私がよく利用するネット通販の発送方法に、宅配便(宅急便)や飛脚メール便、クロネコDM便の他に日本郵便の「ゆうメール」の選択肢があります。
宅配便は配達時間帯指定できて便利なのですが、ゆうメールについては配達時間が何時くらいになるのかわかりませんよね。
もし不在で受け取れなかった時にはどうなるのかなどわからないことがあったので、今回はゆうメールの配達について詳しく調査しました!
- ゆうメールとは具体的にどんなサービス?
- ゆうメールの配達時間帯は何時頃?土曜日や日曜日も配達してくれる?
- 配達時間指定や配達日指定はできる?
- 届くまでの日数や追跡サービスの利用法
- ゆうメール以外に配達日や配達時間指定をする方法
日本郵便ではゆうメール以外にもいろんなサービスを展開しており、一昔前よりも利便性がよくなっています。
この機会にゆうメールなどの上手な活用法を覚えておくと、ネット通販を利用する時や、フリマアプリでこちらから荷物を発送する時にも役立つので、ぜひ参考にしてください!
目次
ゆうメールの配達時間帯は何時になるの?土曜日や日曜日も届く?
ゆうメールとは、手軽に冊子やCDなどを発送できる運送サービスで、カタログなどの送付によく利用されています。
- 1kgまでの冊子にした印刷物、CD/DVD、コイルとじのカレンダーなど
- ポストに投函できる
- 封筒に「ゆうメール」と記載する
- 内容物が確認できるように封筒の一部を開くなどの工夫が必要
- 信書や印刷されていない手書きのものは発送できない
ゆうメールで送れるサイズ
長辺34cm以内×短辺25cm以内×厚み3cm以内
重さは1kg以内!!(←注意!2018年9月1日より1kg以上は取り扱いなしに変更)
~150g | ~250g | ~500g | ~1kg |
180円 | 215円 | 310円 | 360円 |
基本的には普通郵便と同じ時間帯の平日(土曜日含む)の9時~18時頃に郵便受けに配達されます。
郵便受けに届けるため配達時間指定はできませんが、普通郵便と同様に以下のオプションサービスを有料で付加できます。
速達 | 通常よりも早く届くサービス | 330円 |
書留 | 配達記録を残し損害補償もあり | 一般書留 380円~ 簡易書留 320円 |
引受時刻証明 | 引き受けた時刻を証明する | 320円 |
配達証明 | 配達した事実を証明する | 差出時 320円 差出後 440円 |
特定記録 | 郵便物の引受けを記録する | 160円 |
本人限定受取 | 指定した人に渡す | 105円 |
代金引換 | 荷物と引換に代金を受け取る | 265円 |
配達日指定 | 日曜・休日も配達する | 52円 |
着払 | 料金支払いを受取人にする | 21円 |
日曜・祝日は通常の配達はなく、配達日が指定されている場合や速達など対面配達の場合のみの配達です。
郵便受けに入らないサイズや着払いになっている荷物を再配達依頼した場合も対面になりますので、不在だった場合は再配達してくれますので、必ず郵便局へ再配達を依頼してください。
再配達を依頼せずに一定期間過ぎると、差出人へ戻されてしまいますので注意しましょう。
午前 | 8時~12時頃 |
午後1 | 12時~14時頃 |
午後2 | 14時~16時頃 |
夕方 | 16時~18時頃 |
夜間1 | 18時~20時頃 |
夜間2 | 19時~21時頃 |
ゆうメールは何時まで受付している?土日もOK?
ゆうメールはポストに投函できますが集荷時間が決まっているので、早く発送したい場合は直接郵便局の窓口へ持ち込むこともできます。
郵便局でのゆうメールの受付は、普通郵便(定型郵便・定型外郵便)と同じ時間帯です。
ゆうゆう窓口のある局なら土日・祝日も発送は可能ですし、急がないならポスト投函してしまえば、遅くとも月曜日の回収で配達されます。
詳しくはこちら、お近くの郵便局の受付時間帯をご覧ください。
配達時間指定はできる?
ゆうメールの配達日はオプションサービスを利用すると指定できますが、基本的に配達時間帯の指定はできません。
そういった指定ができるのは「ゆうパック」の方で、ゆうメールとは違います。
郵便受けに入らなかった場合や、着払いなど対面で配達しなくてはならない場合、不在票から再配達依頼をする時に時間指定はできますので、平日の受け取りが困難でも大丈夫です。
次章では、ゆうメールが届くまで何日かかるのか、追跡サービスは利用できるのかについて確認してみましょう。
ゆうメールが届くまでの日数は?追跡サービスの利用法
ゆうメールは「大型郵便物」に分類されますので、配達日数は翌日~2日後が目安で地域によっては3日ほどかかる場合もあり、オプションサービスの速達を利用した場合は通常よりも早く配達されます。
日本郵便のサイトで差出元の郵便番号と、あて先の郵便番号を入力すると配達日数がわかりますので、詳しくはこちらを参考にしてください。(検索結果の「大型郵便物」で表示される日数がゆうメールの配達日数になります)
ゆうメールは追跡サービスがない!オプションサービスの活用法
待っているのになかなかゆうメールが届かないと不安になってしまいますよね。
ゆうパックなどは追跡サービスを利用できますが、ゆうメールは普通郵便と同じように追跡サービスがありません!
ただし、Amazonなど大口の企業は日本郵便と契約し、追跡サービスの利用できるようになっている場合があります。
また、一般書留や特定記録のオプションサービスを利用していた場合も追跡サービスが利用できます。
差出元から追跡番号の連絡があった場合は、日本郵便の追跡サービスで確認してください。
ゆうメールが届かない!手続きはどうすればいい?
差出人が間違いなく発送したと言うのに3日ほど経っても配達されなかった場合、紛失の疑いがあります。
受取人の元に配達されていないことを確認したら、最寄りの郵便局(差出人側・受取人側のどちらでもOK)で不着申告の手続きをしてください。
不着申告の際には
- 使用した封筒や切手など、郵便物の特徴
- 差出した日時
- 差出した場所(郵便局名とポストの住所)
といった詳しい情報が必要になりますので、記憶が曖昧になる前に速やかに申告しておきましょう。
また郵便局から連絡が入るかもしれない旨を受取人に伝えておいてくださいね。
住所を書き間違えていた場合などは何日か遅れて配達されますが、配達が遅れると困る郵便物なら、配達日指定か特定記録を利用すると良いでしょう。
ゆうメールは思っていたよりも配達時間がかかるので「配達が遅い!」と苦情を言いたくなることもありますよね。
もっと早く送るためにオプションサービスを利用すると料金が高くなる・・・などのデメリットもあります。
日本郵便では他にもいろんなサービスを提供しているので、ゆうメールの代替策をいくつか紹介します。
ゆうメールだと配達時間が遅い!もっと早く・安く送る方法はある?
ゆうメールにこだわらず、日本郵便のその他のサービスと比較して選択肢も考えてみましょう。
スマートレター | ゆうパケット | レターパック | クリックポスト | |
発送できるもの | 信書もOK | 小さな荷物 | 信書もOK | 衣料品、冊子、CDなど |
サイズ | A5サイズ、厚さ2cm、重さ1kgまで | 3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm、重さ1kg以内 | A4サイズ、4kgまで | 長さ14~34cm、幅9~25cm、厚さ3cm、重さ1kg以内 |
送料 | 180円 | 厚さ~1cm 250円 厚さ~2cm 310円 厚さ~3cm 360円 |
プラス 520円 ライト 370円 |
188円 |
利用方法 | 専用スマートレターを購入後ポスト投函または窓口 | 専用宛名シールを郵便局で受け取り、ポスト投函または窓口 | 専用レターパックを購入後ポスト投函または窓口 | ネットで運賃決済、ラベルを印刷してポスト投函または窓口 |
配達方法 | 郵便受け(*) | 郵便受け(*) | プラスは対面 ライトは郵便受け(*) |
郵便受け(*) |
配達日 | 翌日~3日程度(差出元・あて先の地域による) | |||
日曜・休日配達 | × | ○ | × | × |
配達日指定 | × | × | × | × |
配達時間指定 | × | × | × | × |
追跡サービス | × | ○ | ○ | ○ |
*郵便受けに入らない場合は再配達で対面受け渡しとなるので、不在票を確認してください。
上記のように、配達日や時間についてはゆうメールと同じ扱いになりますが、ゆうパケットはオプション不要で365日配達していることや、追跡サービスがある点は大きな魅力ですね!
ただし、いずれもゆうメールと同じように配達時間指定はできません。
どうしても配達時間指定したい場合は、「ゆうパック」を活用しましょう。
ゆうパックの料金がお得になる裏ワザとは?
ゆうパックは7種類の配達時間希望を指定できます。
- 午前中
- 12~14時頃
- 14~16時頃
- 16~18時頃
- 18~20時頃
- 19~21時頃
- 20~21時頃
また、配達日も指定でき、メールやLINEでお届け予定をお知らせする「e受取アシスト」も利用できます。
LINEで利用する場合は、LINE公式アカウント「郵便局(eお届け通知)」を友達登録すると、ゆうパックのあて名ラベルに記載された電話番号とLINEに登録されている電話番号が一致している場合に配信されます。
できるだけ早く、時間指定もできるようにしたい場合はゆうパックを選択するのがおすすめです。
ゆうパックの料金をお得にするには、持込割引とスマホ割アプリを使う方法があります。
持込割引
郵便局の窓口に荷物を持ち込みするだけで、1個につき120円割引されます。
スマホ割アプリ
事前に専用アプリをダウンロードしてください。
専用スマホアプリから申込手続きを行います。料金のお支払いにクレジットカード登録が必須です。
「ゆうパックスマホ割アプリ」を利用すると180円割引、郵便局受け取りにするとさらに100円割引されます。
通常 | 810円 |
持込割引(通常の120円引) | 690円 |
スマホ割アプリ(通常の180円引) | 630円 |
スマホ割アプリ・郵便局受取 (上記のさらに100円引き) | 530円 |
このような割引サービスも活用するとお得に発送できるので、覚えておくと便利ですね!
まとめ
ゆうメールの配達時間について調べた結果をまとめます。
- ゆうメールは配達時間指定できない
- 基本的に平日(土曜含む)の9時~18時頃に郵便受けに配達
- オプションの速達や配達日指定なら日曜・祝日も配達される
- ポスト投函もでき、土日でも受付できる郵便局の窓口がある
- 普通郵便と同様のオプションサービスの利用が可能
- 着払いなど対面受け渡しの場合で再配達なら時間指定も可能
- 配達日数は地域や集荷時間によって異なるが翌日~3日程度
- ゆうメール以外にもさまざまな発送方法がある
ゆうメールを利用する際の「1kgまでの冊子とした印刷物やCD・DVD」という制限は大きいかもしれませんが、荷物の内容によってサービスを使い分けることで、なるべく送料の負担を減らすのが上手な買い物とも言えます。
「中古の書籍やディスクを個人間でやり取りしたい時は、なるべく”ゆうメール”を利用する!」など、パターン分けで意識しておくと便利でしょう。
また基本的には普通郵便と変わらないので、差出人としても受取人としても手軽なサービスだなと私は思います。
受取人が在宅かどうかを気にしなくていいし、料金が安くなれば嬉しいですしね。
ゆうメールは普通郵便と同様に集荷のタイミングに左右される分、速達やゆうパックなどと比べて1~2日は遅れることもあります。その代わり、安く済むのが魅力。
安い分だけサービスに制限はありますが、うまく利用していきたいですね。