最近、子供を産んでたるみきった体を引き締めるために、自転車を活用しようと思っています!
とりあえず、子ども達の保育園への送迎を自転車でと思い立ち、Googleマップで調べてみると…。
「徒歩50分」と表示されました。徒歩50分は、自転車だと何分かかるのでしょう?
Googleマップの経路検索で自転車マークをクリックすると、「経路が見つかりません」と表示されます。
少しでも運動量を確保するために、マイカーを自転車に替えたいのですが、自転車だと、何時に家を出れば仕事に間に合うのか!?
そこで、以下の内容を調べてみることにしました。
- 徒歩と自転車の所要時間の差はどれくらい?
- 自転車の種類によって速さも違う!
- 距離から自転車でかかる時間を計算する方法
- 自転車でダイエットができる?徒歩と自転車、どちらを選ぶか!?
Googleマップに目的地を入力して『経路』をクリックすると、自転車マークも表示されますよね。
でも、自転車マークをクリックしても「経路が見つかりません」と表示されるのは、何で!?
調べてみると、このマークは日本では機能していないそうです。その理由は、日本には、自転車専用道路が少ないから。
確かに。私が保育園までの送迎を自転車でしようとしている道にも、自転車専用道路はありません。
子ども二人を自転車に乗せることを考えると、ほぼ歩道を走ることになりそうです…。
それはさておき、徒歩で50分の道のりは、自転車だとどれくらい時間がかかるのでしょう?
早速、皆さんと一緒に確認していきたいと思います!
目次
徒歩50分の距離を自転車で!所要時間の差は約”3分の1”
年齢を重ねるごとに、脚を使う動きって少なくなっていきますよね。
私は家事や育児で上半身はよく使いますが、移動はマイカーが中心なので、脚に関しては本当に運動不足だと感じています。
足腰が弱くなるとケガをしやすくなるし、姿勢も悪くなって、格好悪いかも…。
そこで、美と健康のためにも、ぜひ自転車を取り入れたいです!
徒歩と自転車では、どれくらいの時間の差があるのでしょうか?
徒歩50分は自転車で何分?
徒歩と自転車の移動時間の計算を2つご紹介します。
計算1
今回は、私が保育園への送迎する場合を例にあげて、考えてみたいと思います。
まず、自宅から保育園までの距離は、約4.2kmです。
ここで「徒歩ってどれくらいの速さなんだろう?」と思いました。
そこで思いついたのが、不動産広告に記載されている”徒歩〇分”という表示です。
調べてみると、不動産広告の表示は、分速80mで計算していることがわかりました。
次に自転車の速さですが、私が使うのはママチャリです。
ママチャリの速さを調べてみると、一般的には時速12~18kmだということがわかりました。
平均すると時速15kmですね。【(12+18)÷2=15】
時速15kmを分速になおすと、分速250mになります。【15km÷60分=250m】
徒歩の分速80mと自転車の分速を比べると、【250m÷80m=3.125】となります。
つまり自転車で移動すると、徒歩で移動するよりも時間が約3分の1になりますね!
小学校のときに習った”速さ・時間・距離”の計算で、保育園までの所要時間を計算してみます。
・徒歩:52.5分
【距離4.2km÷分速80m=52.5分】
・自転車:16.8分
【距離4.2km÷分速250m=16.8分】
計算2
もう一つの計算方法では、『NAVITIME』という地図検索サイトを利用します。
このサイトは徒歩だけでなく、自転車などでの移動時間もわかります。
今回、保育園までの徒歩と自転車の移動時間を調べてみると、このように表示されました。
- 徒歩 約50分
- 自転車 約20分
先ほどの”速さ・時間・距離”の計算で、分速を算出してみました。
・徒歩
【4200m÷50分=分速84m】
→徒歩だと、1分間に約84m進む
・自転車
【4200m÷20分=分速210m】
→自転車だと、1分間に約210m進む
NAVITIMEによると、徒歩と自転車を比べた場合、自転車の方が2.5倍速く進むということがわかりますね。
さらにNAVITIMEは、出発地からゴールまでの標高差、総距離、消費カロリーもわかります。
ぜひ活用してみて下さいね!
まずは、ママチャリで徒歩と自転車の所要時間について調べました。ですが自転車と言っても、ほかにも色々ありますよね。
また、自転車に乗る人のこぎ加減によっても、所要時間は違ってくると思います。
次は、様々な自転車を紹介しながら、徒歩と自転車の所要時間についても計算してみたいと思います!
速いね自転車!ママチャリでも”2分の1”の時間で行けるよ
昔(私が子供だった30年程前)には、街で見かける自転車といえば”ママチャリ”でした。
もっと早いスピードの出る自転車は、競輪選手が乗るものだと思っていました。(私だけ?)
でも最近は、趣味でロードサイクルをする人も多いですよね。
1台数万円~ウン十万もするような自転車も、街で見かけることがあります。
速い!自転車の種類はこんなにたくさん!
いまや自転車も多種多様ですが、速い自転車の順にご紹介していきます。
ロードバイク
一般的な時速:20~30km
ハンドルが、羊の角のように丸く曲がっているのが特徴的な自転車です。
舗装されている道路で、一番早く走れるのがこのロードバイクです。
次に、街でよく見かける、ちょっとオシャレな感じのする自転車2種類です。
クロスバイク
一般的な時速:18~25km
真っすぐ水平なハンドルが特徴で、前傾姿勢になるので、速いスピードが出ます。
タイヤにクッション性があるので、ロードバイクよりも乗り心地がいいです。
マウンテンバイク
平均時速:18~25km
太いタイヤが特徴です。
舗装されていない、デコボコ道などを走ることを想定して作られた自転車なので、見た目もワイルドですよね。
最後に、定番のママチャリです。
シティサイクル(ママチャリ)
一般的な時速:12~18km
たくさんの人が選ぶ自転車なので、様々なデザインがありますよね。
速さについては、乗る人の体力や乗せる荷物によっても差が出ます。
先ほどご紹介したとおり、徒歩と比べると、2分の1~3分の1の所要時間で移動できます。
ママチャリの中でも、とくに子供を乗せるママが注目するのが電動アシストつき自転車です。
電動アシストつき自転車は、楽にペダルを漕ぐことを目的とした自転車で、スピードが出るようには設計されていません。
そのため、時速10kmまではフルにアシストしてくれますが、それ以上になるとアシストの割合が減っていきます。
なので、電動アシスト無しの自転車と比べると、”少し遅め”と考えていいかと思います。
では、それぞれの自転車と徒歩の所要時間を比べるとどうなるのでしょうか?
色々な自転車と徒歩の所要時間
徒歩の分速は80m、自転車の分速は平均速度で計算してみます。
*小数点以下切り捨てです。
徒歩 (分速80m) |
ママチャリ (分速約250m) |
クロスバイク (分速約350m) |
ロードバイク (分速約410m) |
25分 | 8分 | 5分 | 4分 |
35分 | 11分 | 8分 | 6分 |
45分 | 14分 | 10分 | 8分 |
60分 | 19分 | 13分 | 11分 |
2時間半 | 48分 | 34分 | 29分 |
3時間 | 57分 | 41分 | 35分 |
4時間 | 1時間16分 | 54分 | 46分 |
ママチャリは、平均速度の”分速250m”で計算して、徒歩の3分の1程度の時間になっていますが…。
仮に、もっとゆっくり”分速200m”程の速度で走ったとしても、徒歩の2分の1程度の時間で行けると思います。
ここまでで、徒歩と自転車での移動時間を比べてきましたが、「ちょっと待った!」と思う方もいらっしゃるのでは?
なぜって?
人の多い場所や信号の多い道路など、単純に計算して所要時間を計れないこともあるからですよね。
その辺のことも踏まえて、次は自転車通学の所要時間についてご紹介したいと思います。
学校までは約5km!自転車通学なら何分くらいかかる?
通学路事情も様々ですが、学校までの距離を5kmとして、様々なケースでの所要時間を計算してみます。
まずは、”速さ・時間・距離”の計算をおさらいしてから、それぞれのケースを見ていきましょう。
・速さ(時速)
=距離(km)÷時間(hour)
・時間(hour)
=距離(km)÷速さ(時速)
・距離(km)
=速さ(時速)×時間(hour)
ケース1.多くの学校の生徒が通る通学路
A子さんの学校までの通学路は、舗装されているキレイな歩道が多くて、多くの学校の生徒が通ります。
自分と同じく、自転車に乗っている人とすれ違うときには、ブレーキを引くことが多くてイライラ。
歩道の横幅いっぱいに並んで歩いているグループがいたりすると、またイライラ。
こんな通学路の場合は、自転車の分速(時速)を遅めに見積もって計算して下さい。
通学に使う自転車といえばママチャリですよね。
ママチャリの一般的な時速が12~18kmなので、時速12kmで計算します。
時速12kmを分速になおすと、
【時速12km÷60分=分速200m】
距離5km÷分速200m=25分
A子さんの通学時間は25分くらいだということがわかりました。
電動アシストつき自転車の場合も、こちらの計算でいいかと思います。
ケース2.気持良い一本道の通学路
A子さんとは逆に、B君の場合は
「学校までは広い道路を突っ走るだけ!ブレーキを引くのは赤信号くらい」という、気持ちの良い通学路です。
そんなときは、信号で止まることもふまえて、自転車の分速(時速)を平均値で計算しておくとより確実です。
B君は、部活のトレーニングもかねて、親にねだってロードバイクを買ってもらったとしましょう!
ロードバイクの一般的な時速は20~30kmなので、平均の時速25kmで計算します。
時速25kmを分速になおすと、
【時速25km÷60分=分速410m(小数点以下切り捨て)】
距離5km÷分速410m=12分
ロードバイク、速っ!!なんと、ママチャリの半分の時間です。
自転車の種類や通学路の状況で、こんなにも差がでるんですね。
このように、通学路の場合は少し余裕を持って計算することをおすすめします。
最後に私と同じく、自転車でダイエットを狙う皆さんのために、徒歩と自転車ではどちらがダイエットに向いているのかを調べました。
消費カロリーはウォーキングに軍配?でも通学時間を考えるならサイクリング!
自転車でダイエットを狙う!…と意気込んだところで思い出しました。
そういえば、高校生のときにもダイエットを狙って、自転車通学をしたり徒歩通学をしたりしたことがありました。
当時(約20年前)は、年収1億円以上を稼ぐような、スーパーモデルのライフスタイルを真似るのが大流行しました。
「1日2L以上の水を飲んで運動する」という情報もあり、流行りにのって実行したものです。
他にも様々なダイエットを重ねて、もう40歳…。
”ダイエットは、様々な視点から考えてバランス良く実行する”
というのが、私としても世間一般としても結論なのではないでしょうか?
ウォーキングと自転車のそれぞれの良さとは
そんなことも頭の隅に置きながら、ウォーキングと自転車の運動について調べてみると、こんなことがわかりました。
ウォーキングのダイエット効果
ウォーキングのダイエット効果が高い理由はこちらです。
- 歩く速さを自分の体力に合わせることで、長期間継続して無理なく実行できる
- 継続することで、確実にダイエット効果が感じられる
様々な口コミや私の経験から、ウォーキングの良いところをご紹介します。
- 手の指を”グー・パー”と動かしながら歩くと、血行が良くなって体が温まる
- 腹式呼吸を意識しながらウォーキングをすると、ウエストのシェイプ効果がある
- 腹式呼吸を意識しながらウォーキングをすると、腹筋もついて便秘解消効果がある
- 姿勢よくウォーキングすることを意識することで、体のゆがみもなおっていく
- 軽く汗が出るくらいの速度で歩くことで、血行が良くなり、美肌効果もある
- 自転車をこぐよりも、腰に負担がかからずに運動ができる
自転車のダイエット効果
自転車のダイエット効果が高い理由はこちらです。
- 日常生活では使いにくい筋肉を使うことができる
- 程よいスピードで外の空気に触れることで、ストレス解消もしながら運動ができる
自転車ダイエットについても、様々な口コミなどを調査してみました。
- 太ももの裏などの、普段使わない筋肉を使うのは、ウォーキングでは得られないダイエット効果がある
- 坂道などの負荷がかかる道を選ぶと、ダイエット効果が高まる
- 普段は使わない筋肉をきたえることで、基礎代謝が高まり、痩せやすい体作りを目指せる
- ウォーキングよりも膝への負担が少ない
自転車ダイエットについては、こんな注意点もありました。
- 自転車をこぐ時間は1時間程を確保しないと、ダイエット効果は得にくい
- 座った姿勢での運動となるため、腰に負担がかかる
ウォーキングと自転車を比べると、どちらも違った良い面がありますね。徒歩のほうがカロリーを消費できるという意見が多くありました。
実際は、その人がどう動くかによって消費カロリーは違うので、一概にはどちらがいいとは言えないようです。
先ほどもお話ししたように、ダイエットは様々な視点から考えて、バランス良く実行するのが一番効果的です。
例えば、ウォーキングや自転車で消費したカロリーよりも、食事で摂取したカロリーの方が多ければダイエット効果はありません。
他にも、自転車に乗るばかりで、ストレッチなどで体のバランスを整えなければ、ケガをすることもあります。
長く健康に過ごすためには、ムリをせずにバランス良く自転車での運動を取り入れたいですね。
まとめ
今回のポイントをまとめてみます。
- 徒歩50分の距離は自転車だと、ママチャリの場合で徒歩の2分の1~3分の1
- 自転車の種類によっては、ママチャリの2倍ほどのスピードが出る
- 自転車通学の時間を計算するときは、通学路の状況を考えて計算する
- 徒歩も自転車もダイエット効果はあるが、バランス良く取り入れることが大切
「徒歩50分の距離は自転車で何分?」をテーマにお話ししてきました。
徒歩の時間や距離から、自転車での移動時間を知る方法がわかりましたね。
自転車のことを調べているうちに、久しぶりに自転車に乗るのが楽しみになってきました!
ただ、自分に甘い私。
雨、風などの天候の条件が悪い日が続くと心が折れて、「やっぱりマイカーで移動!」という風に、早々に挫折しかねません。
あまり自分を追い込まずに、気分良く自転車や徒歩やマイカーを使い分けていきたいと思います。