晩婚化、未婚化が社会問題になっていますよね。
未婚男性にとっては、周りが次々結婚していって、今まで以上にバリバリ働いている姿を見ると、アセちゃいます(汗)。
私が結婚したのは、35歳の時でした。
30歳となると、友達は次々結婚していき、結婚式といえば、「招待されてばかり(泣)」。
「早く招待する方になりたい…」と思ってました。
私が30歳の頃は妻とは知り合っておらず、それまであまり恋愛経験はなかったので、「このままズルズル、一生独身かぁ? ヤバいなぁ…」と焦ったものです。
今回は30歳で恋愛経験のない独身男性が、初めて婚活する際の注意点を、私や私の周りの実体験を中心にご説明します。
目次
恋愛経験なしの30歳男性がはじめて婚活するときの注意点
年配の男性には、「男は、早く所帯もって、家には帰らず働いてこそ一人前だ!」と考える人も少なくありません。
一昔前「24時間戦えますか~」というCMもありましたよね~。
入社当初、同僚と一緒にお昼を食べたり、アフター5も一緒に飲みに行ってたのが、やがて…。
「ヨメの弁当があるから…」とか「帰って子供お風呂入れないと…」と言われると、「オレ、取り残されてるなぁ…」と感じると思います。
私の職場にも40過ぎの独身男がいますが、やはり独特の「オーラ」が出てますよね。
(アイツ、何かヘキでもあるんじゃないか?)とウワサもたちます。
やはり、婚活というスタートを切るためには、これまでの生活スタイルを改める必要があります。
いくつか、私や私の周りで結婚までこぎつけた人が、どんな風にしてきたかをご紹介します。
1.趣味は、一人で没頭するのではなく、その趣味を周りに言って仲間を募るか参加する。
私は競馬が趣味でした。
ギャンブルはあまり印象がよくないですよね。
なので、最初は男の同僚と行ってました。
しかし、その同僚が職場の女性を誘い、自然とグループができました。
ギャンブルって、女性は男性が誘わないとなかなかやらないですからね~。
妻とは、その「グループ交際」がスタートでした。
2.行きつけの店で知り合った。
私の同僚は近所の飲食店で知り合いました。
チェーン店ではなく、本当に小さなお店でした。
特にこれといって会話することなく、マメに通っていたとのこと。
しかし、仕事が忙しくなり、しばらく行かず。
そして、久しぶりに行ったら女性の方から「しばらく来てなかったけど、どうしてたの?」と声をかけてくれて、その会話がきっかけになったとのこと。
3.職場では、誰に対してもわけへだてのない態度で接する。
職場の女性が、異性として男を見る場合、地位や給与も見ますが、まず交際相手として見るのに最も重要なものがあります。
「誰に対しても、わけへだてのない態度で接する」ことです。
「エライ人間」と「エラそうな人間」は違います。
勿論、社長と新人では違うでしょうが、あまり露骨だと、女性からすれば、
「コロコロ態度変える男って、私といる時も急に態度変えるんじゃない?」とか思われてしまいます。
女性や後輩の盾になり、面倒見のいい方が、好感は持たれます。
「人は本当にエラくなると、優しくなれるんです。」
4.自分は女性から見て、魅力がないと感じている方は、ここを改める。
私が実践したのは、まず「身なり」でした。
女性は、ある年齢に達すると男にモデル並みの外見は求めなくなり、より現実的になる人が多いですね(男は逆が多い、現実を直視しない)。
要は「清潔感」です。
特に見られているのが、クツや髪形ですね。
外見全てをコーディネートするのは大変だろうけど、ツボを押さえればいいわけです。
ビジネス街にいるなら、自分と周りのギャップを見れば分かります。
ちゃんとしている人が、女性に声をかけているの見ると、女性の所作が違います。
5.女性に自分の魅力をアピールするには、何かに打ち込む姿を見てもらう。
仕事なら、立場に関係ない特化したものをもつのがいいですね。
(あの人、実はこんなことできるんだぁ…)的なものを1つでもあるとやはり違いますよね。
また趣味、特にスポーツに打ち込む姿は美しいですし、女性にそれを見てもらうきっかけを作るのもいいですね。
以上、
「恋愛経験のない男性が、はじめて婚活するとき」の注意点についてお話しましたが、「恋愛経験のない」あなたが女性と恋愛まで進むにはいくつかの注意点があります。
それらを次章で確認していきましょう。
恋愛経験のない男性は、女性にどう思われる?
女性と恋愛の話になるシチュエーションはさまざま。
- 会社での飲み会。
- 2人きりの残業。
- 習い事や地域活動。
- 行きつけの店。
など、他にもあると思いますが、女性と2人きりか、数人のグループになった時が、チャンスです。
しかし、そこで女性から「今まで何人とお付き合いしたの?」と聞かれ、
「オレ、今まで誰ともお付き合いしたことないんだ…」と言うと。いい印象は持ってもらえないですね。
その訳は、女性は男性にいろいろな場面でリードしてもらいたい、なんです!
「経験ないんじゃ、お付き合いしても二人きりの…が苦痛にならないかなぁ」とか
「デートしても楽しめないんじゃないかなぁ」と考えてしまいます。
なので、もし聞かれたら「秘密だよ」「数えてないなぁ~」とはぐらかせてしまいましょう。
しかし、必ず相手の目を見て、すぐに返事することが大事です。
妙な間(ま)は、ウソだとバレるし、自信のなさも伝わってしまいます。
はぐらかす=ミステリアスにしちゃいましょう。
恋愛はゲームですから、何も相手に全てをさらけだす必要はありません。
最初から相手のことが全て分かってもおもしろくない、自分がどんな人間かを「小出し」にするぐらいでちょうどいいですね。
しかし、「恋愛経験なし」のウソは徹底的に隠すのが一番ですが、やはり女性は、「感」で生きるものです。
いろんな場面でバレてしまいます(女性が口に出すか、出さないかは別問題です)。
どんな場面でバレるかと言うと…。
- デートプランをなかなか決められない。
女性のご機嫌をうかがい過ぎ。
- いつまでも手をつなごうとしない。
まぁ、これがバレる最大の原因ですね~。
- メールやラインなどをマメに返さない。
女性は寂しさを紛らわせてほしいもの、めんどくさがりは✖。
- 女性が髪型変えても、何か探し物してても気づかない
無口より鈍感の方が✖。
などです。
でも、バレてしまった時は、ちゃんと相手の目を見て、
「ウソついて、ゴメン。ホントは見栄を張ってただけなんだ」
と正直に伝えましょう。
「ウソをついた」というだけでは✖です。
なぜなら、それは「ウソをついた」という事実を伝えただけです。
女性はその先の言葉を待っています。
それが、「見栄を張った」という正直な理由です。
そこが、あなたの誠実さを伝える部分なので、一緒にいてもいいと思える自分になれます。
会話上手=おしゃべりではないのです。
考えてほしいのは、昔は硬派な男が多かった。
硬派な男は女っ気ゼロでしたが、ちっともみじめだとは思わないです。
むしろ、何かにひたすら打ち込む姿勢=女性から見て光輝く、男らしさとなるのです。
「オレ、今まで、〇〇一筋だったからね、女性とは縁がなかったよ」とさらっと言ってしまいましょう。
また、お付き合いする女性を結婚相談所で紹介してもらう手もあります。
結婚相談所に来る人は、「縁がなくて困っている」から相談に来ているです。
この場合はむしろ、女性の側も恋愛経験がない人も大勢相談に来られているでしょうから、相談員に正直に話すとマッチングする相手を紹介していただけます。
同じ境遇の者どうしですから、互いに共感できる部分はあるでしょう。
勿論、恋愛経験がないので、ちょっとしたミスもするでしょうけど、「恋愛を練習している」感覚で、むしろ後で振り返った時「あんな失敗したけど、オレたち続いてるな」言えるぐらい自然体でいるのがちょうどいいですね。
では、結婚相談所に登録したら、どうやって相手を選ぶべきか考えてみましょう。
結婚相談所に登録!でも相手選びは慎重に!
結婚相談所に相談に来る人は、やはり「家族や周りの人に秘密にしたい」という事情があります。
恋愛経験がないと、「誰かと付き合っている」と周りに知られることさえ免疫がないのが実情です。
身近な人間関係から紹介してもらう方法もありますが、会社の上司などに「私の知り合いに素敵な女性がいるんだけど、一度会ってみないか?」と言われても、「もしタイプじゃなかったらどうしよう」と思っても、人間関係を考えると断りたくても断れないと考えてしまいます。
また付き合い始めても「あの二人、最近ケンカして口きいてないらしいよ」とか周りに広まるのではと、先々の事も考えてしまいます。
「いつから付き合い始めたの?」とか色々周りから聞かれることがわずらわしいのでは?と考えてみたりして、誰にも知られずに相手探しをしたいと考える人も多いです。
結婚相談所で相談する際は、注意点があります。
恋愛経験がないことは、相談員には伝えてもいいが、プロフィールには書かないでほしいと伝える。
結婚相談所は必ずしも、相談に来る女性ばかりとは限らない。
恋愛経験のない男性は、女性を手放したくない一心で、女性のいいなりになり金品を巻き上げられて、貢げないと分かれば、
「ポィ」と捨てられてしまう事例もあるので要注意!
見分け方はただ一つ、付き合ってすぐに「お金貸しほしい」とか「あれ買ってほしい」は200%怪しいです。
ゼッタイにカモにされます。
また、恋愛経験のない男性はデートといえば、「高級レストランで食事」「ブティックで買い物」みたいな固定観念があります。
確かに経済的なものを男性には求めます。
しかし、高望みしていたらいつまで経っても相手が見つからないのは、女性も分かってます。
経済的に豊かな男性は既に「いい人」がいるか、付き合い始めたとしても、ヤドカリのように次々女性を変えてしま男もいるとも思っています。
- 定職がある。
- 人にいっても恥ずかしくない仕事をしている。
ぐらいで、その中で、より条件の良さそうな男性を探しています。
そういった、お互いの経済的なことを理解しあいながら、またどんなふうにデートのプランを立てるか、どんな会話をすればよいかなどを教えてくれる、「婚活塾」があるので、積極的に利用し「デート慣れ」「女性慣れ」するのも1つの方法です。
さて、
女性との出会いの場として、最近「婚活パーティー開催」というチラシをよく見かけます。
「恋愛経験のない」あなたが、実際このパーティーに参加するとどうなるのか、次章で考えてみましょう。
「女性慣れ」していないとツライ!婚活パーティー
着飾った男女が集まり、食事をしながらパートナーを探す婚活パーティー。
でも華やかな表舞台とは裏腹に、水面下では「熾烈な品定め」が行われています。
ルックス、トーク、収入を全て兼ね備えた男女通しでカップルやグレープができると、なかなかその中には割って入れないのが現実です。
女性としては「セレブ」になるチャンスととらえ、また40過ぎると自分自身の「賞味期限」が切れると思ってますから、そりゃもう必死です。
なので、男の身につけている服装や腕時計、髪型などで、まず相手の経済力を予想します。
その後、トークしながら「見かけ倒し」ではないかをチェックします。
自分に自信のない人にとって、婚活パーティーは時間とカネの無駄遣いになりかねず、「こんなはずじゃなかった」と感じる可能性が高いです。
パーティー後半には、心もぼろぼろになり、そのまま会場を後にする人も少なくありません。
ここまで、
「結婚相談所」や「婚活パーティー」の注意点についてお話しましたが、もしも、あなたに余裕があるのなら、これらの方法を併用し、複数の女性と真面目に「同時進行」することが、30歳以降の婚活では必要になるかも知れません。
以下、その注意点をご説明します。
複数の女性と真面目に同時進行するときの注意点
「二兎を追うもの、一兎を得ず」って言いますよね。
せっかく追いかけても逃げられたりとか、捕まえても相手の女性と相性が合わず、精神的、経済的にぼろぼろになってしまう方も少なくありません。
なので、30歳を過ぎてからの婚活では二兎どころか、数匹同時に追った方が良いとも考えられます。
そのためには、結婚相談所と婚活パーティーを同時進行で行うのも名案です。
しかし、同時進行するためにはいくつか注意点があります。
1. 複数の女性と知り合うのだから、名前を間違えない。
間違えたら、興ざめしてしまいます。
予防法としてはやはり、スケジュール手帳に描いておくことです。
そして、晴れて一人の女性に絞れたら、その手帳は破棄すればいいのです。
2. ダブルブッキングしない。
これもスケジュール手帳で予定を管理します。同じ日の同じ時間帯に別々の予定が重ならないようにします。
3. デートではお互いの価値観の距離を縮められるか試してみる。
詮は違う人間なので、全く同じ価値観を持つことはできません。
しかし、価値観の距離を縮めようと努力することは可能です。
例えば、どちらかの給料が入ったときは、少しリッチに、給料前は公園デートとか、食材を買ってきて、おウチデートという手もあります。
しかし、相手の女性がどうしても「男に貢がせる」タイプだと距離は縮まりません。
そういった関係は永続きしませんし、あなたが傷つくだけです。
そういう女性とは、ダラダラ関係を続けず、きっぱり「もう、あなたとのお付き合いはできません。」と断りましょう。
婚活とは、結婚生活の予行演習の場です。
私は妻と知り合って、結婚を互いに意識し始めたのを機に、同居していないにも関わらず、妻に毎月生活費を渡してましたね。
それは結婚してから給料を家庭に入れる予行演習として行ってました。
そのお金は結婚式の費用に充てました。
4.女性とのトークとは何かを知る。
トークの仕方で一番勉強になるのは、実は漫才です。
しかし、常にしゃべり続けないわけではありません。
注目すべきなのは、「レスポンス(反応)の速さ」です。
相手に話しかけられて、黙っていたら会話にはなりません。
とにかく最初は単語でも、相づちでもいいからすぐに反応することです。
慣れてきたら、もう少し言葉を続けてみて下さい。
要は「場数」です。
女性の中には、無口な人もいます。
無口な人の中には、相手の話を聞いてるだけで楽しい人もいれば、あまり話しかけなくてもいい人もいます。
私の知り合いに、ずっとしゃべり続けるカップルがいますが、それは例外です。
大抵はずっとしゃべるのも、しゃべられるのもしんどいです。
「会話を継続」するのは義務ではありません。
興味のない話をされても、最初は相づち打ちますが、だんだんめんどくさくなります。
「うるさい!空気読めよ!」と思われます。
会話はピンポイントですべきです。
女性が何か探してたら「何か探してるの?」とか自動販売機で何か飲み物買ってたら、何を買ったか覚えておき、次会うときにさりげなく渡してあげてもいいですね。
「これ、よかったら飲んでね」ぐらいでいいです。
気の効く女性は「この前、私が買ったもの覚えてくれてたのね」と言ってくれますし、
なかなか言葉に出せない人でも、内心は(覚えてくれてたんだぁ…)と思ってるかもしれません。
それでも「ありがとう」と明るく言ってくれさえすれば男としては十分です。
人それぞれなので、あまり深く考えることではないですね。
専門職、公務員系の男性は婚活に苦労する
まとめ
今回の内容をまとめてみます。
- 趣味は共通の仲間と一緒にする。
- 女性のいる場所に出掛ける。
- 「エライ人間」になる。「エラそうな人間」にはならない。
- 身なりを清潔にする。
- とにかく、何かに打ち込んでいる等、これができるという姿を見てもらう。
- 恋愛経験のないことは隠し通すが、バレたら相手の目を見て正直に話す。
- 女性の様々な言動や変化に気づいてあげる。
- 結婚相談所では、プロフィールに「恋愛経験なし」とは書かない。
- 結婚相談所には男の財産を食い潰す目的のものがいる。
- 婚活パーティは「熾烈な品定めの場」と考え、自信や余裕がないなら行かない方がよい。
- 結婚相談所と婚活パーティを両方利用するなら、システム手帳を活用し、名前間違い、ダブルブッキングしないように努める。
- 女性とのトークは「レスポンスの早さ」が大事。
- 私は妻と知り合うまで、全く恋愛経験がなかったわけではなかったのですが、「女性遍歴」と呼べるものもなかったです。私も30歳の頃は恋人もおらず、「このまま、一生独身かぁ?」と不安になってました。しかし、妻と付き合うようになったのは、私から妻への声かけでした。仕事帰りにしんどそうな妻を見て、「風邪ひいたの?」とか「疲れてるみたいだけど何かあったの?」と普通の声かけでした。
そこから悩み事を互いに話し合うようになり、だんだん親密になっていきました。
その話しかける「一歩」という行動が大事です。
何もキザなことを言う必要もなければ、知識を見せびらかす必要もないのです。
女性に寄り添う言葉をかければいいだけです。
今回の記事を参考にしていただき、婚活がんばって下さい。