友人に誘われて「高尾山」に登山へ行くことになりました。
高尾山と言えば、ミシュランガイドで三ツ星をとった話題の場所。
しかも「パワースポット」ということなので、ご利益をたくさん頂いて来たいけれど、ちょっと体力に自信がありません。
普段あまり体を動かしていなくても、最後まで登れるのでしょうか?
今回は、楽しく登山するためにも、事前に服装、靴、持ち物、注意点なども調べてみました。
目次
高尾山はこんなところです♪
東京都八王子市に位置する高尾山。標高599m。
富士山の標高は3776m、スカイツリーの高さは634m。
高尾山登山口のケーブルカー清滝駅の標高が200mなので、333mの東京タワーよりも高い山を登ることになります。
ミシュランガイドで三ツ星を獲得したことから、多くの登山客が訪れています。
ミシュランといえばグルメガイドのイメージですが、観光ガイドで三ツ星を獲得しました。
都心に近いのに豊かな自然が残っている高尾山。
「明治の森高尾国定公園」に指定されています。
自然保護からキャンプ・バーベキューはもちろん、植物の摂取、鳥類の捕獲が禁止されています。
高尾山薬王院はパワースポットとしても有名です。
御利益が期待できる「パワースポット」が1つならず何か所もあるので、欲張って是非ともすべてまわりたくなります。
気持ちはすっかり「登山モード」に変わってきました。
この調子なら大丈夫?
夏の高尾山登山にはこんな服装で行きましょう。
テレビなどで良く見る登山道は「1号路」高尾山薬王院への登山コースです。
他にも自然研究路「6号路」、「稲荷山コース」、奥高尾「高尾山から陣馬山」コース、城山東尾根コースなどがあります。
街と山での気温差や、変わりやすいと言われる山の天気にも対応できるようにしなければならないようですね。
高尾山初心者の私は、見栄を張らずに「1号路」の舗装された道をいく観光コースから挑戦したいです。
「登山」なのですから、やはり目的に合った服装をしましょう。
夏の高尾山登山に適した服装
インナー | 半袖もしくは長袖:速乾性のある素材 ※ユニクロのシルキードライウェアなど |
通常のシャツ | 夏でも防寒効果あり |
ズボン | 動きやすいもの、女性のスカートはおすすめできない |
下着 | 速乾性のある素材 |
靴下 | 靴を履いたときに違和感のないもの |
靴 | 軽くて、滑りにくいもの ※登山靴がベスト |
帽子 | 直射日光を避けるもの |
「1号路」の登山道は舗装されていますが、坂道や階段など「難関」が待ち受けています。
せっかく登山に誘ってもらったのですから、頑張って歩かなくては……ここで大事になってくるのが「靴」です。
普段履きなれた運動靴よりも「登山靴」を用意した方が良いようです。
雨を防ぎ、滑らない機能を持っていて、なおかつ「軽い」優れものの登山靴を用意しましょう。
普段あまり運動をしない私の体力もサポートしてくれそうです。
街で履いてもおしゃれなデザインがあるので、自分好みの「登山靴」を見つけましょう。
登山用のシャツやインナーは、汗をかいてもすぐに乾いて身体を冷やさないものがあります。インナーだけでも登山用の物を着ていくと気温の変化に対応しやすいでしょう。
上着は必ず1枚余計に持っていきましょう。山の上は思っていたよりも寒いかもしれません。
冬の高尾山登山にはこんな服装で行きましょう。
冬の高尾山登山は、まずは寒いです!
夏用の服装に加え、当然ですが「保温性」を重視していきましょう。
冬の高尾山登山に適した服装
インナー | 半袖もしくは長袖:速乾性と保温性のある素材 ※ユニクロのヒートテックウェアなど |
通常のシャツ | |
セーター、ダウンジャケット | 保温性が高いもの |
ズボン | 保温性が高く、動きやすいもの |
タイツ | 速乾性と保温性のある素材 |
下着 | 速乾性のある素材 |
靴下 | 保温性が高く、靴を履いたときに違和感のないもの ※ニット帽など |
靴 | 軽くて、滑りにくいもの※登山靴がベスト |
ネックウォーマー | |
帽子 | 保温性が高く、耳まで覆うもの |
手袋 | 保温性が高く、防水素材のもの |
登山靴やシャツやインナーのポイントは前章と共通します。
そして、やはり上着は必ず1枚余計に持っていきましょう。山の上で寒いと思ったときには自由に脱着できることが肝心です。
最後に秋と春の服装ですが、夏の服装に近くて良いと思います。
もしもの防寒対策として、セーターやダウンジャケットは持参すると良いでしょう。
登山必須な持ち物をチェック!!
舗装された「1号路」での登山とは言え、公園を散歩するようなわけにはいきません。
観光スポットとして注目されていて、テレビでも目にしているので、軽い気持ちでいたらとんでもない!?
山道ですから、道は平坦ではなく、階段、坂道、起伏があり、注意しないと転倒のおそれも……
服装の次は、持ち物をしっかりチェック致しましょう。
登山に必須な持ち物
雨具 | 急な天候の変化や気温の変化に対応する為セパレートタイプがオススメです。 |
食料や飲み物 | 登山道1号路は山頂に茶店や食道がありますが、他の登山道にはありません。飲み物は脱水症状にならない為にも、必ず持っていきましょう。 |
バッグ | 両手の空くリュックなど |
地図 | 京王線高尾山口駅で簡易地図を配布しているので、入手しておきましょう。 |
ティッシュ | 簡易トイレの場合紙が無い場合があるので、流せるティッシュを用意しておきましょう。 |
他にタオルや非常食など、携帯電話の充電もチェックしておかなくちゃ!!
登山の際に注意することを紹介します。
舗装された登山道に油断して「転倒」や「捻挫」など、ケガをしてしまう人が多いようです。
やはり「靴」には気をつけましょう。
「脱水症状」にも気をつけなくてはなりません。
いつでもすぐに水分が補給できるように、「飲み物」は必ず持っていきましょう。
「小さなライト」は薄暗くなった時に、足元を照らしたり重宝するのでリュックに入れておくと便利です。
夏には「虫よけスプレー」もお忘れなく。
自分の体力を過信せずに、余裕を持ったスケジュールで行動しましょう。
やっぱり、少しは運動しておいた方が良いかしら?
無事に登山が出来ても、帰ってから動けなくなっても困りますものね。
ケーブルカーもあるので安心です♪
ケーブルカー乗り場の清滝駅は標高201m。
ケーブルカー料金(清滝駅⇔高尾山駅)
大人 | 片道 | 480円 | 往復 | 930円 |
小児 | 片道 | 240円 | 往復 | 460円 |
※ 小学生は小児料金 ※ 中学生は大人料金 ※ 未就学児は大人1名につき1名無料 |
高尾山駅の標高472m。
ケーブルカーを利用すると、山頂まで標高127mになります。
混雑の状況にもよりますが、ケーブルカーを利用すればだいぶ体力を温存出来そうです。
今までの数少ない登山経験から、上りよりも下りの方が足に負担がくるようです。上りはゆっくり景色を楽しみながら登り、帰りはケーブルカーを利用してもいいかな。
ぜひ、友人に提案したいです。
久しぶりの友人との登山。
今回の「高尾山登山」が無事にクリアできれば、また「次」のお誘いがあるかも!?