際は「京都まちなか観光案内所」を活用しよう!
修学旅行先の定番の京都では、市内のセブンイレブン130店舗とスターバックスコーヒー全店舗が、「京都まちなか観光案内所」として道案内などのサポートをしてくれます。
道に迷ってしまったときは、とても助かりますね!
以下は、修学旅行生向けの京都の観光PR動画ですが、この中で、「京都まちなか観光案内所」が紹介されています。
⇒おこしやす京都修学旅行
動画に登場するのは、道に迷ってしまった修学旅行生のグループでしょう。
「京都まちなか観光案内所」のセブンイレブンの店員さんに地図を見せて、いろいろと教えてもらっています。
ここまでは、国内旅行の準備に関するさまざまな情報を見てきました。
最後に、修学旅行の行先が海外の場合についても確認しておきましょう。
修学旅行先が海外の場合は…
修学旅行の行先が、オーストラリアや韓国台湾など、海外ということもあるでしょう。
その場合は、国内とは違った点に注意する必要があります!
海外の場合の荷物選びの注意点
海外では、日本人観光客が盗難の被害を受ける事件が多発しています。
そのため、修学旅行先が海外の場合は、防犯対策の意識を持って持ち物を選ぶようにしましょう。
現地で観光するときの持ち物選びのポイントは、現金や貴重品をできるだけ持たないようにすることです。
海外では、日本人観光客がニセの警察官による盗難に遭うことが多いです。
その多くはニセ警察官に話しかけられ、パスポートや持ち物チェックに応じると、隙を見て現金や貴重品を持ち去られてしまうというパターンです。
治安が比較的良いとされるドイツでさえ、日本人観光客がそのような被害に遭う事件が多発しているので注意しましょう。
また、観光時のバッグは国内の場合と同様に、落とし物対策としてリュックがおすすめです。
リュックは、生地や素材があまり丈夫でないものは、背後からこっそり刃物やカッターで切り裂かれて、中のものを盗まれる恐れがあります。
そのため、丈夫な生地や素材のリュックを選びましょう。
なお、修学旅行先が海外の場合、行き帰りに必ず利用する広い空港の中を歩いて移動することになります。
ですから、修学旅行のいろいろな持ち物を入れるバッグは、キャリーバッグがおすすめです。
パスポートの管理に注意!
もしもパスポートを盗まれてしまった場合、現地の日本大使館や領事館に申請して再発行してもらうか、渡航書という書類を発行してもらわないと、日本に帰れません。
ちなみに、再発行の場合は1~2週間、渡航書を発行してもらう場合は1~3日かかります。
パスポートは身分証明書にもなるので、持っていると都合がよいこともあります。
ですが盗まれてしまったときのことを考えると、個人で管理する場合は、できるだけ宿泊先のホテルの金庫に入れておくようにしましょう。
外務省では、海外渡航者向けに海外での防犯・安全対策や、実際の被害事例を「海外安全ガイド」にて公開しています。
渡航先の国や地域に関わらず、出発前に目を通しておくことをおすすめします。
【参照サイト:海外安全ガイド】
まとめ
では最後に、今回の内容をもう一度まとめてみましょう。
- 修学旅行の持ち物は必要最低限におさえよう
- トラブルや事故に備えて、必要になる物や役立つ物を必ず持って行く
- 旅行先の状況に応じてボストンバッグとキャリーバッグを使い分ける
- 忘れ物や落とし物は、旅先で時間や余裕がないときにやりがち
- 海外へ行ったら防犯対策の意識を持って持ち物選びを
- 海外ではパスポートは持ち歩かずにホテルの金庫に預ける
- 海外旅行の前には、外務省の「海外安全ガイド」を確認する
今回は修学旅行の持ち物として、標準品と必要に応じて準備するものを紹介しました。
標準品以外のものは、旅行先に応じて持って行ったら便利なものを、ピックアップしてみてくださいね。
また、「万が一のときのために持って行けば役立つもの」も、ぜひ荷物に加えてください。
持ち物以外にも、忘れ物や落とし物対策に関しても見てきましたが、きちんと準備をして余裕をもつことが大切です。
「備えあれば、憂いなし」といわれるように、トラブルや事故への備えがあればこそ、本当に充実した楽しい修学旅行になるでしょう!