私はつい先日コストコに行きスコーンを買ったのですが大量だったので、「スコーンてどのくらいの期間日持ちするんだろう?」とふと疑問に思ったんですよね~。
確かに賞味期限は書いていますが、それはあくまで「賞味」期限で、「消費」期限ではありません。
「じゃあ、どのくらい日持ちするのかな~」と悩んでしまいました。
そこで、今回は…
- スコーンはどれくらい日持ちする?保存方法で違いはあるの?
- 賞味期限切れのスコーンを食べても大丈夫?
- スコーンの生地は正しい保存方法でどれくらい日持ちする?
- 冷蔵や冷凍で保存しておいたスコーンを美味しく食べる方法とは?
- 日持ちする手作りお菓子をご紹介
などの内容をご紹介していきます!!
私は結構ずぼらな方なので、「賞味期限が少しくらい過ぎても大丈夫だろう!!」と思っているのですが…
我が家には3人の子供がいるので、さすがに賞味期限が数日過ぎたものを食べさせるのは恐ろしくてできません!!
ですので、先日購入したスコーンも賞味期限が2日くらい過ぎたときにはもう食べさせませんでした。
ただ、大量に残ったスコーンをどうするか…?
そんな時、スコーンの日持ち期間や保存方法などを知っておくと便利ですよね!
同じようにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
スコーンの日持ち期間はどれくらい?常温,冷蔵,冷凍で違いはある?
スコーンに日持ち期間は正しい方法で保存すれば、常温で2~3日間は保存できます。
ただし、気温が高くなる夏場は常温ではなく、冷蔵庫で保存してくださいね!
冷蔵庫や冷凍庫で保存した場合は、季節を問わず1週間~10日くらいは日持ちします。
ただ、冷蔵庫で保存した場合はバターが固まってしまい、食感や風味が悪くなってしまうので、焼いたその日に食べない分は冷凍保存することをおすすめします。
手作りスコーンの正しい保存方法は?
手作りスコーンの場合は、正しい保存方法で保存すれば先ほどお伝えしたように常温で2~3日程度日持ちさせることができます。
こちらでは、手作りスコーンの正しい保存方法をご紹介しますね!
1.焼きあがったスコーンをしっかりと冷ます
温かい状態で密閉できる容器や袋に入れてしまうと、温かいスコーンから出てくる蒸気により、カビが発生してしまう恐れがあるので、十分に冷ましてから保存しましょう。
2.保存する分のスコーンを密閉できる容器や袋に入れる
保存する際に、食品用乾燥剤も一緒にいれておくとサクサク感を損なうことなく保存しておくことができます。
このように正しく保存しておけば2~3日は常温でも保存ができ、美味しく食べることができますよ!
ただし!!手作りスコーンは焼きたてが一番美味しいということは否めません!!
手作りスコーン以外にも、私のように市販品のスコーンを保存したいという場合は、書かれている賞味期限を参考にし、賞味期限が過ぎそうになった場合は冷凍保存という手段を取った方が良いですね。
よく、「スタバのスコーンや成城石井のホットビスケットが美味しくて好きだけど、冷凍保存できるのかどうかわからなくて大量購入しようかどうか悩む…」という人もいますが、上記の手順で保存すれば冷凍することはできますよ!
市販のスコーンの場合は、販売元のHPなどを見ると書かれていることもあるので、そちらを参考にしても良いでしょう。
また、お菓子屋さんやパン屋さんで購入した場合などは、店員さんに聞いてみるのもアリですね!
ただ、どんなに気を付けていても「賞味期限が切れていた!!」なんてこともありますよね~。
では、スコーンが賞味期限切れだった場合、食べても大丈夫なのでしょうか?
次項で見ていきましょう!
スコーンが賞味期限切れだった!これって食べても大丈夫なの
「スコーンが賞味期限切れだった…どうしよう?食べても大丈夫かな~?」なんて考えたことはありませんか?
ここで知っておいて欲しいのが、「賞味期限」と「消費期限」の違いです!!
「賞味期限」とは:食品を美味しく食べられる期限を指します。
「消費期限」とは:食品を安全に食べることができる期限を指します。
ただし、どちらの場合も食品を正しい方法で保存した場合に限るので、悪い状態で保存していたものに関しては、この2つの期限が参考にならない場合がありますのでご注意を!!
つまり、賞味期限が切れていたスコーンも正しい方法で保存していた場合に限り、賞味期限が切れていても食べられることもあります。
賞味期限が切れていた時は、いくつかのポイントを確認しましょう!
賞味期限切れのスコーンのチェックポイント
- カビが生えていないか
- 変な臭いがしないか
- 変な味がしないか
- スコーンを作る材料自体の賞味期限が切れていなかったか
(粉などの材料類の賞味期限が切れていた場合は、手作りスコーンの賞味期限が切れた時点で廃棄しましょう)
これらのポイントをチェックしてみて、どれにも引っ掛かりそうでなければ食べても大丈夫でしょう。
ただし!!食べるかどうかは自己判断によるものなので「絶対に大丈夫!!」とは言い切れません。
自己責任の上、食べるかどうかを決めて下さい。
手作りスコーンに関しては明確な賞味期限がないので、衛生的かつ安全に食べたいのであればその日のうちか翌日までに食べきった方が良いですね!
特に人に渡す場合などは、「明日までに」などと伝えた方が賢明です!
焼き菓子なので、そこまで日持ちしないことはないと思いますが、早めに食べた方が安心ですからね~。
ところで、同じ焼き菓子の中でもクッキーは生地の段階で冷凍しておくことができるのをご存知でしょうか?
スコーンも食べる分の生地だけ焼いて、残りの生地は保存しておくことができれば便利ですよね。
では、スコーンの生地は保存できるのでしょうか?
次項で見ていきましょう!
スコーンの生地はどれくらい日持ちするの?正しい保存方法は?
スコーンの生地も保存することができます。
冷蔵の場合は1日くらい保存することができますが、冷蔵庫の中で乾燥してしまったり匂いが移ったりしないように注意して下さいね。
スコーンの生地を冷凍することができるのか…これは、私も悩みました!!
幸い、私の妹がパティシエをやっており、「スコーンの生地を冷凍することはできるのか?」と聞いてみたんですよね。
すると、「少し生地のふくらみは落ちるかもしれないが、生地の冷凍保存はできる」とのことでした。
また、実際にスコーンの生地を冷凍したものを焼いた方のブログなどを見ると、どの方も「焼き上がりにも味にも問題はなかった」と言っています。
なるべく早めに使った方が良いのですが、長期で保存したい場合は冷凍で3ヶ月くらいは保存できます。
ただ、どちらの方法でもいくつか注意点がありますので、それぞれの保存方法を詳しく見ていきましょう。
スコーンの生地を冷蔵で保存する際の注意点
スコーン生地の乾燥や匂い移りを防ぐために、しっかりとラップで包み、ジップロックなどに入れておくと安心ですよ。
この状態でも1日くらいの保存が限度で、それ以上になってしまうと生地が傷み始めますし、スコーンの生地には小麦粉と水分が混ざっているので、カビが生える恐れも出てきます。
また、スコーンの生地には、生地を膨らませるための「ベーキングパウダー」が使われています。
ホットケーキミックスを使ったレシピもありますが、ホットケーキミックスにもベーキングパウダーが入っていますよ!
ベーキングパウダーは水分を含むことですぐに効力を発揮し始めるので、生地に混ぜた後はすぐに焼いた方が良いんですよね。
レシピによっては、生地を寝かせる時間が書いてあるので、その場合は指示に従って大丈夫です。
こういったことを考えると冷蔵でのスコーン生地の長期保存は難しいと言えますね!
スコーンの生地を冷凍で保存する際の注意点
冷凍したスコーン生地を完全に解凍してから焼こうとすると生地がだらけてしまうので、冷凍状態のまま、オーブンで少し長めに様子を見ながら焼いた方が良いという注意点が目立ちました。
生地を冷凍する場合は、生地を焼く直前のようにカットし、それを一つずつラップに包んでジップロックなどに入れて冷凍庫で保存しましょう。
スコーンの生地を冷蔵・冷凍保存する場合は、上記の手順や注意点を参考にしてみて下さいね!
生地を保存しておいて食べたいときに焼いて食べる場合は、いずれにせよ焼きたてを食べることができるので良いのですが…
焼いたスコーン・買ってきたスコーンを冷蔵・冷凍保存しておいたものを美味しく食べるにはどうしたら良いのか知っていますか?
せっかくですからなるべく美味しい状態で食べたいところですよね!
そこで、次項では、冷蔵・冷凍保存しておいたスコーンを美味しく食べる方法を確認していきます。
冷蔵や冷凍で保存していたスコーンを美味しく食べる方法はコレだ!
「スコーンを冷蔵や冷凍で保存しておくと、どうしても常温で保存していた時よりも美味しく食べることができない!!」と困ってはいませんか?
そんな時は、常温で解凍+トースターで焼くという方法がベスト!!と言ってもこれだけでは何のことやら…。
そこで本章では、冷蔵・冷凍しておいたスコーンを美味しく食べる方法について詳しくご紹介していきます!!
トースターと電子レンジの使い分け方
- 冷蔵庫(冷凍庫)から取り出したスコーンを常温でしばらく置いておく(冷凍の場合は解凍されるまで)
- スコーンが常温になったら、上にトースターに入れ上にアルミホイルをかぶせて温める。
時間があれば上記の方法でも良いのですが…「冷凍していたスコーンをすぐに食べたい!!」という人もいますよね。
そういう場合は、以下の方法を試してみて下さいね!
- 様子を見ながら電子レンジで解凍する
- 電子レンジで温めると水分が飛んでしまうので、霧吹きなどでスコーン全体に水をかける
- トースターに入れ、表面が乾燥するまで焼く
これで、スタバのスコーンや成城石井のホットビスケットを大量に購入しても、正しい方法で冷凍・解凍を行えば美味しく食べることができますよ!
スコーンは常温で正しく保存した場合、2~3日くらい日持ちするということがわかりましたが…他に日持ちする手作りお菓子というのはあるのでしょうか?
スコーンについて色々な情報を見ていると、「人にプレゼントしたいから、なるべく日持ちする手作りお菓子を作りたい」という人が多いんですよね。
次項では、日持ちする手作りお菓子についてご紹介していきます!
日持ちする手作りお菓子はある?賞味期限はどのくらいなの?
基本的には、手作りお菓子の場合は保存料を使わないため、市販のものより賞味期限が短いんですよね。
また、作る環境もプロのような衛生環境に整えるのは難しいので、必然的に賞味期限は短くなってしまいます。
ですので、人に手作りお菓子をあげる場合も自宅で食べるのと同じく「早めに食べてね」と伝えて渡した方が良いでしょう。
ただ、焼き菓子で水分が少なめのものであれば、ものによっては冷蔵庫で保存した場合、5日くらい持ちます。
一例としては、マドレーヌ、パウンドケーキ、クッキーなどがあります。
しかし、これらの中に生クリームやチーズなどの乳製品を使ってしまうと、賞味期限が短くなってしまいますので、日持ちさせたいのであれば使わないようにしましょう。
フルーツなどのトッピングを加える場合は、水分量が多い生のフルーツを使わずにドライフルーツを代用してくださいね。
手作りしたお菓子は、「真空パックに入れてしっかりと空気を抜く」「食品用乾燥剤を入れる」と良い状態で日持ちさせることができますよ!
まとめ
スコーンはどのくらいの期間日持ちするのかについて調べてみましたが、最後に重要事項を確認しておきましょう。
- スコーンは常温で2~3日保存可能(夏場以外)
- 冷蔵・冷凍での保存期間は、1週間~10日程度
- 保存する場合は、密閉容器か密封袋に入れる
- 賞味期限が切れていた場合はカビ・におい・味を確かめる
- スコーンの生地は冷蔵で1日保存できる
- スコーンの生地は冷凍で3ヶ月ほど保存できる
- 冷蔵・冷凍したスコーンは常温に戻しトースターで焼けば美味しく食べられる
- マドレーヌ、パウンドケーキ、クッキーなどの焼き菓子は冷蔵で5日くらいは保存できる
スコーンは焼きたてが一番おいしいのですが、正しい方法で保存すれば日持ちすることがわかりましたね!
常温でも冷蔵・冷凍でも保存はできますが、確実に味や食感は落ちていくのは否めません。
ただ、冷蔵・冷凍したスコーンもトースターを使えば美味しく食べることはできますので、今回紹介した方法を試してみて下さい!
「どうしても焼きたてを食べたい」「焼きたてをプレゼントしたい」という場合は、生地を冷凍保存することもできますので、
時間がある時に生地を作って冷凍し、食べるタイミング・渡すタイミングで冷凍庫から出して焼くようにしましょう。
私も子供が生まれる前まではお菓子作りを頻繁にしていましたが、現在子供が3人いる状況ではとてもお菓子作りに時間を割くことができません。
しかし、みんないっぺんにお昼寝してくれた時などに、クッキー生地などを多めに作って冷凍したりしています!!
スコーンも生地を冷凍しておけることがわかったので、私も週末に生地の作りおきをしてみようと思います。
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