「今年こそはスキーを満喫しよう!」と思い、スキー板を選んでいたらいろんな種類があってどれを選ぶべきかわからなくなってしまいました・・・。
スキー板の形状や長さなどの種類は身長や体重、技術レベルに応じて選んだ方が良いと知っていたのですが、何を基準にするべきかわからなかったので、スキー板の選び方を中心に以下の項目について調べてみました。
- スキー板の長さは体重や身長を目安に選ぼう!
- 現在の技術レベルや目的に応じたスキー板の選び方
- 子供用のスキー板を選ぶ際のポイント
- スキー板と合わせて選びたいスキーウェアのポイント
スキー板を選んでいたら気に入ったデザインがあったので「これにしよう!」と心に決めたのですが、お店の人に「これは上級者用です」と言われて初心者の私には合いませんでした・・・。
その後、しっかり自分の体型やレベルに応じたスキー板の選び方や、スキーウェアの選び方もわかったので、これで思い切りスキーを満喫できそうです。
これからスキー板を購入しようと考えている方や、スキー場でレンタルしようと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてあなたに最適なスキー板でスキーを楽しんでくださいね♪
目次
スキー板の長さ・身長と体重を目安にした基本的な選び方
スキー板の基本的な選び方は、身長と体重を目安にして最適な長さを選びましょう。
身長と体重を目安にしたスキー板の選び方
昔は「自分の身長より長いスキー板を選ぶのが基本」とされて、長くて幅が変わらないストレートスキーが流行しました。
現在はセンター幅が狭くてトップとテールの幅が広いカービングスキーが主流で身長より短いスキー板を選ぶのが基本となります。
最適なスキー板の長さはそれぞれ異なりますが、身長と体重から目安となる長さを知ることはできますので、まずはあなたに最適な長さはどのくらいなのか確認してみましょう。
スキー競技用の板については身長と体重によって長さの規定はあります(身長に対し最大145%)が、個人的に楽しむ一般的なスキー板の長さは、メンズ・レディース共通で身長より5~10cm短いものを選ぶと良いとされています。
身長160cmの女性なら、150~155cmの板を選ぶのが良いですね。
スキー初心者の方は短めの板を、中級者以上の方は長めの板を選ぶと扱いやすいです。
また、体重によっても長さの目安が変わってきます。
体重が軽い人は浮力が小さい短めの板を、体重が重い人は浮力が大きい長めの板を選びましょう。
たとえば、身長160cmの女性で体重50kgの場合、初心者なら150cm、中級者なら155cmを選ぶのがおすすめです。
フワフワの雪がよく積もる地域のゲレンデによく行く方は、沈みにくい長めの板を選びましょう!
次章では技術や目的に応じたスキー板の種類と選び方を紹介します!
スキー板の種類は目的や技術レベルによって選ぼう!
スキー板の種類はいろいろあり、目的や技術レベルによって最適な形状が異なります。
あなたに合うスキー板を選ぶ際には、長さだけでなく形状にもこだわって探してみましょう!
目的によって選び方が違う!スキー板の形状と種類
スキー場でレジャーとして楽しむのか、本格的な競技用のスキーをするのか、雪深い山スキーを楽しむのか・・・など目的に応じてスキー板の種類を選ぶのがポイントです。
まずは、主なスキー板の種類と特徴の違いを確認してみましょう!
オールラウンドスキー
オールラウンドスキーは圧雪されたスキー場でレジャースキーを楽しむ方向けのスキー板で、初心者から中級者におすすめです。
センター幅は70~90mmで小回りもききやすいのが特徴です。
オールマウンテンスキー
オールマウンテンスキーは圧雪されていない場所にも最適なセンター幅が90~130mmと広めの形状で中級者から上級者向けになります。
フリーライドスキー
フリースタイル向けのスキーで、トップとテールがどちらも反り上がっている「ツインチップ」が特徴です。
モーグルスキー
コブ斜面を素早く滑走するのに適しているタイプのスキー板です。
レーシングスキー
スピードの速さを競うための競技用スキーです。
センター幅は65~70mmで小回りもききやすくて素早いターンの切り替えにも対応できるようになっています。
ショートスキー
長さは100cm程度で、ストックを使わず、小回りがきいて楽しめるのが特徴です。
このようにスキーの目的に応じて板の種類を選ぶようにしましょう。
技術レベルに応じたスキーの選び方
スキーの技術力によってスキー板を選ぶ際には「剛性(ねじれ・フレックス強度)」を考慮する必要があります。
剛性とは曲げ・ねじれなど板の変形に対する強度を示すもので、剛性が高いのは変形が小さい、剛性が低いのは変形が大きい板と考えてください。
スキーの技術レベルが低い初心者の方は、滑走速度が遅いので遠心力があまりかからない状態でも操作性が良い剛性が低いスキー板(下位モデル)を選びます。
スキーの技術レベルが高い上級者になるほど滑走速度が速くなってカーブの際に遠心力がかかるため、剛性が高いスキー板(上位モデル)を選びましょう。
でも、先ほどのように身長が低くて体重が重い、なおかつ初心者の場合は体重に応じた剛性も必要になるので、上級者用の剛性が中くらい~強いものが良いようですから単純には選べません。
また、スキー板の側面の円弧カーブの半径を示す数値「ラディウス」は曲がりやすさを示しており、数値が小さいほど小回りしやすく、数値が大きくなるほど大回り用になります。
初心者の場合はラディウス(Rと示されています)12~17mを目安にするのがおすすめです。
初心者がスキー板を選ぶときには「メーカー」は あまり重要ではなく、自分が「スキーを楽しみたい」のか「技術を向上させたいのか」という目的の方がスキー板選びには大事なようです。
ここまで紹介したのは基本的には中学生以上の大人(男性・女性)を対象にしたスキー板の選び方ですが、キッズ用のスキー板についてはどのような選び方が良いのか確認してみましょう。
子供用のスキー板とストックの選び方とは?
スキーデビューをするお子さんは3歳くらいからが多いといわれていますが、子供は驚くほど早く上達します。
お子さんの体型に合ったスキー板を選んで、親子でスキーを楽しめると良いですね!
ジュニア用スキー板の長さも身長を目安にして選ぶのですが、大人の目安とは少し違うので注意しましょう。
- 身長110cm以下:身長より10cm~15cm短く
- 身長110cm以上:身長と同じ~10cm短く
レンタルの場合はこのような選び方を目安にすると良いのですが、スキー板を購入する場合は「子供は成長が早いからワンシーズンしか使えないともったいないので長めのサイズを選びたい」と考える方もいますよね。
もし長めのサイズを選ぶ場合には、身長の長さまでを基準にして選びましょう!
また、ストックの長さについては、ストックを持たせて肘が軽く曲がる程度、身長の7割くらいの長さがちょうど良い長さです。
本格的なスキー板を買う前に雪遊びでスキーを楽しませたい!という場合は、長靴でそのまま履けるスキーもおすすめですよ。
ちなみに私の家族は、以下のようにスキー板を選びました!
- 夫:身長176cm、体重70kgで中級レベル→170cmの板を購入
- 私:身長155cm、体重46kgで初級レベル→145cmの板を購入
- 娘:身長108cm、5歳で初めて→90cmの板をレンタル
スキー板に合わせて選びたい!スキーウェアの特徴
スキー板を選んだらスキーウェアも欲しくなったので一緒に選ぶことにしたのですが、スキーウェアもいろんな種類がありました・・・。
スキーウェアを選ぶ際にはデザインだけでなく、機能性にもこだわって選ぶことをおすすめします!
とくにサイズ感が合っていないと動きにくいので、せっかく技術があっても十分に発揮できません。
サイズ感は「小さい~ちょうど良い」と感じるよりも、「少し大きめ」と感じるくらいがおすすめです。
防水性や耐水性、透湿性などの機能性についても重要で、寒い季節に楽しむスポーツなのである程度機能性が高いものを求めたいですよね。
最低限欲しい機能性としては耐水圧10,000mm以上なので、何を基準にしたら良いかわからない!という場合は、この数値を参考にしてください。
ちなみに、私はこちらの通販ショップで購入しました!
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まとめ
スキー板の長さについて調べた結果をまとめます。
- 自分に合うスキー板の長さは身長より5~10cm短いもの
- 体重が軽い人は短め、重い人は長めの板がおすすめ
- スキーの目的によって板の形状が異なる
- 技術レベルが低い初心者は剛性が低い下位モデルがおすすめ
- ラディウスの数値が低いほど小回りしやすい(初心者は12~17m)
- 身長110cm以下の子供は10~15cm短いものを選ぶ
- 身長110cm以上の子供は身長と同じ~10cm短いものを選ぶ
- スキーウェアはデザインだけでなく機能性にこだわるのがおすすめ
スキー板選びって、思っていたよりもチェックポイントがたくさんあって、 自分一人ではなかなか決められないかもしれません。
迷った場合は、経験と情報がたくさんある専門のスタッフに相談して自分に合ったスキー板を見つけてもらうのもおすすめです。
あなたに最適なスキー板とスキーウェアを見つけたら、早速ゲレンデでスキーを楽しんでください!
私もスキーを楽しみつつ、ダイエット出来るように頑張ります♪