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生活のQ&A

大神神社・三輪山の不思議体験談「登拝前と登拝後で何が変わるのか?」

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interview本日のゲスト

本記事では、地元の人しか知らないような大神神社(おおみわ神社)・三輪山についての不思議なお話「登拝前と登拝後で何が変わるのか?」について、大神神社の近くでゲストハウスを営む藤村さんご夫妻に、「奈良大神神社の三輪山に登山!初心者のための7つのポイント」の筆者が直接インタビューさせていただきました。

藤村さんご夫妻の営む町家ゲストハウス三輪さんは、人と人との繋がりご縁のめぐり合わせでつくられた、とても心地のよい空間であり、筆者のお気に入りの宿です。既に6700人以上のお客様が宿泊されていて、そのお客様のほとんどは大神神社に参拝し、そして、一部の方々は三輪山を登拝されています。

 

そのような大勢のお客様と毎日のようにお話される藤村さんだからこそ、他では到底知ることができないような濃い情報をお持ちです。

いつかこの情報を公開できればと考えておりましたが、藤村さんご夫妻の協力により、ようやく実現することができました。

早速ですが、大神神社、三輪山、そして、この三輪という不思議な土地についてのお話をお届けしたいと思います。

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大神神社・三輪山の不思議体験談「登拝前と登拝後で何が変わるのか?」

Q. 大神神社には、どんな人が参拝されますか? ゲストハウスに宿泊されるお客様の傾向を教えてください。

 

【筆者撮影:大神神社の拝殿前

あくまでゲストハウスに宿泊されるお客さまの傾向になりますが、約8割が女性です。

一人旅で、関東方面から来られる方が多いです。関東の方からしたら、大神神社は特別な神社という印象があるようです。

三輪に魅せられて、毎年決まった時期に来られる方もいますし、もう何十年と毎月通っている人もいるんです。そういう方々はもう、大神神社への参拝が生活の一環になっているのだなと感じます。

私たちも毎年決まった時期にお伊勢さん(伊勢神宮)に行きますけど、そんな感じなのかもしれませんね。

パワースポットとして三輪が注目されるようになったことで多くの方が来られるようになりましたけど、三輪に来られるきっかけとしてたまに聞くのが、「本に影響されて」です。例えば浅見帆帆子さんの『出逢う力(宝島社)』とか。

その本の中に三輪山登拝をしてメッセージがおりてきたというエピソードがあるのですが、それを読んできた、という方が去年と一昨年立て続けに来られました。ご自身が読んでいる本に出てきて影響を受け、実際に足を運んでみるというのも素敵ですよね。

【筆者撮影:大神神社の大鳥居付近からの三輪山

 

Q. 藤村さんから見て、登拝前と登拝後でお客様に何か変化を感じることはありますか?

 

多くのお客様が、

登拝から帰ってこられたときに表情がころっと変わっていますね

表情だけではなくて、何と言いますか、魂が洗われるというようなすっきりとした表情になる方が多いです。

迷いがふっきれて決断できる、決心したということを言われる方もいます。

 

Q. 登拝前と登拝後で、実際に変化されたお客様はいらっしゃいますか?

 

本当に、たくさんいらっしゃいます。

三輪山は当たりが良い、つまり願いが叶いやすいと聞いて様々なお願いごとをされている方が多いと思います。

登拝後、お仕事がうまくいくようになって、それ以来今も毎年来られているお客様もいます。三輪山が人生のターニングポイントになったから、これからも通いたいと仰る方もいます。

【筆者撮影:大神神社の坂道前の二の鳥居

それと、病気平癒に関しては不思議なくらいよく耳にしますね。膝が悪かった人が治ったり、青森からわざわざ来られた親子もいました。

弱っていて体を起こすのも辛いお子さんをお父さんが心配されて、飛行機とレンタカーで来られました。最初はお子さんもヘロヘロだったのに、何か元気をもらったのでしょうね途中からお父さんを追い越すくらいの勢いで。それ以降元気になられて、幸せな結婚をされました。他には、咳が止まらなくて辛かった方が狭井神社(さい神社)のお水を飲んで、それから元気になったとか、健康に関する変化は本当によく聞きます。

それに加えて商売の神様、お酒の神様等いろいろいわれているので、来られる方々のお願いも様々なようです。

 

Q. 三輪山は何かの力をくれる場所なのかもしれませんね。登拝の際の心構えなどはありますか?

 

【筆者撮影:檜原神社に向かうまでの”山の辺の道”】

そうですね、三輪山がもつ神聖な空気感を感じながら登拝されるとよいと思います。歩いていると途中からお伊勢さんのように木が茂ってきて、徐々に気持ちが変化して、狭井神から一本山道に入った頃には自然に涙を流される方もいます。強欲になって神様にあれこれお願いしないほうが良いということも聞きますけど、感謝の気持ちをもって、神様と対話をしながら登拝されると良いと思います。人生と一緒で、素直な気持ちで登ることが一番大事ですね。

具体的なアドバイスとしては、リュックで来られて手を空けて使えるようにしたり、必要な方は杖を使うことでしょうか。そんなに危険な道ではないので、裸足に白装束、という方もいます。ですが、帰りは特にゆっくり歩くことをおすすめします。膝を傷める可能性がありますので。

 

Q. 登拝された際にはやはりご祈祷も受けたほうがよいでしょうか?

 

【筆者撮影:大神神社の拝殿前

ご祈祷を受けられるのも良いと思います。というのも、私たちが最近大神神社でお神楽をあげていただきまして、それがとてもよかったんですよ。

平成の大修理のためのご寄付をお持ちしたときにしていただいて、鈴払いのときのしゃらしゃらという鈴の音が心地よくて、心が洗われるような気がしました。せっかく来られたのだから、みなさんにもお勧めしたいですね。

 

Q. 気持ちの変化以外に、お客様からはどういったご感想をいただきますか?

 

地元の方が、日常生活の一環としてお参りしている姿を見て感動される方もいらっしゃいますね。参拝の姿勢とか、そういった違いが印象に残ったといわれる方もいます。腰からきれいに曲げていらっしゃる人はやはり絵になるといいますか。神職さんの美しい所作が心に残った、と。そういった点に注目してみるのも面白いかもしれません。

 

藤村さんご夫妻が考える大神神社の参拝に適した時間帯

Q. 大神神社の参拝はどの時間帯に行くのが良いでしょうか?

 

【筆者撮影:大神神社の二の鳥居

早朝参拝が良いと思います。

神社はやっぱり朝ですよね。私たちは朝6時半頃から1時間ほどかけて参拝し、7時半に帰ってこられてそれからお食事、というスケジュールをお勧めしています。

1時間ほどの朝の散歩になるので、ちょうど小腹が空いてくるタイミングで朝食になります。その時間帯だと景色も良いですね。大和三山が全部見えるし、二上山や金剛山、二条山も見えます。だから朝がおすすめなんですよ

それから、参拝するなら車ではなくぜひ歩いて行ってほしいですね。歩きながら、澄んだ空気や神聖な雰囲気を味わっていただきたいです。

【藤村さん提供:三輪周辺で撮影した朝焼け】

 

藤村さんご夫妻が考える大神神社周辺の穴場的スポットは?

Q. 大神神社を訪れる際に、周辺でおすすめのスポットはありますか?

 

【筆者撮影:檜原神社に向かうまでの道どり】

まず、檜原神社(ひばら神社)は外さないでほしいです。檜原神社には、他では味わえない「清々しさ」があるんです。

「清々しい場所」って、なかなか無いですよね。

ですが、檜原神社が持つ空気感は、男性にも女性にも清々しさを与えるようです。うちの宿のお客さんも、帰ってくると9割以上の方が「清々しい」と仰います。狭井神社を出て30~40分ですが、向かうまでの道どりから檜原神社の空気感を感じられると思います。

【筆者撮影:檜原神社に向かうまでの”山の辺の道”】

それから、箸墓古墳。卑弥呼の墓といわれている古墳で、神さまが造ったという不思議な伝説があるんです。あと、大神神社の近くなら「埋蔵文化財センター」も良いかも知れません。実は、私たちも先日行ってきました。最初はそこまで乗り気では無かったのですが、行ってみたら意外と良くて。人それぞれ、興味のあるものは違うと思います。

遺跡から「出てくる物」に興味がある人もいますし、私はそれ以上に「1000年、2000年、もっと前から、この場所でそれぞれの時代にこういう生活があった」ということに思いを馳せて、感動することができました。それぞれに合った楽しみ方をすれば良いと思います。

あとは、近隣ですと有名な長谷寺もありますが、久延彦神社(くえひこ神社)もおすすめです。久延神社に祀られている久延毘古命は世の中の事をすべて知っている智恵の神様なので、学問の神様として受験の時期に合格祈願にお参りする方も多いですし、合格した後のお礼参りをされる方もいます。

 

Q. 大神神社や檜原神社などを廻るとすると、どういったスケジュール感で計画を立てれば良いでしょうか?

 

【筆者撮影:檜原神社からの帰り道の夕焼け】

関東だったら朝一番に出ると10時頃に三輪駅につきますから、まずその日は周辺を散策して、泊まって、翌朝登拝するのが良いと思います。1拍2日の場合は京都には寄らないで、余裕をもったほうが良いかなと。

2泊3日だったらもうちょっと余裕があると思いますけどね。あとはレンタカーなど、車があれば少し遠出もできてよいと思います。体力に余裕がある方は夜行バスも良いですね。夜行バスでしたら時間も合いますし、新宿あたりから出ていると思いますので。

 

Q. 藤村さんご夫妻は、三輪という土地の空気感についてどのようにお感じですか?

 

【筆者撮影:三輪駅から大神神社に向かう途中の線路】

JR三輪駅を降りるともう、何か空気感が違うなと思います。お客様からも「三輪は磁場が高い」と言われますが、やはり他の場所とは違った神聖な空気を感じます。ご神体のお山があるからかもしれませんが、神聖な気持ちになりますよね。守られているといいますか。

三輪が神聖な場所だと全く知らないで、電車の中からこのお山を見た方が「なんだあの山は」と気になって来られたり、事前の情報がなくても何か感じたりすのでしょうね。あるアメリカの方は、「日本はすこし行くとこういうスピリチュアルな神域に行けるから羨ましい」と仰っていたみたいですよ。

 

人と人との繋がりで誕生した「町家ゲストハウス三輪」さん

Q. 藤村さんご夫妻がここで「町家ゲストハウス三輪」をはじめようと思われたきっかけを教えてください。

 

産経新聞・朝刊・平成28(2016年)年10月10日・24面に掲載された町家ゲストハウス三輪さん

最初はゲストハウスを開くなんて考えたこともなかったんですよ。もともと介護職をしており、その生活にストレスが溜まっていたんですね。

そんなときに中野裕弓(なかの ひろみ)さんという方の本に出会い、彼女のセミナーに夫婦で参加してみたんです。

そのセミナーで当時抱えていた自分の問題を解決する糸口が見つかったことをきっかけに彼女のセミナーに通うようになったんです。当時介護の職場と家が近かったこともあり、毎日が準夜勤のような生活をしていたので、一度その場所から離れてみることを勧められたこともあって、引越先を探していたんです。桜井市で探していたところ、この家を偶然見つけました。

【筆者撮影:町家ゲストハウス三輪さん1階、庭の方向を眺めて】

築約90年経っているので、見つけた時は2階がボロボロだったんですけどね。最初は、「この家をきれいにして、外国の子を預かるホームステイをするのも良いかもしれない」と思っていました。しかし、そんな時にある方に「藤村さん、ホームステイも良いけどゲストハウスという選択肢もあるよ」と教えていただきました。

ゲストハウス運営に関する知識は全くなかったので、神奈川県にある有名なゲストハウスさんなどに助言をいただいて平成24年にオープンしました。最初にセミナーを受けてからこのゲストハウスを始めるまでは2年です。自分たちでも驚きますね。

このゲストハウスができたのは、人との繋がりやご縁が重なったからだと思っています。開業当初は、開業までに関わってくださった方々が全国でうちを紹介してくださったり、紹介で来られた方がさらにお知り合いに紹介してくださったりして、そこも人の繋がりを感じてとても嬉しかったです。

 

Q. とても落ち着くゲストハウスですが、古民家を改装される際にこだわった点などありますか?

 

【筆者撮影:町家ゲストハウス三輪さん1階、とても落ち着いた空間】

古民家を改装するにあたって、私たちというより設計士さんがたくさん意見をくれて、気持ちの良い空間を作ってくれました。この設計士さんとの出会いも何かの引き寄せだと思いるんですよ。たまたま小学校・中学校の同窓会に行ったときに、久しぶりに会った同級生の息子さんが古民家再生を一生懸命にやっている一級設計士さんで、ちょうど事務所から独立するタイミングだということを知りました。最初は同窓会に行くのも気が進まなかったけれど、行ってみたことで良い出会いが生まれて、同級生の息子さんが本当に素敵なゲストハウスにしてくれました

【筆者撮影:お湯が滑らかな「檜風呂」に続く飛び石】

私たちも最初はこんなに丁寧に作る予定はなかったんですけど、設計士さんと相談しながら作り上げた結果、お客様からも「ここは落ち着く」と喜んでもらえる空間になりました。庭も、庭造りの方が意見をくれて出来上がりました。実は私たちも、この部屋で庭を眺めながらお昼ご飯を食べるんですよ。飛び石も、あえて高さを揃えず自然な状態にしています。介護職をしていた時は考えられない発想です。都会から来られるお客様も多いので、のんびりしてもらえればと思います。

 

三輪の神様から与えられたミッションとは?

Q. 人との繋がりで誕生したゲストハウスを、心をこめて一つ一つ作り上げてこられたんですね。たくさんのお客様に愛されるゲストハウスになった今、忙しい毎日で大変なこともありませんか?

 

【町家ゲストハウス三輪さん、日常的な風景です】

疲れるときもあります。でも今はお手伝いの方にも入ってもらって、少しゆっくりする時間もあるんですよ。それにお客さんが来ると、ゆっくりしていてもピュッとスイッチが入るんです。仕事モードのスイッチですね。それで活気が出るといいますか、元気でいられます。年中ずっとお客様が多いわけではなくて、1月の中頃から3月の頭、6月は比較的に人も少なくて落ち着いているので、その時期はおすすめです。いつも以上にのんびりできると思います。

 

Q. 三輪山でも、この「町家ゲストハウス三輪」さんでも癒しや元気をもらえそうです。

 

【筆者撮影:町家ゲストハウス三輪での、美味しい朝ごはん】

三輪山はパワースポットとして注目されていますが、最近お客様からはこのゲストハウスもパワースポットだねと言っていただけるんですよ。全国から、海外からもお客様に来ていただけて、そのような言葉をいただけるのはとても嬉しいです。

私たちが三輪に来てゲストハウスをしていること、これはもう神様からの指令だと思っています。「藤村さんたちここだよ、ここで宿をして、みんなを癒すんだよ」っていう三輪の神様からのミッション” ですね。

だって、介護職をしていた時には宿の仕事をしたいなんて全然思っていなかったんですもん。三輪の神様に呼んでいただいたんですね。三輪は落ち着いていて、本当に良いところです。ですからぜひ三輪に来ていただいて、その際はこのゲストハウスにも寄っていただければと思います。

【筆者撮影:町家ゲストハウス三輪、清々しい朝の一場面】

筆者談町家ゲストハウス三輪さんには、コアなリピーターさんに知られる ”神様の部屋” があります。ファンの間ではこの部屋全体が “強いパワースポット” と言われています。強すぎて眠れない人もいるのだとか… 本来客室ではないのですが、藤村さんに頼むと宿泊させてくれるかも知れません。

「町家ゲストハウス三輪」さんの公式ページはこちらです

看板猫の”菜奈ちゃん”をクリックすると公式ページが開きます。
↓↓↓

 

住所:奈良県桜井市三輪400
最寄り:JR三輪駅(大阪環状線、桜井線

ご予約はこちら
0744-43-0588
合言葉『菜奈ちゃんに会いに来た』で良いことがあるかも知れません。

【町家ゲストハウス三輪さん、藤村さんご夫妻】

アクセス

JR三輪駅を出て、153号線を西に向かって230mくらい進みます。お食事の「鳥敏」さんの見える交差点がありますので、鳥敏さんの右側の側道に入って2軒目です。三輪駅から徒歩3分です。

 

こちらの青い点線の通りに歩いてください。
↓↓↓

今回の記事は以上となります。

※藤村さん、朝のお忙しい時間にインタビューに協力してくださり、本当にありがとうございました。(2018年6月8日収録)

 

三輪山を初めて登拝する人に向けて、筆者が必要な情報をまとめた記事となります。この記事を読んでくだされば、もう登拝は心配入りませんよ。
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奈良大神神社の三輪山に登山!初心者のための7つのポイント
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