嵐山が桜のや紅葉名所として有名なのは、ご存じですよね。
そして、ここ嵐山は、渋滞の名所でもあるんです。
嵐山の敷地は、かなり広い上に、細かい道がたくさんあります。慣れない人は、安易に近くのバスに乗り込んでしまうわけなんです。
バス停は目立つ場所にありますし、直接京都駅まで向うので便利なのですが、休日のバス移動は、混雑するうえに立ちっ放しになることもしばしば。
袋詰め放題のキュウリみたいになって移動するのは、しんどいものがあります!
じゃあ、どうすればスムーズに移動出来るの?と疑問をお持ちのあなたの為に、初心者にも負担の少ないアクセス方法をご紹介したいと思います。
桜や紅葉の景観が素晴らしい嵐山へ、どうぞお越し下さいね。
目次
初心者おすすめルート(JR)
混雑を避けての移動でしたら「京都駅からJRを利用する」が一番快適です!
平日、もしくは土・休日の早朝であれば「バス」という選択肢もあるかも知れません。しかし、混雑時は「JR」を使うルートを個人的におすすめします。
初心者のあなたにとって、嵐山はキョロキョロしたくなるほど楽しくて、あちこち歩きたくなるはずです。
きっと桜だけ見てハイ、オシマイってわけにはいかなくなります。
だから、ここは・・・体力温存といきませんか?
↓(徒歩)
JR嵯峨野線 亀岡,園部,胡麻,福知山行き乗車:32番, 33番のりば
↓
↓(12-18分:料金240円)
↓
JR嵯峨嵐山駅(さがあらしやまえき)
↓
↓(徒歩15分程度)
↓
渡月橋
嵐山
①31, 32, 33番のりば JR嵯峨野線に乗車します。
※城崎、東舞鶴、天橋立行きの特急には乗らないようにご注意ください(それ以外はどれに乗っても大丈夫です)。
以下は、JR嵯峨野線(嵯峨嵐山行き)の時刻表(土曜・休日用)です。
※時刻はご参考程度に留めておいてください。
②嵯峨嵐山駅で下車します。
③出入り口1番から出ます。
※目印として、トロッコ列車乗り場が見えております。
※嵯峨商店街と頭上に青い看板がある道がありますので、そこを歩きます(進行方向は前です。右や左に行かないで下さい)。
④まっすぐいくと踏切があるので渡ります(駅を降りてここまで約4分です)。
口コミ情報1)嵐電にちょっとだけ乗ってみる!
以下は、仕切りのない駅のホームです。歩きたくない人は、嵐山行きの電車に乗ります。
⑤踏切を渡ってすぐ、右らしき道と左向きの道があります。まっすぐの道がありません。右に進んでください。
⑥川に突き当たり、右を向くと渡月橋が見えています。
※一回しか道を曲がらないので迷いにくいですが少し遠回りかもしれません。
口コミ情報2)トロッコ列車から花見をするには?
以下は、JR嵯峨野線(馬堀駅行き)の時刻表(土曜・休日用)です。
※時刻はご参考程度に留めておいてください。
トロッコ列車の空席情報はこちら↓
http://www.sagano-kanko.co.jp/kuseki.php
これを見ていただければ、土日の座席を確保するのがどれだけ厳しいか納得してもらえるかと思います。
口コミ情報3)保津川下りをしながら花見をするには?
以下は、JR嵯峨野線(亀岡駅行き)の時刻表(土曜・休日用)です。
※緑で囲んであるものは特急料金が発生します(亀岡までは特急17分・普通31分)。
※時刻はご参考程度に留めておいてください。
嵐山からの帰り道:3つのルート
バスの場合
停留所は所々あり、1時間に数本運行していますが、土・休日(特に桜や紅葉の時期)はマイカーの渋滞も重なって混雑します。
しかし、袋詰め放題のカステラみたいになろうとも「絶対に乗り換え無しが良い」って方だっていらっしゃるはずです。
バスをご利用されるなら、四条河原町・三条京阪行きもしくは京都駅行きにご乗車ください。
京都駅行きならそのままずっと乗っていればいのですが、四条・三条方面に乗られた場合、烏丸御池で降ります。
地下鉄マークが近くにあると思いますので、そこから地下鉄にご乗車下さい。竹田方面に乗り、3つめ、京都駅下車。地上に上がればJR京都駅です。
阪急電車の場合
嵐電やJRの駅がある方の道から、渡月橋を渡り、嵐山公園(中之島公園とも呼ばれています)に入って奥まで進みます。
右側に抜ける道(車は入れない様です)があるのでそこを出て、ずっと直進すると、左手に阪急嵐山駅の改札口が見えます。
以下は、出入り口3の画像です↓
①桂行き終点にて下車します。(8分)
②河原町行きに乗り換えて、烏丸にて下車します。(約9分)
②京都市営地下鉄四条駅(竹田方面行き)に乗り換えます。
※阪急電車烏丸駅と京都市営地下鉄四条駅はくっついてます。
③2つめの「京都」で下車(4分)。地上に上がればJR京都駅です。
嵐電・嵐山駅からの場合
①嵐電嵯峨駅で下車します。
②京都銀行が見えますので、そちら側を右手で撫でるように、ずっとその通りから離れず前に進んで下さい(左折禁止)。
③少し進むと、JR嵯峨嵐山駅が見えると思います。
④京都方面にお乗り下さい。1時間に4本ほど通っています。
※時刻はご参考程度に留めておいてください(平成28年2月4日現在のものです)。
※嵐電、阪急どちらから帰られてもいいのですが、帰りたいと思われた時に、あなたがどの場所にいるかでお決めになられたらよいかと思います。嵐山って広いですよね。
嵐山 ~数え切れないほどの桜たち~
桜は嵐山の広範囲で楽しむ事が出来ます。
周辺には、渡月橋の他、大覚寺、常寂光寺、天龍寺等、たくさんの寺院があり、散策しながらの花見を楽しめる場所。
渡月橋のふもとに貸しボートがありますので、乗ってのんびり山の桜を眺めるのもいいし、トロッコ列車に乗って春の風に当たるのも良いかと思います。
保津川下りも私自身、経験した事がありますが、日常では味わえないスリルがあって、ほんっとうに面白いです!(嵐山の渡月橋あたりで船から降ろされますので、そのまま観光という流れが鉄板コースですね)
本数:嵐山全体を指すのなら数え切れないほど(渡月橋あたりだけでも1500本です)
見頃:3月下旬~4月上旬
ライトアップ:嵐山公園(中之島地区)にて夕方~22時まで(中之島公園とも呼ばれています)
拝観時間:渡月橋、嵐山公園付近は制限無し。天竜寺:8時半~17時半 二尊院:9時~16時半
拝観料:渡月橋、嵐山公園付近については無料。天竜寺:500円~ 二尊院:500円
問い合わせ先:075-701-0101
おわりに
嵐山へのアクセス案内をさせていただきました。
この記事を読まれた事で、嵐山観光に来ていただける方が一人でもいらっしゃったら、私としては本当に嬉しいです。
今回はアクセスに関する事を中心に書かせてもらっていますが、観光地としても、申し分無しのいい所なんですよ!
「渋滞すごいんでしょ?」
ハイ、凄いです。
「人多いんでしょ?」
ハイ、わんさかいます!
そう、それだけの、わくわくな魅力がそこにあるからです。
人混みをかきわけて京都・嵐山を楽しむ。バイタリティが必要な観光地ではありますが、見合うものがあるからこそ、みんながそこを目指すんです。
1日だけじゃ絶対に時間が足りない場所です。何度でも楽しめる観光地だからみんなを魅了するんですね!