茨城県の土浦全国花火競技大会では、毎年全国からたくさんの花火師さん達が集まり、「スターマインの部」「10号玉の部」「創造花火の部」において技を競い合っています。
毎年60~70万人もの人で賑わい、約2万発もの花火が夜空にあがります。
日本三大花火大会の一つでもある土浦全国花火競技大会。
花火大会といえば「夏」のイメージがありますが、土浦全国花火競技大会は毎年10月の第1週目の土曜日に行われている「秋」の花火大会です。
さて、
この花火大会は「花火競技大会」とあるように、全国から我こそはという花火師さんが集まって技を競う競技会です。
日本全国の花火師さんの技の粋を集めた大作・力作が、土浦に集結するんです!!
そんな花火大会を、打ち上げ会場の間近「桟敷席」で見ることが出来たら、一生の思い出になりますよね。
ご両親を連れて家族で見に行きたいと思っている方もいるのでは?
面白いネタが仕込まれた「創作花火」が目の前でパッと広がって、思わず笑みがこぼれてしまうと思いますよ!!
また、会場では花火とともに演出される「音楽」も合わせて楽しめますので、遠くから眺めるのとは違った感動が得られること間違いなしです!!
土浦全国花火競技大会を「桟敷席」で見るには一体どうしたらよいのでしょうか?
何だか取るのが大変そう……。でも、毎年この席に座っている人がいるのですから、取れないわけではありません!
今年こそは桟敷席をゲットしたい方、一緒に攻略法を見ていきましょう!
土浦花火大会2017「桟敷席」の入手法は?
土浦全国花火競技大会の日程、時間
時間帯: 18:00~20:30(雨天決行)
※ 荒天時には延期などになる場合もあります。
公式サイト:
http://www.tsutiura-hanabi.jp/
(2月22日現在、2016年の内容です)
土浦市役所商工観光課
電話:029-826-1111
土浦全国花火競技大会では「無料の桟敷席」と「有料の桟敷席」があります。
購入方法は高倍率の抽選による販売となります。
1. 桟敷席を「無料」で入手する方法は?
「無料の桟敷席」とは無料観覧席スペースの事で、大会前日の正午から場所取りが出来ます。
場所取りをする為に、順番待ちをしている方もたくさんいます。
前日から準備しているツワモノもいますので、どうしても無料観覧席でみたいのであれば早い時間からの準備が必要そうです。
Q. 無料観覧席スペースの場所取りは、何時から必要か?
場所取りの時間は決められていますので時間外の場所取りは出来ませんが、前日から場所取りの「順番待ち」をする方もいるようです。
大会側で用意した「無料桟敷席」の他にも、「空きスペース」での場所取りなど早い人は6:00頃から、だいたい午前中には場所取りの準備をする人が多いようです。
ご両親と一緒なら、座って見られる席を確保したいと思いますよね。
でも、座れたとしても人が多いのは間違いないです。
もし、少しでもゆっくり見たいのであれば、離れたところで見るのも一つの手かもしれませんね。
地元の人によると、少し離れた場所でも迫力は感じられるとのこと!
- 決められた時間以前に無料観覧スペースで場所取りをしても、撤去されてしまいます。せっかく取った席がなくなってしまわないように、ルールを守って場所取りをして下さい。
- 安全上の理由から「観覧できない場所」がありますので、警備の方の指示を守って下さいね。
2. 桟敷席を「有料」で入手する方法は?
入手の料金、可能性、競争率、過去の実績
桟敷席の料金
全マス(約1.7m×約1.7m) 6人まで入場可能 22,000円
半マス(約1.7m×約0.85m)3人まで入場可能 11,000円
※ 料金は2016年度のものです.
※ 小学生以上は桟敷席が必要です。
※ 購入は1人1枚まで。
入手の手順!いつ?どこで?どういう方法で?
「桟敷席」の購入方法は、「全国販売」と「窓口販売」があります。
全国販売
電話申し込みまたはインターネット申し込みです。
※ 電話番号(記載予定)
毎年応募方法が変更になりますので、確認してみて下さい。
公式サイト:
http://www.tsutiura-hanabi.jp/
(2月22日現在、2016年の内容です)
2016年は、7月21日から1週間の申込期間があり、8月上旬に当選確認がありました。
窓口販売
2016年は9月1日に土浦市・水郷体育館にて販売しました。
午前8時に抽選用の番号札を配布。(開場は午前6時~)
購入する為に、開場時間である6時よりも前から並ぶ方が多いようです。
なんと、2週間前から並ぶ方も!
抽選用の番号札は1人つき1枚なので、子供連れて来ている人もいるようで、なんと0歳の赤ちゃんも番号札をもらっていたとか。
- 当日は気温が上がってくると、かなり暑くなります。熱中症対策をして、無理はなさらないで下さい。
- 近くにコンビニはありますが、混雑も予想されます。水、お茶などを持参することをオススメします。
※ 2016年は「全国販売」「窓口販売」共に抽選販売でした。
Q. 抽選販売の競争率はどのくらい?
「窓口販売」も約70倍もの競争率!!
抽選の前に「窓口販売」で抽選の権利をゲット出来るかどうかも心配になってしまいますね。
※ 土浦全国花火競技大会事務局でも試行錯誤を重ねており、販売方法は変更があるので事前の確認をオススメします。
※ 2015年から、土浦市「ふるさと納税」を10万円以上寄付すると桟敷席」(1マス6名分)が確保できるかも!?
50マス分の「桟敷席」チケットチャンスを、10万円以上の「ふるさと納税」者に用意。2015、2016年はあっという間に「50マス分」が埋まったそうです。
「桟敷席」での花火の見え方はどんな感じ?
打ち上げ会場近くからの花火の眺めは
「流れ星が自分に向かって降ってくる感じ」
「花火の中に吸い込まれてしまったような感じ」…
遠くから眺めるのとは全然違う感覚が味わえます!!
私の友人は両親を連れて行ったのですが、お母さまは感動のあまり涙を流していらっしゃったとのことです。
遠くからでは聞こえない「音楽」効果もあわせて楽しめます!!
「桟敷席」の区画はどの辺りがベスト?
残念ながら「桟敷席」の座席指定は出来ませんので、区画も選ぶことができません。区画を選べず、同伴者と離れてしまったというケースもあるようです。
「桟敷席」以外の穴場スポットをご紹介!!
有料の「桟敷席」が購入出来れば、場所取りの心配もなく、当日は時間にゆとりを持って花火大会に臨めそうです。
それでは、もしも「桟敷席」が取れなかった時、花火大会を楽しむにはどうしたら良いのでしょう!?
迫力ある花火の臨場感も魅力的ですが、約2万発の花火はやはりどこからでも見ごたえがあります!!
私の場合、つくば市の高層ビルにある中華レストラン楼蘭でお食事をしたとき、エレベーターホールから偶然花火が見えて素敵でしたよ。
実は「花火大会」に合わせてお食事に行ったのではなく、偶然同じ日になり、思わぬサプライズになりました。
三井ビルはつくば市の高層ビルの1つであり、19階に展望フロアもあるので、穴場と言えるかも知れません。
ご両親においしい中華ときれいな花火のプレゼントも良いものです!
住所: つくば市竹園1-6-1 三井ビル19階
また、車で花火を見に行こうと思っている方は、近隣のレストランや田んぼなどを臨時の駐車場として提供してくれる予約サイトがあります。
http://ogijii.jp/fff_tuchura.html
会場近くの主要道路は大変混雑しますので、少し外れた場所だと帰宅もスムーズになりますよ。
車で行くか電車で行くか、迷ったら!?
「土浦全国花火競技大会」の行われる10月は日が短く、大会修了後は周辺駐車場や道路が大変混雑します。
もちろん周囲は暗くなっていますし、安全面を考えると電車を利用したほうが良いと思います。
桟敷席と一緒に持っていきたい便利な持ち物は?
あなたが幸運にも「桟敷席」をゲット出来たら!
花火競技大会を楽しむためにも、事前に準備をしっかりしていきましょう。
土浦全国花火競技大会は雨天決行です。(荒天の場合は延期する場合もあります。)雨の中花火を見ることになる場合もあります!
花火競技大会が開催される10月は、夜になると冷え込みます。
防寒対策もしっかりして下さいね。
土浦全国花火競技大会に用意しておきたいものリスト!
- 雨具
人出が凄いので、傘よりもカッパの方が他の人にも安全です - 懐中電灯
足元を照らすのにあると便利です - 防寒グッズ
上着毛布カイロなど - レジャーシートクッション
長時間座るとお尻が痛いので笑 - ウェットティッシュなど
食事やお手洗いなどで重宝します - 携帯ラジオ
実況中継を合わせて楽しむことが出来ます - ゴミ袋
ゴミの持ち帰り用。いざという時には雨具の代わりにもなります - 軽食おやつ飲み物
滞在時間に合わせて準備しておきましょう - もちろん!!「桟敷席券」
「桟敷券」がないと、せっかく「桟敷席」をゲットしても入退場が出来ないので、くれぐれも忘れずに!!
気になるトイレ事情
桟敷席付近には、トイレは多めにあるので安心してください。
打ち上げ前は少々混みますが、打ち上げが始まると空いているようです。
帰り際は混んで10分以上待たなくてはいけなくなりそうです。
待ちたくない方は、花火打ち上げ中にささっと済ませしてしまうのが良いかもしれませんね。
アクセスと駐車場!当日混雑を避けるには?
電車・バス・自家用車、どこの駐車場がおすすめか?
花火大会専用の駐車場は設けてありません。
有料・無料合わせて約5000台が収容できる駐車場が土浦駅周辺にありますが、特設駐車場ではありませんので、早いもの勝ちとなりそうです。
穴場スポットでもお知らせした「近隣のレストランや田んぼ」の駐車場は、駐車場としても「穴場スポット」です。
渋滞を避けるには?会場には何時頃に行けば良い?
花火大会の当日は午後4時くらいから、会場のある土浦市から花火会場に向けて走る国道6号線が、なんと「上り約35キロ」の渋滞で動かなくなります!
車で移動をお考えなら、当日は出来るだけ早めの移動をオススメします!
花火競技会当日は車両進入禁止道路が設けられ、立ち見覚悟の見物客が多くなる時間帯(午後4時以降)は、道路が「人・人・人」で、まるで「民族大移動」のような光景が見られます。
JR常磐線「土浦駅」から会場までは、土浦駅西口から徒歩約30分です。
シャトルバスも運行されていますが、上記の理由でバスに乗り込むまでに30分以上待つ事もあります!
時間には余裕を持って行動して下さいね。
随時運行 所要時間約10分
行き | 15:00~19:00 |
帰り | 19:00~21:15 |
料金 | 大人240円 小人120円 |
シャトルバス・土浦駅西口 ⇔ 田中町
随時運行 所要時間約25分
行き | 13:00~18:30 |
帰り | 13:00~18:30 |
料金 | 大人190円 小人100円 |
※ 混雑の状況によって遅れが生じます。
※ 帰りのバスは一斉に帰る人で非常に混雑します。
電車でいらっしゃる方には、帰りの電車のキップをあらかじめ用意しておくのをオススメしますが、花火大会帰りの乗客が殺到する土浦駅は入場制限がかかるほど混雑します。
「特急券」を持っていても、優先的に案内してはもらえません。
花火大会修了後の混雑はそれは凄く、人の波にのまれてしまいそうです。
30分くらい待つと混雑も徐々に緩和してきますので、時間に余裕を持って行動すると危険を避けることが出来るかもしれません。
会場内での禁止事項、注意点
会場は喫煙所以外、禁煙です。
カセットコンロや七輪など、火気使用禁止です。
周りの方への迷惑になるので、ペットの同伴も禁止です。
テーブル・イスなども持ち込み出来ません。
長時間座るのがツライ方は、クッションなどがあると楽でしょう。地面は固いので、毛布なんかでもいいかもしれません。
おわりに
場所取りの心配のない「桟敷席」
そんな「特等席」で花火を満喫出来たら素敵ですね!
難関の高倍率ですが、チャレンジしてみる価値はあります。
個人的に「桟敷席」に挑戦するほかに、「ツアー」として団体枠の「桟敷席」という可能性も!
特にご両親と行かれるならオススメです!
お得な「花火見物ツアー」もあるようですので、こちらもチェックしてみてもいいかもしれません。
チケット取り、場所取り、当日、いずれにしても無理だけはなさらないでくださいね。
「土浦全国花火競技大会」での花火が、素敵な思い出の一つになるといですね!