池上梅園という梅園をご存知ですか?
池上梅園には、これから初めて行くよ!という方は、まずはこの動画でイメージを膨らませてみてください。
画質が綺麗すぎて、片目を閉じたら立体的に見えます。
池上梅園は、東京都大田区にある区立公園で、大田区の「区の花」である梅の花が370本も植えてあります。
池上梅園は、池上本門寺の北西に位置しており、梅の花の他にもボタンやツツジの花が植えられていて、四季を通じて花を楽しめるようになっています。
では、肝心の梅の開花状況、見頃はいつ頃なのでしょうか。
池上梅園 2017年の見頃や開花状況は?
梅は、夏になると「花芽」と呼ばれるツボミをつくり、気温が低くなってくると、花芽は「休眠」します。
そして冬を越し暖かくなってくると「休眠打破」をして、徐々に花を咲かせ始めるのです。
この花芽の成長には1月以降の気温が大きく影響しています。簡単に言えば、暖かいと開花が早く、寒いと開花が遅くなるということです。
池上梅園の梅は早いものは1月の末頃から咲き出し、3月中旬まで訪れた人たちの目を楽しませてくれます。
中でも満開の見頃となるのは、2014年は 3月3日、2015年は 3月8日前後となっていました。
2016年は前年と比べて暖かく、例年よりも早く見頃を迎えました。
公式ホームページ(大田区のホームページ)では開花状況を知らせていて、
2月28日に「全体としては8、9分咲きです。場所によっては一部散り始めています。今週中が見頃です。」と公表していました。
以下は、twitter による検索結果になります。ご参考までに。
池上梅園の開花状況 ~twitterによる2016年口コミ投稿より~
2月6日 「3分咲き」のツイートが多数(~2月8日頃まで)
2月14日前後 「5分咲き」※日当たりのいい場所だけ満開の状態に
2月24日 「満開まであと少し」
2月27日28日 「7~8分咲き」のツイートが多数 ※満開を見込んだ人混みで盛況の様子
3月5日 「ほぼ満開」のツイート ※大田区ホームページでは「今週が見頃」と公表
梅が咲き始めると、たくさんの人が現地を訪れますので「Twitter」や「Instagram」で検索をかけると、リアルタイムな開花状況がわかりますよ。
また満開の時期になると大田区のホームページでは開花状況を知らせてくれるようです。
大田区のホームページはこちら↓
http://www.city.ota.tokyo.jp/omori/machizukuri/news_d/20160210ikegamibaien.html
2016年の開花状況を調べてみると、1月末から咲き始め、2月28日前後で8分咲きとなったそうです。
さて気になる2017年の予想ですが、この冬は厳冬が見込まれており「寒さが厳しい=花芽の成長も遅い」ため、もっと遅くなります。
つまり2017年の梅の開花は「平年並みか遅め」の予想です。
昨年は2月の末頃から3月初めに満開の見頃を迎えたようですが、
2017年は3月中旬に訪れることをオススメします。
週末にお出かけをお考えの場合、11日・12日あたりが狙い目ではないでしょうか。
しかし最盛期にはどうしても混んでしまいます。人ごみが苦手な方は、人の少ない2月中に訪れるのも良いです。
園内には種類の違う梅が多数植えてあるので、全体の見頃を逃しても、種類や日当たりの差によって特定の梅が満開になっているかもしれません。
また梅園のクチコミを見ていくと「池上本門寺のそばなので、両方合わせて見学されるといいでしょう。こちらは入場料100円。もちろん梅林がメインですが、落ち着いた茶室や和室もあり、梅の季節以外でも楽しめました。」という声もあります。人混みを避けた時期に、ゆったりと楽しみたい方にも見応えは十分ありますよ!
池上梅園の情報まとめ
開園時間
午前9時~午後4時30分
(入園は午後4時まで)
定休日
2月・3月を除く月曜日、年末年始
(月曜日が祝日の場合、火曜日が定休日)
入園料
大人(16歳以上65歳未満)100円
子供(6歳以上16歳未満)20円
アクセス
池上梅園の住所:
東京都大田区池上2-2-13
車を利用する場合
・首都高「戸越」から第二京浜
→ 国道1号線を経由 約11分
・首都高「戸越」から中原街道
→ 都道2号線を経由 約18分
駐車場情報
・全収容台数:25台
全日 0:00〜24:00 30分 100円
※近くのコインパーキングは、こちらのサイトから調べることができます。
http://sp.repark.jp/
梅の花が見頃の時期は、車で行くとどうしても混んでしまいます。
池上梅園の駐車場は25台までしか停められませんし、近くのコインパーキングもあっという間に満車になってしまいます。
ですので、電車やバスなどの公共交通機関を利用されることを強くオススメします。
電車を利用する場合
・東急池上線 → 池上駅 → 徒歩約20分
・都営地下鉄浅草線 → 西馬込駅 → 徒歩約10分
バスを利用する場合
・東急池上線池上駅で乗車 → 上池上循環外回り
・JR五反田駅東口で乗車 → 川崎駅行き
・JR大森駅山王口で乗車 → 上池上循環外回り
・JR川崎駅で乗車 → 五反田駅行き
※いずれも本門寺裏で下車し、徒歩で約3分。
注意)園内にお酒の持ち込みはできません。せっかくなので、身軽にして行かれてはいかがでしょう。
2016年に訪れた方が、「車椅子やベビーカーでも観覧しやすいよう入り口や、順路にスロープが設置されました。また見晴台への階段も、以前は片側にしかなかったのが反対側にも作られていました」と報告してくださっています。
おわりに
2017年は何日に池上梅園に行こうか、もう計画は立てられましたか?
2016年は例年より開花が早かったのに、2017年は遅めの予想ですから「昨年と同じ頃に」では少し見頃とはずれてしまうかもしれません。
第2章で説明したように、出発の計画時には「twitter」や「instagram」での検索で開花状況をチェックすると確実ですよ。
また池上梅園は順路のスロープなど整備が進んで観覧しやすくなったようで、小さなお子様連れのご家族などにも行きやすくなりました。寒さが厳しくなると見込まれていますので、温かい恰好でお出かけくださいね。
それでは、2017年の梅見が良いものになることをお祈りしています。